受賞

●文部科学大臣表彰科学技術賞
緒方芳子氏(京都大)「量子スピン系の研究」
熊谷隆氏(早稲田大)「複雑な系の上の異常拡散現象の研究」
佐伯修氏(九州大)「可微分写像の大域的特異点論の研究」
蓮尾一郎氏(情報・システム研究機構国立情報学研究所),石川冬樹氏(情報・システム研究機構国立情報学研究所),勝股審也氏(京都産業大)「来るべき情報技術の社会的信頼を担う数理的ソフトウェア研究」
●猿橋賞
緒方芳子氏(京都大)「量子多体系の数学的研究」
●日本数学会賞春季賞
藤田健人氏(大阪大)「Fano多様体のK安定性の研究」
●日本数学会出版賞
細木周治氏「長年にわたって裳華房の数学書の企画・編集に携わり,数学研究の進展と,数学教育の基盤の確立に大きく寄与したことに対して」
エンツェンスベルガー著『数の悪魔――算数・数学が楽しくなる12夜』(晶文社)
●京都賞
エリオット・H・リーブ氏「多体系の物理学をベースにした,物理学・化学・量子情報科学における先駆的な数学的研究」
●令和5年度文部科学大臣表彰科学技術賞
大槻知忠氏(京都大)「結び目と3次元多様体の量子不変量の研究」
Guest Martin Andrew氏(早稲田大)「tt*方程式および量子コホモロジーに関する一連の研究」
●令和5年度文部科学大臣表彰若手科学者賞
大島芳樹氏(東京大)「実簡約リー群のユニタリ表現の研究」
Koskivirta Jeanstefan Harry Antero氏(埼玉大)「法p保型形式の重さとコホモロジー消滅の研究」
權業善範氏(東京大)「極小モデル理論を中心とした高次元代数多様体の研究」
藤田健人氏(大阪大)「ファノ多様体のK安定性の研究」
●第2回日本数学会賞小平邦彦賞
伊原康隆氏「数論の研究」
儀我美一氏(東京大)「非線形問題の数理解析」
福島正俊氏「確率解析におけるディリクレ形式の方法」
森田茂之氏「特性類の幾何学」
●日本数学会賞春季賞
入江慶氏(京都大)「接触幾何学,シンプレクティック幾何学とストリングトポロジーの研究」
●日本数学会出版賞
岡本健太郎氏『アートで魅せる数学の世界』(技術評論社)
飯高茂氏「長年にわたる精力的な出版活動による数学の研究・教育・普及への寄与に対して」
梅田亨氏「著作活動を通して数学の教育・普及への貢献に対して」
●日本数学会代数学賞
權業善範氏(東京大)「高次元極小モデル理論の構築とその応用」
若槻聡氏(金沢大)「ジーゲル保型形式の明示的次元公式の研究」
●日本数学会応用数学賞
栄伸一郎氏(北海道大)「非線形偏微分方程式系に対する縮約理論の構築とその応用」
●日本数学会応用数学研究奨励賞
磯部伸氏(東京大)「連続無限層深層ニューラルネットワークの変分的定式化とその解の存在」
川越大輔氏(京都大)「ひかりトモグラフィのための定常輻射輸送方程式の解の不連続性の解析」
久保田匠氏(横浜国立大)「非二部的な混合グラフに対するエルミート隣接行列の対称スペクトルについて」
土谷昭善氏(東邦大)「Perfectly contractible graphの可換環論的特徴付け」
●JMSJ論文賞
Antonio ROS氏(グラナダ大)“On the first eigenvalue of the Laplacian on compact surfaces of genus three”,JMSJ Volume 74, Number 3 (2022), 813–828.
