経済セミナー 編集部ブログ 今月の最新記事

新連載:石原章史・伊藤秀史「関係的契約の経済学」スタート(2020/07/03)

『経セミ』2020年8・9月号より、以下の新連載がスタートします!

石原章史・伊藤秀史関係的契約の経済学:長期継続的関係が支える自己規律のメカニズム

契約理論の重要トピックとして近年、理論・実証研究が蓄積され、応用範囲も幅広い「関係的契約の理論」を、基礎から丁寧に解説します。

組織や職場では、なぜ明文化されたルールがなくても、組織の目標に向かって人々が貢献するのか。そのメカニズムを理論的に明らかにしていきます。カギとなるのは、長期に続く関係性です。企業組織や企業間の取引の事例などを紹介しながら、分かりやすく解説していきます。

第1回のタイトルは「公式契約と関係的契約」です!


■ウェブ付録

本連載では、ウェブ付録を提供します。付録では、本論の解説の補足や、テーマごとに参考文献の紹介などを行っていく予定です。

特設サイトは【こちら】から。ぜひご利用ください!


■著者紹介

石原章史(いしはら・あきふみ)

東京大学社会科学研究所准教授。
2012年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士課程修了(Ph.D. )。
アーヘン工科大学博士研究員、京都大学大学院経済学研究科講師、政策研究大学院大学助教授、同准教授を経て、2019年より現職。
主著:“Role of Information Rents in Relational Contracts,” (Journal of Economics & Management Strategy, 25(4): 936-957, 2016); “Relational Contracting and Endogenous Formation of Teamwork,” (RAND Journal of Economics, 48(2): 335-357, 2017).

伊藤秀史(いとう・ひでし)

早稲田大学大学院経営管理研究科教授。
1988年、スタンフォード大学ビジネス・スクール博士課程修了(Ph.D. )。
京都大学経済学部助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、一橋大学大学院商学研究科教授等を経て、2017年より現職。
主著:『ひたすら読むエコノミクス』(有斐閣、2012年); 『組織の経済学』(小林創、宮原泰之と共著、有斐閣、2019 年); “Formal Contracts, Relational Contracts, and the Threat-Point Effect,”(with H. Morita, American Economic Journal: Microeconomics, 7: 318-346, 2015).

経セミ「note」はじめました!(2020/05/11)

経済セミナー編集部より、「note」をはじめました!

以下のURLからご覧いただくことができます。

https://note.com/keisemi

『経済セミナー』通常号のお知らせに加えて、特集や連載の追加情報や裏話その他、オススメの関連文献のご紹介など、さまざまにお役立て頂ける記事を投稿していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!


 

経セミ編集部の「Twitterアカウント」でも随時さまざまな情報をお知らせしています。
こちらもあわせて、ぜひご覧いただけたら幸いです。

https://twitter.com/keisemi

2020年4・5月号からの新連載:経済実験(2020/02/10)

『経済セミナー』2020年4・5月号より、新連載が始まります!

林良平・佐々木俊一郎・川越敏司
「体験して学ぶ経済学:教室実験のすすめ」


 

経済学やゲーム理論の基本的なアイデアを、実験を通じて実際に体験しながら理解し、頭と身体に染み込ませていこう!という趣旨の連載です。はじめて学ぶ方々はもちろん、教室で実験を実践してみたい先生方や、学生の皆さんにも参考になる情報が満載です。


実験は、「XEE(エックス・イー・イー)」というツールを使って手軽にトライできる方法も案内します。従来の方法よりもより親しみやすいものになっています。

→XEE【リンク】(著者のお一人、林良平先生を中心に開発しているツールです)


また、サポートウェブサイトでは、実験に必要な材料やお役立ちを公開して、連載の内容をフォローしていきます。ぜひご期待ください!

→サポートサイト【リンク

「経セミe-Book」の案内サイトを開設!【2020/02/03】

『経済セミナー』各号の「特集記事」を中心に集めた電子書籍、『経済セミナー e-Book』のラインナップと、各号の内容を紹介した特設サイトをアップしました。ご好評いただき、ラインナップも現在16冊まで増えてきました!

【こちら】

コメント 2020-02-03 120052

 

経セミe-Bookは、【Amazon Kindle版を、各500円(本体価格)】で発売しています。
バックナンバーからも特集コンテンツをどんどん追加中です!
学習に役立つ企画、現実の問題に経済学で切り込む企画、新学期のガイダンス企画、各分野のホットトピックをナビゲートする企画など、さまざまなラインナップでお届けします!

