数学セミナー 編集部ブログ 今月の最新記事

数学セミナー2017年5月号 好評発売中!

特集◎中学・高校の公式から大学数学へ

「公式」は暗記をして問題を解くための道具という印象が強いが,実際には背後に深い数学がある.今回は中学高校で登場する公式を出発点に,大学数学の深化の様子を概観する.

三角形の内角の和/古代と現代,小中高と大学を結びつける数学◎牛瀧文宏

友達の友達は…/合同式は現代数学への搭乗券◎青木貴史

三平方の定理から統計科学へ◎清 智也

組合せ和の公式◎小関健太

2次方程式の解の公式からガロア理論へ◎青木美穂

“1/6公式”から超幾何関数へ◎筧 三郎

映画『僕と世界の方程式』と国際数学オリンピック◎中島さち子

数学セミナー2017年4月号

特集◎数学の学び方

数学はどのように勉強すれば良いのだろうか.大学の数学科をはじめ,大学以外でも学べる環境が整備され始めている今,数学を学ぶすべての人たちに向けて心構えを伝授する.

大学1, 2年生での数学の学び方◎増田 哲

数学の研究者になるには◎岡本 久

数学科の学生生活を楽しもう!/学校数学の大学数学との見かけ上の不連続性と不可視の連続性◎長岡亮介

楽しく学ぶ数学◎中村 滋

数学が必要になるとき,なったとき/再学習への心構え◎松森至宏

[新連載]
試験のゆめ・数理のうつつ◎時枝 正

[新連載]
楕円積分と楕円関数――おとぎの国の歩き方◎武部尚志

[新連載]
[インタビュー連載] 数学トラヴァース
◎川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)にきく

[新連載]
よみがえる非ユークリッド幾何◎足立恒雄

[新連載]
詰将棋の世界◎齋藤夏雄

[新連載]
表紙の裏側◎矢崎成俊

[新連載]
数学者たちのいるところ◎円城 塔

[教育提言]
言葉の定義を大切にしよう
◎芳沢光雄

2016年ノーベル物理学賞について/物質中に普遍的に存在するトポロジカルな構造
◎初貝安弘

数学セミナー2017年3月号

特集◎フラクタルの今

マンデルブロにより提唱された図形の自己相似性を表す概念である「フラクタル」.
今回は,数学の各所に現れるフラクタルとともにブームから30年が経った研究の今を垣間見る.


複素力学系のフラクタル◎荒井 迅

3次元フラクタル◎阿原一志

フラクタル上の解析学◎梶野直孝

ランダム媒質とフラクタル◎熊谷 隆

経済物理学とフラクタル/マンデルブロの思い出◎高安秀樹


江戸時代のユークリッド互除法(2)◎深川英俊

NOTE――講評と解説◎ZZZ

数学セミナー2017年2月号

特集◎整数の分割

誰でもわかる素朴な対象ながら,「数論」や「組合せ論」などの奥深い数学へ繋がる「整数の分割」.
今回は,インドの天才数学者ラマヌジャンをも魅了した不思議な分割数の世界を覗いてみよう.

4分割数とは◎高瀬幸一

分割数の漸近公式と円周法◎金子昌信

制限分割の数え上げ◎安東雅訓

ロジャーズ-ラマヌジャン恒等式◎山田裕史

シューア分割定理◎土岡俊介

映画『奇蹟がくれた数式』を観て◎小野 孝

江戸時代のユークリッド互除法(1)◎深川英俊

数学セミナー2017年1月号

特集◎目に見えない図形を扱うには

高校までの図形は形を目で見て捉えられたが,現代の幾何学では,高次元のものや抽象的な対象が当然のように扱われる.
今回は,このような図形をどう表現し扱うのかを紹介する.