●アーベル賞
ルイス・A・カッファレッリ(Luis Angel Caffarelli)氏「非線形偏微分方程式の正則性に関する理論への先駆的業績に対して」
●藤田宏数理教育奨励賞
東盛克己氏「戦後の沖縄が抱える様々な困難の中で,数学を通して若者たちに「《明るさと希望》《誇りと喜び》を見失わない」というかけがえのない経験を伝えることを《数学教育の目標》とし,生涯現役の数学教員として退職後の現在も多様な機会で数学の世界が開かれる喜びを伝える活動に努めている」
山浦義彦氏(日本大)「大学教授として研究の只中にいながら,教員志望の学生たちに対し《数学的覚醒》の《具体的方法》を模索・実践し,現在も進行中の「数学教育を一新する重要な貢献」を達成した」
●現象数理学三村賞
柳田英二氏(東京大)「反応拡散系および非線形熱方程式の分野で数多くの先駆的な研究を行い,当該分野の発展に大きな貢献をしてきたことに対して」
●現象数理学三村賞奨励賞
齋藤一哉氏(九州大)「折紙の数理によって昆虫の後翅の構造を解き明かし,昆虫の進化に関わる古生物学に貢献しただけでなく,「折畳み」をキーワードとする多くの産業応用への道を開拓し,生命科学分野および産業応用分野の両面から,現象数理学の発展に大きく貢献してきたことに対して」
●日本数学会賞秋季賞
緒方芳子氏(東京大)「量子スピン系の研究」
●日本数学会賞建部賢弘特別賞
岩木耕平氏(東京大)「完全WKB解析,クラスター代数,パンルヴェ方程式および位相的漸化式の研究」
藤原和将氏(名古屋大)「非線型分散方程式の調和解析的研究」
松井紘樹氏(徳島大)「三角幾何学とその可換環論および代数幾何学への応用」
松澤陽介氏(立教大)「ディオファントス幾何と数論力学系」
●日本数学会賞建部賢弘奨励賞
数川大輔氏(九州大)「測度の集中現象に基づいた測度距離空間の収束理論」
金城翼氏(東京大)「コホモロジー的Donaldson-Thomas不変量の研究」
勝呂剛志氏(京都大)「非局所的非線形偏微分方程式のエントロピー汎関数と一様局所空間における特異極限」
難波隆弥氏(静岡大)「ベキ零被覆グラフ上のランダムウォークの極限定理に関する研究」
森迪也氏(理化学研究所)「作用素環論における保存問題の研究」
吉川翔氏(理化学研究所)「偏極自己準同型を持つ代数多様体と混標数の極小モデル理論の研究」
●日本数学会解析学賞
池畠優氏(広島大)「エンクロージャー法による時間依存偏微分方程式における逆問題の創造」
中井英一氏(茨城大)「一般化されたモーリー・カンパナート空間と関連する実解析学的研究」
松崎克彦氏(早稲田大)「様々な新しいタイヒミュラー空間の理論およびクライン群論の研究」
●日本数学会幾何学賞
入江博氏(茨城大),柴田将敬氏(名城大)「3次元対称凸体の Mahler 予想の解決」
桑垣樹氏(京都大)「シンプレクティック幾何学と層の超局所解析の研究」

●フィールズ賞
ユーゴー・ディミニユ=コパン氏(ジュネーブ大)「統計物理での相転移の確率論的研究における,長年の未解決問題の解決」
許埈珥(ホ・ジュンイ)氏(プリンストン大)「ホッジ理論を組合せ論的設定に拡張し,応用としてマトロイドに関する多数の未解決問題を解決」
ジェイムズ・メイナード氏(オックスフォード大)「素数の構造の理解とディオファントス近似に,重要な進展をもたらしたこと」
マリナ・ヴィアゾフスカ氏(スイス連邦工科大)「E8格子が8次元空間において最密な球充填を与えることの証明,関連したフーリエ解析の問題への貢献」
●IMUアバカス・メダル
マーク・ブレイヴァーマン氏(プリンストン大)「情報複雑性の理論を進展させた画期的な研究」
●ガウス賞
エリオット・リーブ氏(プリンストン大)「量子力学,統計力学,計算化学,量子情報理論という幅広い諸分野への数学的貢献」
●チャーン賞
バリー・メイザー氏(ハーバード大)「トポロジー,数論幾何,数論における深遠な発見,後進の育成」
●リーラーヴァティ賞
ニコライ・アンドレーエフ氏(ステクロフ数学研究所)「数学のアニメーションと模型制作への貢献」
●第1回羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)最優秀賞
山下真由子氏(京都大)「非可換幾何学を専門とし,数学のみならず物理学との境界における場の理論の研究をしており,圧倒的に学術的プレゼンスが秀でている」
「羽ばたく女性研究者賞」は,博士学位取得後5年程度までの女性研究者を対象に,日本の女性研究者のよりいっそうの活躍推進に貢献することを目的に,国立研究開発法人科学技術振興機構が今回創設した賞である.