今後のラインナップもぜひご期待ください。


 

 

コメント 2020-02-03 120319

 

 

【経セミ2020年2・3月号】2019年ノーベル経済学賞特集・ウェブ付録(2020/1/21公開)

『経済セミナー』2020年2・3月号収録の、トピックス1「2019年ノーベル経済学賞」の補足情報を以下の特設サイトでご案内しています。

手島健介先生(一橋大学准教授)によるバナジー、デュフロ、クレマーらのRCTアプローチ、および開発経済学の最前線を学べる情報リンク集です。ぜひご活用ください!

表紙画像

特設サイトはこちら→【リンク】

以下の項目別に、補足情報や役に立つ文献をガイドしています。

はじめに
1.本稿の補足情報の紹介
2.開発経済学の最近の潮流と、受賞研究への入門
3.ノーベル経済学賞受賞スピーチと公式解説
4.受賞者たちの著作、その他の講演
5.RCTアプローチへの批判


あわせて、手島健介先生による、Miguel, E. and M. Kremer (2004) “Worms: Identifying Impacts on Education and Health in the Presence of Treatment Externalities,” Econometrica, 72(1), pp.159-217. の解説記事(以下の記事の拡充版、ver. 1:2020年1月21日)をアップ。ぜひご覧ください! →【リンク

手島健介 (2008)「外部性のある状況でのプログラムの効果の測定(海外論文SURVEY  vol.6)」『経済セミナー』2008年9月号。

 


トピックス1「2019年ノーベル経済学賞」は、以下の2本の記事で構成:

  • 青柳恵太郎・小林庸平「RCT革命は開発政策の現場をどう変えたのか?」
    手島健介「研究と実践のサイクルを変えた技術革新:バナジー、デュフロ、クレマーのRCTアプローチ 」

 

室岡健志「行動経済学」連載第2回 ウェブ付録(2019/11/13up)

経済セミナー連載(2019年10・11月号よりスタート)
室岡健志「行動経済学:人の心理を組み入れた経済理論」

連載第2回 セルフコントロール問題とコミットメントの有用性 ウェブ付録
(『経済セミナー』2019年12月・2020年1月号掲載)

このサイトでは、連載第2回の内容に関連する論文(サーベイや応用研究を中心に)を紹介しています。

タイトルMBE_2

本連載全体のサポートサイトは【こちら


■セルフコントロール・コミットメントに関する概説論文
著 者:Bryan, Gharad; Karlan, Dean; Nelson, Scott
タイトル:Commitment Devices 【サーベイ論文】
掲載誌:Annual Reviews of Economics
出版年:2010年

■セルフコントロール・貯蓄・実証
著 者:Duflo, Esther; Kremer, Michael; Robinson, Jonathan
タイトル:Nudging Farmers to Use Fertilizer: Theory and Experimental Evidence from Kenya
掲載誌:American Economic Review
出版年:2011年

■セルフコントロール・貯蓄・実証
著 者:Schilbach, Frank
タイトル:Alcohol and Self-Control: A Field Experiment in India
掲載誌:American Economic Review
出版年:2019年

■セルフコントロール・貯蓄・理論&実証
著 者:Laibson, David I; Repetto, Andrea; Tobacman, Jeremy; Hall, Robert E; Gale, William G; Akerlof, George A
タイトル:Self-control and saving for retirement
掲載誌:Brookings Papers on Economic Activity
出版年:1998年

■セルフコントロール・貯蓄および退職行動・理論
著 者:Diamond, Peter; Koszegi, Botond
タイトル:Quasi-hyperbolic discounting and retirement
掲載誌:Journal of Public Economics
出版年:2003年

■セルフコントロール・貯蓄および年金・理論
著 者:Carroll, Gabriel D.; Choi, James J.; Laibson, David; Madrian, Brigitte C.; Metrick, Andrew
タイトル:Optimal Defaults and Active Decisions
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:2009年

室岡健志「行動経済学」連載第1回 ウェブ付録(2019/09/12up)

経済セミナー連載(2019年10・11月号よりスタート)
室岡健志「行動経済学:人の心理を組み入れた経済理論」

連載第1回 行動経済学への招待 ウェブ付録
(『経済セミナー』2019年10・11月号掲載)

このサイトでは、連載第1回で紹介されたセルフコントロールの問題に関連する研究論文です(論文タイトルにリンクが貼られています)。

本連載全体のサポートサイトは【こちら

タイトルMBE_1

 


