雑誌詳細:こころの科学  (2018年9月号)

(2018年9月号) 通巻 201号

  • 紙の書籍
偶数月25日発売
[特別企画]
“人が怖い”の心理学
野村総一郎
定価:税込 1,372円(本体価格 1,270円)
在庫あり
発刊年月
2018.08
ISBN
978-4-535-14101-8
雑誌コード
63955
判型
B5判
ページ数
120ページ
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内容紹介

社交不安症などを背景に、社会生活に支障を来すケースは多い。精神医学など複数の視点からこれを捉え、支援の実際を取り上げる。

巻頭に——診断名を伝えるのは治療の一部………宮岡 等

【特別企画】“人が怖い”の心理学  野村総一郎=編

▼“人が怖い”をどうみるか
「人が人を怖がる」ことを精神医学はどうみるか………中村 敬
なぜ人が怖いのか?——心理学の観点から………入野晴菜・鈴木伸一
脳科学からみた社交不安症………川口彰子・川口毅恒
比較文化精神医学の視点からみた“人が怖い”の心理………山田和夫
こころと対人感情の起源、その理解の臨床的・治療的意義………豊嶋良一

▼“人が怖い”に関連する病気
社交不安障害(社交不安症)………永田利彦
自閉症スペクトラムにおける対人不安………種市摂子
パーソナリティ障害との関連………平島奈津子

▼治療論
「人が怖い」人に対し、精神科での治療はどう進むのか………松永寿人
認知行動療法を用いた治療………荒井穂菜美・石川信一・清水栄司
“人が怖い”に対するACTによるアプローチ………岡嶋美代
対人関係療法を用いた治療………安達圭一郎
ひきこもりケースのアセスメントと支援
——不安・恐怖の理解を支援に活かす………近藤直司
人が怖くなるとき——最近の思春期臨床から………岩宮恵子
人が怖い——職場編………菅野泰蔵

【論説】介護者の精神的問題への次の一手
——システム論の視点から………渡辺俊之

■連載
症状をもつ力(6)悩む力と老いること………田中茂樹
臨床に活きるトラウマインフォームド・ケア(5)
トラウマにまつわるよくある誤解………野坂祐子
現場を変えるいじめの科学(21)学校風土の重要性………和久田学
絲的ココロエ(14)ハラスメントと承認欲求………絲山秋子
イニシエーションとしての病(9)見え方の科学………糸川昌成

■ほんとの対話
加藤忠史『臨床脳科学』………神田橋條治
斎藤清二『総合臨床心理学原論』………伊藤絵美
濱田智崇、『男』悩みのホットライン 編『男性は何をどう悩むのか』………岡村達也

■こころの現場から
経験の共有とガールズトーク(精神科訪問看護)………進あすか
ハロー、ブカレスト(児童養護施設)………楢原真也

『こころの科学』202号(2018年10月25日発売)

特集=「助けて」が言えない