●2022年度日本数学会賞春季賞
ニール・ベズ氏(埼玉大)「幾何解析および偏微分方程式論における不等式の研究」
●代数学賞
藤野修氏(京都大)「小平消滅定理の一般化と双有理幾何への応用」
古澤昌秋氏(大阪市立大)「保型L函数の特殊値と周期に関する研究」
毛利出氏(静岡大)「Artin-Schelter正則代数の分類とその表現論への応用」
●出版賞
加藤十吉氏「位相幾何学に関する良書を多数執筆」
紀伊國屋数学叢書(株式会社紀伊國屋書店)「出版から半世紀近く経っても活用され続けている高水準で類を見ない叢書」
●応用数学研究奨励賞
中井拳吾氏(東京海洋大)「機械学習モデルの力学系構造の再現性と流体統計量の予測」
劉逸侃氏(北海道大)「不正確なデータによる非整数階拡散方程式の係数決定逆問題の一意性」
和田和幸氏(八戸工業高等専門学校)「1次元スプリットステップ量子ウォークのWitten指数」
●JMSJ論文賞
荒川知幸氏(京都大),
山田裕理
氏(一橋大),山内博氏(東京女子大)「Z_k-code vertex operator algebras」(J. Math. Soc. Japan, Vol. 73, No. 1 (2021), pp. 185-209.)
●日本学術振興会賞
安田健彦氏(大阪大)「野性マッカイ対応理論の創出と特異点研究への応用」
●アンリ・ポアンカレ賞
緒方芳子氏(東京大)「量子スピン系の数学的理論に関する画期的な業績に対して」
●現象数理三村賞
稲葉寿氏(東京大)「感染症数理モデルについて国際的に注目される先進的研究と,若手研究者の育成,社会に対する情報発信に対して」
●現象数理学三村賞奨励賞
石本健太氏(京都大)「低レイノルズ数流れの流体力学,複雑流体,ソフトマター・アクティブマターに関する流体力学,微生物の遊泳運動,および関連する数学解析における顕著な成果に対して」
●令和3年度文化勲章
森重文氏(京都大)「数学,とりわけ代数幾何学
の分野において,代数多様体の極小モデル理論である『森理論』を創造し,数理
科学の広範な分野に大きな影響を与える顕著な業績を上げ,斯学の発展に多大な
貢献をした功績に対して」
●輝く女性研究者賞
佐々田槙子氏(東京大)「確率論に幾何学や代数
学を組み合わせ,原子や分子の「小さい世界」と温度や密度の「大きい世界」を
つなぐ新しい理論を構築を行っていること,また,女子中高生向けのウェブサイ
ト「数理女子」の運営などのアウトリーチ活動,女性研究者の育成に尽力してい
ることに対して」
●日本数学会賞秋季賞
マーティン・ゲスト氏(早稲田大)「tt*方程式および量子コホモロジーに関する一連の研究」
●建部賢弘特別賞
大島芳樹氏(大阪大)「半単純リー群の表現の解析的研究」
ジャン・ステファン・コスキヴィルタ氏(埼玉大)「志村多様体の幾何と法p保型形式の研究」
藤田健人氏(大阪大)「ファノ多様体のK安定性についての研究」
三浦達彦氏(京都大)「曲がった薄膜領域での発展方程式の数学解析」
●建部賢弘奨励賞
伊藤和広氏(パリ・サクレー大,CNRS)「p進体上の代数多様体のコホモロジーと代数的サイクル」
佐野めぐみ氏(広島大)「関数不等式に付随する変分問題と新規スケール不変性の開拓」
鈴木雄太氏(立教大)「加法的整数論への寄与」
髙松哲平氏(東京大)「数論幾何における有限性と還元」
林雅行氏(京都大)「微分型非線形シュレディンガー方程式の孤立波の研究」
山下真由子氏(京都大)「指数定理と非可換幾何学」
●解析学賞
加藤賢悟氏(コーネル大)「高次元統計学におけるガウスおよびブートストラップ近似理論」
香取眞理氏(中央大)「統計力学と関連する無限粒子系の研究」
高橋太氏(大阪市立大)「Hardy型不等式の精密化および非線形楕円型方程式の漸近解析」
●幾何学賞
