雑誌詳細:法学セミナー  2018年10月号

2018年10月号 通巻 765号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
国際法の最新論点
——国際社会の変化と国際法の展開
定価:税込 1,512円(本体価格 1,400円)
在庫あり
発刊年月
2018.09
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
132ページ
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内容紹介

国際法の講義では十分に扱うことのできない論点を深くじっくり学ぶことで、国際法のおもしろさを体感できる発展企画。国際社会とリンクした、国際法の魅力を示す。

[特集]
国際法の最新論点
——国際社会の変化と国際法の展開

本特集のねらい……森肇志・岩月直樹

領域に関する原始権原……深町朋子
——領域権原論は何をどこまで扱うのか

公海漁業規制……西村 弓

国際テロリズムに対する武力行使……根本和幸

国際裁判の機能……李 禎之
——国際社会における「客観的」判断の役割

第三国による対抗措置……岩月直樹

国連安保理による制裁と人権保障……加藤 陽

国際法と立憲主義……伊藤一頼
——グローバルな憲法秩序を語ることは可能か


[法学者の本棚]
日本民法学説史の貴重な一里塚……清水恵介
加藤雅信ほか編『民法学説百年史——日本民法施行100年記念』


[ロー・ジャーナル]
トランプ大統領による入国禁止令と司法(4)……福嶋敏明
メキシコ国境沿いのティファナ川国際環境紛争リポート……吉田邦彦
——水法研究の皮切りとして

[ロー・アングル]
裁判所は人生劇場 19……北尾トロ
オウム事件と僕が駆け出しの頃

[ロー・クラス]
アメリカ憲法判例の最前線 9……坂田隆介
Zubik v. Burwell,136 S. Ct. 1557 (2016) 判決(2016年5月16日)

統治機構論探訪 18……赤坂幸一
最高裁判例の形成過程(1)

債権法講義[各論] 27……河上正二
消費貸借

現代刑法の理論と実務——総論 7……松宮孝明
故意と錯誤

応用刑法2—各論 5……大塚裕史
窃盗罪における主観的要件(1)——故意の内容と不法領得の意思の要否

伝聞法則に強くなる 7……後藤 昭
実況見分調書と立会人の指示説明


[最新判例演習室]
憲法/堀口悟郎
君が代再雇用等不合格事件上告審判決
[最一小判平30・7・19 LEX/DB文献番号25449587]

行政法/桑原勇進
自然保護団体等の原告適格
[札幌高判平30・1・17 判時2370号19頁]

民法/松浦聖子
個人情報の漏えいによるプライバシー侵害と不法行為の成否
[最二小判平29・10・23 判タ1442号46頁]

商法/鳥山恭一
監査役の権限を会計監査に限定する大会社の定款の定め
株式会社安愚楽牧場事件
[大阪高判2017・4・20金判1519号12頁(原判決取消・請求棄却、上告・上告受理申立て)]

民事訴訟法/川嶋四郎
仲裁人の開示義務違反の要件等と仲裁判断の取消可能性
[最三小決平29・12・12 民集71巻10号2106頁]

刑法/豊田兼彦
強盗罪の実行の着手
[東京地判平29・9・29 LEX/DB文献番号25448954]

刑事訴訟法/中島 宏
捜査におけるビデオ撮影
[さいたま地判平30・5・10 LEX/DB文献番号25560354]

労働法/山下 昇
業務手当の時間外労働等に対する対価該当性
未払い賃金等請求事件
[最一小判平30・7・19 裁判所HP883/087883_hanrei.pdf]


[ライブラリー]
新刊ガイド

[ロー・フォーラム]
裁判と争点 
立法の話題 
最新立法インフォメーション

[コラム]
司法書士の生活と意見 
弁護士事件ファイル 
判事補メモ 

法学セミナー2018年11月号(2018年10月12日発売)
予価本体1400円+税

特集=諫早湾干拓紛争の諸問題
   ——法学と政治学からの分析

問題が複雑化し、長期化して、法が用意する紛争解決ツールの限界が見える諫早湾干拓訴訟。この問題に分野横断的に挑戦する。

諫早湾干拓紛争とは何か……樫澤秀木
開門派弁護団インタビュー——堀良一・馬奈木昭雄弁護士に聞く
開門反対派弁護団インタビュー——山下俊夫・西村広平弁護士に聞く
民事裁判による紛争解決とその限界……岡庭幹司
紛争処理システムとしての裁判制度の意義と限界……加藤雅俊
紛争をめぐる政治部門と裁判所……御幸聖樹
大規模公共事業をめぐる行政過程と行政訴訟・民事訴訟……児玉 弘
諫早湾干拓紛争をめぐる裁判における因果関係判断の検討……宮澤俊昭
民事紛争処理手続の今後の課題……西川佳代