■セルフコントロール・貯蓄行動・理論
著 者:Laibson, David
タイトル:Golden Eggs and Hyperbolic Discounting
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:1997年

■セルフコントロール・貯蓄行動・理論
著 者:Diamond, Peter; Koszegi, Botond
タイトル:Quasi-Hyperbolic Discounting and Retirement
掲載誌:Journal of Public Economics
出版年:2003年

■セルフコントロール・貯蓄行動・実証
著 者:Ashraf, Nava; Karlan, Dean; Yin, Wesley
タイトル:Tying Odysseus to the Mast: Evidence From a Commitment Savings Product in the Philippines
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:2006年

■セルフコントロール・購買行動・理論
著 者:DellaVigna, Stefano; Malmendier, Ulrike
タイトル:Contract Design and Self-Control: Theory and Evidence
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:2004年

■セルフコントロール・購買行動&健康・実証
著 者:DellaVigna, Stefano; Malmendier, Ulrike
タイトル:Paying Not to Go to the Gym
掲載誌:American Economic Review
出版年:2006年

■セルフコントロール・健康・実証
著 者:Acland, Dan; Levy, Matthew R.
タイトル:Naivete, Projection Bias, and Habit Formation in Gym Attendance
掲載誌:Management Science
出版年:2015年

■セルフコントロール・教育・実証
著 者:Ariely, Dan; Wertenbroch, Klaus
タイトル:Procrastination, Deadlines, and Performance: Self-Control by Precommitment
掲載誌:Psychological Science
出版年:2002年

■セルフコントロール・求職活動・理論&実証
著 者:DellaVigna, Stefano; Paserman, M. Daniele
タイトル:Job Search and Impatience
掲載誌:Journal of Labor Economics
出版年:2005年

■セルフコントロール・労働契約・実証
著 者:Kaur, Supreet; Kremer, Michael; Mullainathan, Sendhil
タイトル:Self-Control at Work
掲載誌:Journal of Political Economy
出版年:2015年

 ■セルフコントロール・課税&健康・理論&実証
著 者:Gruber, Jonathan; Koszegi, Botond
タイトル:Is Addiction “Rational”? Theory and Evidence
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:2001年

■セルフコントロール・課税&健康・理論
著 者:O’Donoghue, Ted; Rabin, Matthew
タイトル:Optimal Sin Taxes
掲載誌:Journal of Public Economics
出版年:2006年

■セルフコントロール・医療・理論
著 者:Baicker, Katherine; Mullainathan, Sendhil; Schwartzstein, Joshua
タイトル:Behavioral Hazard in Health Insurance
掲載誌:Quarterly Journal of Economics
出版年:2015年

発売!『経済セミナーe-book』No.10【消費税で入門!公共経済学】(2019/09/04)

消費税で入門!公共経済学(経済セミナー e-Book 10)の配信を開始!

『経済セミナー』2019年8・9月号の特集記事をまとめて、本体500円の電子ブック(Kindle プリントレプリカ)でご提供します。ぜひご利用下さい!

【消費税で入門!公共経済学】
2019年10月に予定される消費税引き上げをめぐり景気への悪影響が懸念される一方、社会保障をはじめとする公共サービスの財源確保も重要な課題である。消費税率の改定を機に、税や政府の役割、さらには公共経済学の役割について、日本の事例やデータを紹介しつつ、考えたい。


KSeb10


【主な目次】

【対談】消費税と社会保障のゆくえ……佐藤主光×鈴木亘
消費税は景気を悪くするのか?:税制とマクロ経済……平賀一希
消費税と地方財政の関係は?:安定財源としての地方消費税……上村敏之
なぜ消費税を上げるのは難しいのか?:消費増税の政治経済学……小林航
なぜ消費税を上げるのか?:最適課税理論と日本の選択肢……西村幸浩
行動経済学は税制を変えるのか?:行動経済学と税制……國枝繁樹

発売!『経済セミナーe-book』No.9【徹底マスター!最適化】(2019/07/24)

『経済セミナーe-book』No.9(徹底マスター!最適化)の配信を開始!