河澄響矢氏(東京大), 久野雄介氏(津田塾大)「Lie代数の手法による曲面の写像類群の研究」
村上順氏(早稲田大)「結び目と3次元多様体の量子的位相不変量に関する一連の研究」

●2021年イグノーベル運動力学賞
村上久氏(京都工芸繊維大),西成活裕氏(東京大),西山雄大氏(長岡技術科学大)「歩行者同士が時に衝突する理由を明らかにする実験を実施したことに対して」
●2021年ブレイクスルー賞(数学部門)
望月拓郎氏(京都大)「調和束およびツイスターD加群に関する代数幾何学と微分幾何学の両分野を横断する研究を行い,ホロノミックD加群の研究に大きな進展をもたらしたことに対して」
●ファールカーソン賞
河原林健一氏(国立情報学研究所),Mikkel Thorup氏(オックスフォード大)「Deterministic Edge Connectivity in Near-Linear Time」
●アーベル賞
ラースロー・ロヴァース氏(エトヴェシュ・ロラーンド大),アヴィ・ヴィグダーソン氏(プリンストン高等研究所)「理論計算機科学と離散数学への基礎的な貢献と,それらを現代数学の中心的な分野に発展させる上で主導的な役割を果たしたことに対して」
●文部科学大臣表彰科学技術賞
小川卓克氏(東北大)「非線型発展方程式の臨界構造と臨界型函数不等式の研究」
小澤登高氏(京都大)「関数解析学による群論および作用素環論の研究」
●文部科学大臣表彰若手科学者賞
跡部発氏(北海道大)「p進古典群の表現についての研究」
石本健太氏(京都大)「微小遊泳体の流体力学に関する理論研究」
●日本数学会賞春季賞
塚本真輝氏(九州大)「力学系における平均次元の研究」
●日本数学会出版賞
笠原晧司氏「大学1, 2年生を主な対象とした教科書・読み物の執筆を通じて広く理学系の教養教育に多大な貢献をしたことに対して」
三松佳彦氏,髙倉樹氏(いずれも中央大)「ENCOUNTERwithMATHEMATICSを高い見識をもって安定的に運営していることに対して」
●日本数学会代数学賞
朝倉政典氏(北海道大)「代数的K群および代数的サイクルに関するレギュレーターの研究」
山木壱彦氏(京都大)「幾何的ボゴモロフ予想に関する研究」
●日本数学会応用数学研究奨励賞
石本健太氏(京都大)「流れ場中の微小物体の運動と流体運動的対称性」
佐竹翔平氏(熊本大)「Paleyグラフ予想とRenes-Zaunerのequiangular tight frameがもつRIP」
田中吉太郎氏(公立はこだて未来大)「非局所相互作用による細胞や格子の大きさと形状を保存する空間離散モデルの連続化法」
●JMSJ論文賞
Martin DICKSON氏(ロンドン大),Ameya PITALE氏(オクラホマ大),Abhishek SAHA氏(ロンドン大),Ralf SCHMIDT氏(ノーステキサス大)“Explicit refinements of B\”{o}cherer’s conjecture for Siegel modular forms of squarefree level”, J. Math. Soc. Japan, Vol. 72, No. 1 (2020), pp. 251-301.
太田雅己氏“μ-type subgroups of J_1(N) and application to cyclotomic fields”, J. Math. Soc. Japan, Vol. 72, No. 2 (2020), pp. 333-412.
稲浜譲氏,谷口説男氏(いずれも九州大)“Heat trace asymptotics on equiregular sub-Riemannian manifolds”, J. Math. Soc. Japan, Vol. 72, No. 4 (2020), pp. 1049-1096.
