数学セミナー 編集部ブログ 今月の最新記事

数学セミナー2017年2月号 好評発売中!

特集◎整数の分割

誰でもわかる素朴な対象ながら,「数論」や「組合せ論」などの奥深い数学へ繋がる「整数の分割」.
今回は,インドの天才数学者ラマヌジャンをも魅了した不思議な分割数の世界を覗いてみよう.

4分割数とは◎高瀬幸一

分割数の漸近公式と円周法◎金子昌信

制限分割の数え上げ◎安東雅訓

ロジャーズ-ラマヌジャン恒等式◎山田裕史

シューア分割定理◎土岡俊介

映画『奇蹟がくれた数式』を観て◎小野 孝

江戸時代のユークリッド互除法(1)◎深川英俊

数学セミナー2017年1月号

特集◎目に見えない図形を扱うには

高校までの図形は形を目で見て捉えられたが,現代の幾何学では,高次元のものや抽象的な対象が当然のように扱われる.
今回は,このような図形をどう表現し扱うのかを紹介する.

4次元の多面体を「見る」には◎小森洋平

集合のことばで幾何を扱う/位相の考えかた◎藤田博司

微分のことばで幾何を扱う/微分幾何◎田崎博之

写像のことばで幾何を扱う/モース理論◎丹下基生

代数のことばで幾何を扱う(1)/代数幾何◎安藤哲哉

代数のことばで幾何を扱う(2)/代数的トポロジー◎玉木 大

[新連載]
計算するたのしみ――スターリング数のいる風景
◎梅田 亨

ジョー・ケラーと応用数学の時代◎時枝 正

スーパーコンピューティング・コンテスト2016◎渡辺 治

数学セミナー2016年12月号

特集◎デザインと数学

数学的な発想で作られた造形物は古来よりあるが,現代ではより進化をした形で数学が活かされている.
今回は種々の数学的造形を通じ,目に見える「数学の美しさ」を紹介する.

立体の形と機能◎手嶋吉法

構造形態学と折紙◎舘知宏

デザインと数学の架け橋を/野老朝雄氏インタビュー

プロダクトデザインと数学◎安次富隆

変化する空間をデザインする◎チームラボ

デザインにひそむ数学に触れてみよう/「数理女子」ワークショップに参加して

お化け煙突の謎◎上原隆平

京都大学ガロア祭/問題と解説◎入谷寛・池田保

数学セミナー2016年11月号

特集◎リーマンが目指したもの

19世紀を代表する数学者の一人でありながら道半ばにして夭逝したベルンハルト・リーマン.没後150年にあたり,彼が遺した研究が現代の数学においてどのように深化したのかを紹介する.

リーマンと空間概念◎加藤文元

リーマンと幾何学◎勝田 篤

リーマンと双対性◎黒川信重

リーマン予想と深リーマン予想◎小山信也

リーマンと関数論◎宮地秀樹

リーマン-ヒルベルト対応◎山川大亮

第57回国際数学オリンピック香港大会/問題と解説
◎森田康夫

NOTE/講評と解説◎ZZZ

数学セミナー2016年10月号

特集◎測度とは何か

抽象性が高く,難解というイメージが根強い測度論.
「いったい何なのか」「何が嬉しいのか」「何に使えるのか」をはじめ,
理解の急所をいくつか挙げて,測度についてじっくり考える.

測度とは何か/それは数学の世界の精巧な測定器◎植田好道

ルベーグ積分とは何か ◎斎藤新悟

確率論と測度論◎杉田 洋

フーリエ解析に現れた測度0の不思議な集合◎田中 仁

ルベーグ非可測集合の存在とバナッハ-タルスキの逆理◎菊池 誠

測度と巨大基数◎池上大祐

[新連載]
超モース理論をめぐる旅
◎佐久間一浩
      準備その1

数学セミナー2016年9月号

特集◎私の選ぶとっておきの数式

数学をする者にとって,誰しもお気に入りの数式があるはず.
今回は,さまざまな分野の研究者の皆さんが,思い入れや特徴的のある数式を,
背景や拡がりを含めて紹介します.

寺尾の分解定理◎吉永正彦

五角数定理◎渋川元樹

連続体仮説◎依岡輝幸

ガウスのTheorema Egregium◎山田澄生

Donaldson-二木不変量の交点数公式◎尾高悠志

正17角形の作図◎谷口隆

全微分可能性とアーベル変形について◎澤野嘉宏

算術幾何平均に関する不変量◎竹内慎吾

Dedekind環のイデアルの 素イデアル分解◎縫田光司

“名画”ナヴィエ-ストークス方程式──ある鑑賞法◎坂上貴之

同期現象と蔵本モデル◎千葉逸人

岡の上空移行の原理◎濱野佐知子

ハミルトンの最小作用の原理◎柴山允瑠

オイラーの公式とその応用◎小関健太

準同型定理◎中岡宏行

2015年度武蔵野大学数理工学コンテスト
◎西川哲夫+友枝明保+羽田野湧太

数学セミナー2016年8月号 

特集◎情報理論入門

情報化社会において,欠かすことのできない数学である「情報理論」.今回は情報理論の基礎から,古典的な理論を越えた,近年のさまざまな分野への広がりまでを紹介する.

情報理論とは◎葛岡成晃

情報スペクトルの理論◎八木秀樹

情報理論と乱数生成◎植松友彦

シャノンと暗号◎古賀弘樹

符号理論◎森 立平

MDL原理と確率的コンプレキシティ◎竹内純一

視知覚と錯視の数理科学から生まれる新しい画像処理技術
◎新井仁之

お詫びと訂正

『数学セミナー』2016年7月号「折って楽しむ折り紙セミナー」
92ページの工程図に誤りがありました.詳しくはこちらをご覧ください.

数学セミナー2016年7月号 

特集◎中心極限定理から広がる確率論

誰もが知る確率・統計の基本定理でありながら,きちんと理解することが難しい「中心極限定理」.今回は,この定理を中心に据えて,そこから広がる確率論や統計学を応用も交えて紹介する.

確率の基礎と大数の法則◎森 真

中心極限定理のはじめからおわりまで◎原 啓介

対称マルコフ過程における極限定理◎竹田雅好

中心極限定理とファイナンス◎深澤正彰

統計学への応用/統計的検定における中心極限定理の活躍◎廣瀬雅代

正規分布中心時代のエピソード◎岩沢宏和

倭人の暦を探る/数字から読み解く歴史の謎◎谷崎俊之

NOTE/講評と解説◎ZZZ

数学セミナー2016年6月号 

特集◎線形代数の質問箱

大学の授業が進みつつあるこの時期,「線形独立」や「行列式」,「固有値・固有ベクトル」など,抽象的な内容に戸惑う大学1・2年生が抱きそうな「線形代数」にまつわる素朴な疑問・質問をいくつかとりあげて,線形代数を身につけたり役立たせるための手助けを行います.

線形代数はどんな代数?◎桂利行

線型独立がわかりにくいのはなぜか◎脇克志

行列式よ,お前は一体何者なのか?──あるいは,行列式の弁明◎海老原円

固有値と固有ベクトルがディープに出現しすぎる件◎西山享

核,像,階数がわからない件◎梶原健

線形代数はどこで使われているか◎高松瑞代

線形代数は何の役に立つのか◎河野俊丈

冬の旅ポーランドとチェコへの数学の旅◎渕野昌