4次元の多面体を「見る」には◎小森洋平

集合のことばで幾何を扱う/位相の考えかた◎藤田博司

微分のことばで幾何を扱う/微分幾何◎田崎博之

写像のことばで幾何を扱う/モース理論◎丹下基生

代数のことばで幾何を扱う(1)/代数幾何◎安藤哲哉

代数のことばで幾何を扱う(2)/代数的トポロジー◎玉木 大

[新連載]
計算するたのしみ――スターリング数のいる風景
◎梅田 亨

ジョー・ケラーと応用数学の時代◎時枝 正

スーパーコンピューティング・コンテスト2016◎渡辺 治

数学セミナー2016年12月号

特集◎デザインと数学

数学的な発想で作られた造形物は古来よりあるが,現代ではより進化をした形で数学が活かされている.
今回は種々の数学的造形を通じ,目に見える「数学の美しさ」を紹介する.

立体の形と機能◎手嶋吉法

構造形態学と折紙◎舘知宏

デザインと数学の架け橋を/野老朝雄氏インタビュー

プロダクトデザインと数学◎安次富隆

変化する空間をデザインする◎チームラボ

デザインにひそむ数学に触れてみよう/「数理女子」ワークショップに参加して

お化け煙突の謎◎上原隆平

京都大学ガロア祭/問題と解説◎入谷寛・池田保

数学セミナー2016年11月号

特集◎リーマンが目指したもの

19世紀を代表する数学者の一人でありながら道半ばにして夭逝したベルンハルト・リーマン.没後150年にあたり,彼が遺した研究が現代の数学においてどのように深化したのかを紹介する.

リーマンと空間概念◎加藤文元

リーマンと幾何学◎勝田 篤

リーマンと双対性◎黒川信重

リーマン予想と深リーマン予想◎小山信也

リーマンと関数論◎宮地秀樹

リーマン-ヒルベルト対応◎山川大亮

第57回国際数学オリンピック香港大会/問題と解説
◎森田康夫

NOTE/講評と解説◎ZZZ

数学セミナー2016年10月号

特集◎測度とは何か

抽象性が高く,難解というイメージが根強い測度論.
「いったい何なのか」「何が嬉しいのか」「何に使えるのか」をはじめ,
理解の急所をいくつか挙げて,測度についてじっくり考える.

測度とは何か/それは数学の世界の精巧な測定器◎植田好道

ルベーグ積分とは何か ◎斎藤新悟

確率論と測度論◎杉田 洋

フーリエ解析に現れた測度0の不思議な集合◎田中 仁

ルベーグ非可測集合の存在とバナッハ-タルスキの逆理◎菊池 誠

測度と巨大基数◎池上大祐

[新連載]
超モース理論をめぐる旅
◎佐久間一浩
      準備その1

数学セミナー2016年9月号

特集◎私の選ぶとっておきの数式

数学をする者にとって,誰しもお気に入りの数式があるはず.
今回は,さまざまな分野の研究者の皆さんが,思い入れや特徴的のある数式を,
背景や拡がりを含めて紹介します.

寺尾の分解定理◎吉永正彦

五角数定理◎渋川元樹

連続体仮説◎依岡輝幸

ガウスのTheorema Egregium◎山田澄生

Donaldson-二木不変量の交点数公式◎尾高悠志

正17角形の作図◎谷口隆

全微分可能性とアーベル変形について◎澤野嘉宏

算術幾何平均に関する不変量◎竹内慎吾

Dedekind環のイデアルの 素イデアル分解◎縫田光司

“名画”ナヴィエ-ストークス方程式──ある鑑賞法◎坂上貴之

同期現象と蔵本モデル◎千葉逸人

岡の上空移行の原理◎濱野佐知子

ハミルトンの最小作用の原理◎柴山允瑠

オイラーの公式とその応用◎小関健太

準同型定理◎中岡宏行

2015年度武蔵野大学数理工学コンテスト
◎西川哲夫+友枝明保+羽田野湧太

数学セミナー2016年8月号 

特集◎情報理論入門

情報化社会において,欠かすことのできない数学である「情報理論」.今回は情報理論の基礎から,古典的な理論を越えた,近年のさまざまな分野への広がりまでを紹介する.

情報理論とは◎葛岡成晃

情報スペクトルの理論◎八木秀樹

情報理論と乱数生成◎植松友彦

シャノンと暗号◎古賀弘樹

符号理論◎森 立平

MDL原理と確率的コンプレキシティ◎竹内純一

視知覚と錯視の数理科学から生まれる新しい画像処理技術
◎新井仁之