●恩賜賞・日本学士院賞
石井志保子氏「特異点に関する多角的研究」
●朝日賞
望月拓郎氏(京都大)「調和バンドルとツイスターD加群の研究」
●日本学術振興会賞
尾髙悠志氏(京都大)「K安定性を用いた代数幾何学の研究」
●第6回作用素環賞
佐藤康彦氏(九州大)「従順C^*環の分類理論に関する業績」
●ノーベル物理学賞
ロジャー・ペンローズ氏(オックスフォード大),ラインハルト・ゲンツェル氏(マックス・プランク地球外物理学研究所),アンドレア・ゲッズ氏(カリフォルニア大)「ブラックホール研究に関する大きな貢献」
●ノーベル経済学賞
ポール・ミルグロム氏(スタンフォード大),ロバート・ウィルソン氏(スタンフォード大)「オークション理論の研究と実用化」
●第9回藤原洋数理科学賞
西浦博氏(京都大,大賞)「理論疫学における数理科学の貢献とその社会実装」
鍛冶静雄氏(九州大,奨励賞)「形状デザインの数理的方法の深化・発展とその社会実装」
小林佑輔氏(京都大,奨励賞)「離散最適化問題に対する効率的アルゴリズムの研究」
●日本数学会賞秋季賞
梅原雅顕氏・山田光太郎氏(東京工業大)「特異点をもつ曲面およびローレンツ-ミンコフスキー空間内の曲面の微分幾何学」
●建部賢弘特別賞
齋藤平和氏(電気通信大)「流体力学に現れる自由境界問題の数学解析」
松村慎一氏(東北大)「消滅定理の複素解析的研究およびその幾何学への応用」
松本雄也氏(東京理科大)「混標数および正標数のK3曲面の研究」
●建部賢弘奨励賞
日下部佑太氏(大阪大)「岡多様体および楕円性に関する研究」
窪田陽介氏(信州大)「作用素環のK理論の幾何学的応用」
櫻井陽平氏(東北大)「境界つきリーマン多様体の比較幾何と幾何解析」
竹内大智氏(東京大)「$\ell$進層のイプシロン因子の研究」
中村昌平氏(埼玉大)「調和解析における不等式の種々の未解決問題への応用」
橋詰雅斗氏(広島大)「非コンパクト変分問題のコンパクト性喪失現象の研究」
●解析学賞
二宮広和氏(明治大)「特異極限解析による高次元パターンダイナミクスの研究」
松本健吾氏(上越教育大)「記号力学系とC^*-環の相互関連の研究」
宮地秀樹氏(金沢大)「タイヒミュラー空間上の複素解析的構造の研究」
●幾何学賞
枡田幹也氏(大阪市立大)「変換群論,特にトーリックトポロジーの研究」
●日本学士院学術奨励賞
加藤賢悟氏(コーネル大)「ビッグデータと高次元データ解析における統計理論研究」
●文部科学大臣表彰科学技術賞
青嶋誠氏(筑波大)「高次元統計解析による高次元現象の解明に関する研究」
長田博文氏(九州大)「無限粒子系の確率解析学の研究」
●文部科学大臣表彰若手科学者賞
イェーリッシュ・ヨハネス氏(名古屋大)「エルゴード理論およびその様々な分野への応用の研究」
Neal Bez氏(埼玉大)「多重線形調和解析と偏微分方程式と幾何解析の相互関係の研究」
前田昌也氏(千葉大)「非線形分散型方程式に対するソリトン解の漸近安定性の研究」
秋山和徳氏(アメリカ国立電波天文台)「M87ブラックホールシャドウ撮影における画像解析法の研究」
大堀耕太郎氏(富士通研究所)「数理科学と社会科学の融合による社会システムデザイン研究」
鬼沢直哉氏(東北大)「確率的コンピューティングに基づく脳型情報処理システム研究」
河原吉伸氏(九州大)「複雑現象解析のための統計的機械学習に関する先駆的研究」
小林佑輔氏(京都大)「効率的に解ける組合せ最適化問題の限界を追究する研究」
鈴木大慈氏(東京大)「深層学習の原理解明に向けた統計的学習理論の研究」
●アーベル賞
ヒレル・ファステンバーグ氏(ヘブライ大),グレゴリー・マルグリス氏(イェール大)「群論,数論,組合せ論における確率と力学からの方法の先駆者として」
●日本数学会賞春季賞
尾髙悠志氏(京都大)「K安定性とその代数幾何的応用」
●日本数学会出版賞
神保道夫氏『量子群とヤン・バクスター方程式』(丸善出版)
富永星氏(翻訳家)「一般読者向けに書かれた海外の啓蒙書や数学入門書を数多く翻訳し,数学の普及に大きく貢献」
山本義隆氏『小数と対数の発見』(日本評論社)
●代数学賞
岡田拓三氏(佐賀大)「ファノ多様体の双有理的森ファイバー構造の研究と有理性問題への応用」
髙橋亮氏(名古屋大)「可換環の加群圏の部分圏の研究」
●応用数学研究奨励賞
飯田渓太氏(大阪大)「真核生物遺伝子発現の確率モデル」
小松瑞果氏(神戸大)「同定不可能モデルに対するパラメータ多様体による解析とその近似導出について」
榊原航也氏(京都大)「移動境界問題に対する全離散エネルギー散逸型数値解法」
見上達哉氏(京都大)「結晶格子における最速浸透問題」
●JMSJ論文賞
山ノ井克俊氏(大阪大)“Pseudo Kobayashi hyperbolicity of subvarieties of general type on abelian varieties”, J. Math. Soc. Japan, Vol. 71, No. 1 (2019), pp.259-298.