『経済セミナー』2011年10・11月号掲載で、長らく好評を頂いていた特集記事をまとめたものです。経済学で必須の知識である「最適化」を、初級から中級以上までガイドします。

KSeb9

【徹底マスター!最適化】
経済数学の重要ポイントである最適化。初学者から上級まで、それぞれの段階の最適化問題を紹介しつつ、自分で解けるようにする。

【対談】数学からみる経済学:社会のモデル化と数学的手法……楠岡成雄×武隈愼一
・経済数学事始め……丹野忠晋
・制約付き最大化問題を解く……図斎大
・経済学で出る包絡線定理……尾山大輔・安田洋祐
・経済学と不動点定理……浦井憲
・分離超平面定理とその応用……原千秋
・マクロ経済学における動的最適化……上東貴志

室岡健志「Workshop on Behavioral Contract Theoryを開催して」補足情報(2019/06/13)

『経済セミナー』2019年8・9月号掲載の、室岡健志「Workshop on Behavioral Contract Theoryを開催して」(学会・研究会レビューVol.26)の補足情報を提供しています。

以下では、ワークショップ当日の報告論文、および本誌で紹介された関連研究、室岡先生ホームページで公開中の詳細情報へのリンクを紹介しています。

 

■当日の報告論文、および本誌で言及した論文等(報告順、所属は2019年6月時点)

 

1) Hideshi Itoh(伊藤秀史、早稲田大学)

[報告論文]
“Image Concerns in Teams.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Hideshi Itoh (2004) “Moral Hazard and Other‐Regarding Preferences,” Japanese Economic Review, 55(1):18-45.

 

2) Matthias Fahn(オーストリア・リンツ大学)

[報告論文]
“Reciprocity in Dynamic Employment Relationships.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Matthias Fahn and Hendrik Hakenes “Teamwork as a Self-Disciplining Device,” American Economic Journal: Microeconomics, forthcoming.

 

3) Heiko Karle(ドイツ・フランクフルト金融経営大学)

[報告論文]
“Consumer Search and the Uncertainty Effect.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Heiko Karle and Martin Peitz (2014) “Competition under Consumer Loss Aversion,” RAND Journal of Economics 45(1): 1-31.
Heiko Karle and Heiner Schumacher (2017) Advertising and Attachment: Exploiting Loss Aversion through Pre-Purchase Information,RAND Journal of Economics 48(4): 875-1135.

 

4) Takeshi Murooka(室岡健志、大阪大学)

[報告論文]
“Zero Prices: Optimal Pricing of Experience Goods under Consumer Loss Aversion.”
[報告論文に関連した自身の出版論文]
Kohei Daido and Takeshi Murooka (2016) “Team Incentives and Reference-Dependent Preferences,” Journal of Economics & Management Strategy, 25(4): 958-989.
Kohei Daido, Kimiyuki Morita, Takeshi Murooka, and Hiromasa Ogawa (2013) “Task Assignment under Agent Loss Aversion,” Economics Letters, 121(1): 35-38.

 

5) Fabian Herweg(ドイツ・バイロイト大学)

[報告論文]
“Salience in Retailing: Vertical Restraints on Internet Sales.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Fabian Herweg, Daniel Muller and Philipp Weinschenk (2010) “Binary Payment Schemes: Moral Hazard and Loss Aversion,” American Economic Review, 100 (5): 2451-2477.
Fabian Herweg and Konrad Mierendorff (2013) “Uncertain Demand, Consumer Loss Aversion, and Flat-Rate Tariffs,” Journal of the European Economic Association, 11(2): 399-432.

 

 

6) Antonio Rosato(オーストラリア・シドニー工科大学)

[報告論文]
“Projection of Private Values in Auctions.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Antonio Rosato (2016) “Selling Substitute Goods to Loss-Averse Consumers: Limited Availability, Bargains and Rip-offs,” RAND Journal of Economics, 47(3): pp.709-733.
Antonio Rosato and Agnieszka A.Tymula (2019) Loss aversion and competition in Vickrey auctions: Money ain’t no good,” Games and Economic Behavior, 115, pp.188-208.

 

 

7) Paul Heidhues(ドイツ・デュッセルドルフ大学)

[報告論文(基調講演)]
 ”Identifying Procrastination from the Timing of Choices.”
[記事内で言及された同氏の出版論文]
Paul Heidhues and Botond Kőszegi (2018) “Behavioral Industrial Organization,” in B. Douglas Bernheim, Stefano DellaVigna and David Laibson (eds.) Handbook of Behavioral Economics: Applications and Foundations 1, North-Holland, Chapter 6.

 

 

■当日のプログラム等

室岡健志先生(大阪大学大学院国際公共政策研究科)ホームページにて、当日のプログラム等の情報が公開されています。ぜひご覧ください。

Workshop on Behavioral Contract Theory, Osaka, April 20, 2019