月別: 2025年8月

 

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《法律時報》とは
時事法律解説をはじめ、中堅法律家のライフワークともいえる研究論文発表の場として定評のある唯一の専門誌。創業以来、「市民のための法律学」の立場に立ち、問題提起を行ってきた。最新の法律問題、判例情報にも素早く対応しつつ、理論的に深みのある本格的な分析を行う。特集は、学界のオピニオンリーダーとなっている。

◆2025年11月号 「法」的側面から見た租税制度<好評発売中!>

近年日本は過去最高税収を上げているが、現在の租税制度は妥当なのか。法的側面に関わる租税政策につき多様なテーマを検討する。

企画趣旨

 近年、国政選挙や主要政党の代表選挙において、租税制度がしばしば争点の一つになっている。とりわけ、租税制度の法的側面に関わるテーマが注目を集めている。やや一般化して言えば、租税政策について、財政立憲主義や平等原則のような憲法上の諸原理及び国際法上の規律管轄権・執行管轄権のような法的観点から語ることの重要性が … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

——2025年11月号目次——

◇特集 「法」的側面から見た租税制度

企画趣旨 … 渕 圭吾
[鼎談] 租税法研究の魅力 … 中里 実・浅妻章如・渕 圭吾(司会)
最低生活費非課税の原則をめぐる諸問題 … 松本奈津希
実額に基づかない課税制度の今日的意義――フランスの「フォルフェ」について … 平川英子
消費税制度の持続可能性 … 西山由美
ふるさと納税制度の問題点と今後の方向性 … 今本啓介
無形資産の越境可動性は不動産と同程度 … 浅妻章如
コモンウェルスにおける租税史の研究動向 … 片山直子

◇小特集 同性婚要請説・再考

企画趣旨 … 篠原永明
法典論争延期派の旧民法人事編解釈――穂積八束と奥田義人 … 坂井大輔
憲法24条の「変遷」?――その解釈の限界 … 山崎友也
婚姻と親子関係の連動性 … 羽生香織
同性婚と親子関係法――憲法の観点から … 篠原永明

論説

親族である名義人の承諾に基づくETCカードによる高速道路の利用と電子計算機使用詐欺罪 … 松原芳博

信用の基礎理論構築に向けて・14-1
近松門左衛門『冥途の飛脚』に見る信用をめぐる社会構造(上) … 桑原朝子

メタ「法学入門」・13
民法学 その7 … 小粥太郎

法的判断において「議論」が果たす役割の諸相――法学と議論学との協働・9 [最終回]
コメント――「議論」に関する既存の研究との対比 … 西村友海

民事法律扶助制度の改革・9
エンパワーメント型の法律扶助の可能性 … 飯田 高

日本の民主主義・2
SNS時代の日本の選挙運動規制再考 … 上田健介

憲法と家族法の交錯・11
親権制限における親の権利と子の福祉――児童虐待を中心に … 阿部純一

行政法学のリ・デザイン――二元的思考を超えて・17-2 [最終回]
国内法と国際法のはざま(下) … 原田大樹

名誉毀損・侮辱を巡る比較刑法研究・2-3
イギリスにおける名誉保護法制(3・完) … 山田 慧

拘禁刑時代の施設内処遇・13
刑事収容施設における医療――拘禁刑下処遇における同等性実現に向けた改革への期待と懸念 … 松田亮三

デジタルプラットフォームと経済法の世界的新展開・2
ランキング表示における自己優遇――AT40703 – Amazon Buy Box[2022] … 瀬領真悟

法律時評

刑事手続における情報通信技術の活用――刑事手続のデジタル化に係る法改正緑 大輔

(Web日本評論にて月初に全文公開中。会員登録でお読みいただけます。登録は無料です)