日野正訓氏(京都大),金澤秀氏(東北大)“Asymptotic behavior of lifetime sums for random simplicial complex processes”, J. Math. Soc. Japan, Vol. 71, No. 3 (2019), pp.765-804.
●井上研究奨励賞
石川卓氏(京都大)「一般のsymplecic field theoryの構成」
一木俊助氏(九州大)「特異点論における,制約条件下のジェネリックな写像の研究」
●日本学術振興会賞
加藤賢悟氏(コーネル大)「ビッグデータと高次元データ解析における統計理論研究」
前川泰則氏(京都大)「流体力学における境界層理論の数学的正当性の解明」
増田直紀氏(ニューヨーク州立大)「時間変化するネットワークの理論とデータ解析手法の先駆的研究」
●文化勲章
甘利俊一氏「情報幾何学を創始し,神経回路網理論の研究においても卓越した業績を挙げた」
●日本数学会賞秋季賞
小川卓克氏(東北大)「非線形発展方程式の臨界正則性と特異極限」
●建部賢弘特別賞
大川新之介氏(大阪大)「非可換代数幾何学の研究」
高棹圭介氏(京都大)「体積保存平均曲率流の弱解の研究」
早野健太氏(慶應義塾大)「曲面の写像類群による4次元多様体上の可微分写像の研究」
久本智之氏(名古屋大)「偏極多様体の安定性,および特殊ケーラー計量の存在に関する研究」
●建部賢弘奨励賞
大井雅雄氏(京都大)「古典群の局所Langlands対応の明示的記述および深度保存則」
鈴木悠平氏(名古屋大)「位相力学系に由来する作用素環の研究」
舘山翔太氏(早稲田大,東京大)「完全非線形偏微分方程式のLp-粘性解の定性的性質の研究」
鶴見裕之氏(早稲田大博士後期課程2年)「Navier-Stokes方程式のBesov空間における適切・非適切性」
橋詰健太氏(東京大)「極小モデル理論への新しいアプローチ」
●解析学賞
坂井秀隆氏(東京大)「パンルヴェ型方程式系の研究」
角大輝氏(京都大)「1変数有理関数の生成する半群およびランダム力学系の研究」
廣島文生氏(九州大)「数学的場の量子論における汎関数積分の応用」
●幾何学賞
入江慶氏(東京大)「接触・シンプレクティックトポロジーとストリングトポロジーの研究」
塚本真輝氏(九州大)「力学系における平均次元の研究」
●平成31年度文部科学大臣表彰科学技術賞
荒川知幸氏(京都大)「W代数の表現論の研究」
水藤寛氏(東北大)「数学を用いた大動脈病態メカニズムの解明に関する研究」
萩原一郎氏(明治大)「計算科学シミュレーション援用折紙構造の産業化に関する研究」
山下智志氏(統計数理研究所)「信用リスク評価に対するデータサイエンス技術の振興」
●文部科学大臣表彰若手科学者賞
合原一究氏(筑波大)「野生動物の行動ダイナミクスの数理的・実験的研究」
神山直之氏(九州大)「社会システムデザインに潜む離散構造とその応用に関する研究」
河村彰星氏(九州大)「計算量理論を離散から連続の世界へ拡張する研究」
坂田綾香氏(統計数理研究所)「スピングラス理論に基づく統計的機械学習の研究」
谷川眞一氏(東京大)「組合せ剛性理論に関する研究」
山内由紀子氏(九州大)「自律分散計算の理論とアルゴリズムの研究」
●2019年アーベル賞
カレン・ウーレンベック氏「幾何学的偏微分方程式・ゲージ理論・可積分系における先駆的な偉業と業績の解析・幾何・数理物理に対する基本的な影響に対して」
●日本数学会賞春季賞
前川泰則氏(京都大)「流体力学の数学解析の新展開」
●出版賞
『Tokyo Journal of Mathematics』
本間龍雄氏「位相幾何学・トポロジーという概念を一般向けに紹介する書物を出版し,トポロジーの面白さ,不思議さを多くの人々に伝えることに大きく貢献してきたことに対して」
斎藤毅,河東泰之,小林俊行編『数学の現在 (i) (π) (e)』(東京大学出版会)
●代数学賞
小林真一氏(九州大)「楕円曲線の岩澤理論の研究」
髙木俊輔氏(東京大)「標数0の特異点とF特異点」
●応用数学研究奨励賞
伊藤涼氏(明治大)「空間周期的な係数をもつKPP方程式の伝播速度の最小化問題」
井元佑介氏(京都大)「非圧縮性Navier-Stokes方程式に対する粒子法の安定性解析」
宇田智紀氏(東北大)「離散レーブグラフの理論と位相流体解析への応用」
山本健氏(琉球大)「ランダム二分木に対する大偏差原理」
●JMSJ論文賞
辻井正人氏(九州大) “Exponential mixing for generic volume-preserving Anosov flows in dimension three”, JMSJ Volume 70, Number 2 (2018), 757-821.
Xun YU氏(天津大) “Elliptic fibrations on K3 surfaces and Salem numbers of maximal degree”, JMSJ Volume 70, Number 3 (2018), 1151-1163.
二木昭人氏(東京大/精華大),小野肇氏(埼玉大) “Volume minimization and conformally K\”{a}hler, Einstein-Maxwell geometry”, JMSJ Volume 70, Number 4 (2018), 1493-1521.
●第1回小平邦彦賞
石井仁司氏「完全非線形偏微分方程式の粘性解理論」
砂田利一氏(明治大)「幾何解析及び関連する諸分野の研究」
藤田宏氏「非線形偏微分方程式に対する関数解析学的手法の研究」
森重文氏(京都大)「代数多様体の双有理分類」
日本数学会賞小平邦彦賞は,生涯にわたる数学に関する優れた業績をあげた日本数学会会員を顕彰することを目的に本年より創設された.
●井上学術賞
伊山修氏(名古屋大)「多元環の表現論(圏論的研究)」
●井上リサーチアウォード
今井直毅氏(東京大)「局所ラングランズ対応の幾何学的実現」
●井上研究奨励賞
廣部紗也子氏(慶應義塾大・学振特別研究員)「乾燥亀裂のパターン形成に関する数理モデルと数値解析手法の開発」
三浦達哉氏(東京大・学振特別研究員)「曲線,曲面およびグラフの曲率の効果について」
●日本学術振興会賞
鹿島久嗣氏(京都大)「人工知能を支える多種多様なデータ解析のための機械学習法の開発」
木田良才氏(東京大)「群作用のエルゴード理論、軌道同値関係」
●朝日賞
岡本龍明氏(日本電信電話株式会社)「先駆的な暗号の設計と安全性理論の開拓」
●現象数理学三村賞
水藤寛氏(東北大),小林亮氏(広島大)
「現象数理学三村賞」は,自然・社会に現れるさまざまな現象に対して数理科学を通して理解を目指し,現象数理学のさらなる発展を図ることを目的に、数理科学の分野で顕著な業績をあげている者に対して明治大学先端数理科学インスティテュートより贈呈される賞で,2017年に創設されている.
●日本数学会賞秋季賞
長田博文氏(九州大)「長距離相互作用を持つ無限粒子系の確率力学とその剛性の研究」
●建部賢弘特別賞
Johannes Jaerisch氏(島根大)「エルゴード理論の研究およびその様々な分野への応用」
藤嶋陽平氏(静岡大)「半線形熱方程式の解の爆発集合に関する研究」
前田昌也氏(千葉大)「非線形シュレディンガー方程式に対するソリトン解の漸近安定性」
渡邉究氏(埼玉大)「ネフ接束をもつファノ多様体に関するカンパナ-ペターネル予想の研究」
●建部賢弘奨励賞
跡部発氏(東京大)「保型表現及びテータ対応についての研究」
大森源城氏(埼玉大)「曲面の写像類群とその部分群の群構造」
小池貴之氏(大阪市立大)「複素部分多様体近傍の函数論的研究とその幾何学への応用」
高橋仁氏(東京工業大)「放物型方程式における動的特異点の解析」
中島秀太氏(京都大)「最速浸透問題の研究」
中村勇哉氏(東京大)「極小対数的食い違い係数と有限体上の極小モデル理論の研究」
●幾何学賞
尾高悠志氏(京都大)「K-安定性とモデュライ理論の研究」
本多正平氏(東北大)「リーマン多様体の収束の幾何解析的研究」
●解析学賞
川島秀一氏(早稲田大)「消散構造を持つ非線形偏微分方程式系の安定性解析」
今野紀雄氏(横浜国立大)「量子ウォークの数学的研究とその応用」
宮地晶彦氏(東京女子大)「ハーディー空間とフーリエ乗法作用素・擬微分作用素の有界性に関する研究」
●京都賞
柏原正樹氏(京都大)「現代数学諸分野への多大な貢献:D加群の理論の基礎からの展開」
●日本学士院賞
楠岡成雄氏(東京大)「確率解析と数理ファイナンスの研究」
●平成30年度文部科学大臣表彰科学技術賞
越村俊一氏(東北大),日野亮太氏(東北大),小林広明氏(東北大),村嶋陽一氏(国際航業株式会社),撫佐昭裕氏(日本電気株式会社)「リアルタイム津波浸水被害予測システムの開発」
櫻井鉄也氏(筑波大)「並列固有値解析アルゴリズムの理論構築と応用に関する研究」
砂田利一氏(明治大)「離散幾何解析学の構築と応用の研究」
初貝安弘氏(筑波大)「トポロジカル相でのバルクエッジ対応の研究」
花岡悟一郎氏(産業技術総合研究所),岩村佳奈氏(早稲田大),縫田光司氏(東京大)「高機能暗号およびその秘匿検索技術への応用に関する研究」
横尾真氏(九州大)「マルチエージェントシステムに関する先駆的研究」
●平成30年度文部科学大臣表彰若手科学者賞
竹内一将氏(東京工業大)「非平衡界面ゆらぎの普遍的法則を実証する実験研究」
平井広志氏(東京大)「離散最適化の理論とアルゴリズムの研究」
山下真氏(お茶の水女子大)「作用素環論にもとづく量子的対称性の研究」
●日本学術振興会育志賞
三浦達哉氏(東京大)「曲げ,付着,張力エネルギーの形状に及ぼす効果の数学解析」
●アーベル賞
ロバート・ラングランズ氏「表現論と数論を結びつける先見的なプログラム」
●日本数学会賞春季賞
木田良才氏(東京大)「離散群とエルゴード理論の研究」
●日本数学会出版賞
遠藤寛子氏『算法少女』(ちくま学芸文庫,岩崎書店)
奥村晴彦氏,黒木裕介氏『LaTeX2e美文書作成入門』(技術評論社)
●代数学賞
佐藤周友氏(中央大)「数論的スキームに対する新しいコホモロジー理論とその応用」
内藤聡氏(東京工業大)「量子アフィン代数の表現論」
日比孝之氏(大阪大)「計算可換代数と組合せ論」
●応用数学研究奨励賞
内海晋弥氏(早稲田大)「高次要素を用いる圧力安定化有限要素法による高レイノルズ数流れ問題の数値計算」
栗原大武氏(北九州工業高等専門学校)「距離正則グラフのユークリッド歪みについて」
関坂歩幹氏(明治大)「曲面上のスポットの運動」
中野直人氏(京都大)「データ駆動的力学系モデリング:遅延座標と導函数座標埋め込みに対する数学解析」
●JMSJ論文賞
Jonathan BENNETT, Neal BEZ, Chris JEAVONS, Nikolaos PATTAKOS, “On sharp bilinear Strichartz estimates of Ozawa-Tsutsumi type”, JMSJ 69(2), 2017, pp.459-476.
Toshiyuki TANISAKI, “Modules over quantized coordinate algebras and PBW-bases”, JMSJ 69(3), 2017, pp.1105-1156.
Yasunori MAEKAWA, Jonas SAUER, “Maximal regularity of the time-periodic Stokes operator on unbounded and bounded domains”, JMSJ 69(4), 2017, pp.1403-1429.

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