◆11月号(95巻12号) 証拠排除法則の総合的再検討

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証拠排除法則の機能限界に関わる注目判例が多く出される今、その役割を明確化し議論を進めるため、根本的再検討を加えていく。
<特集 「証拠排除法則の総合的再検討」より>

◆企画趣旨

 2023年現在において、証拠排除法則についての特集を改めて企画することの価値について、疑問を持たれる読者は少なくないのではないだろうか。実務上もその運用の方向性が固まりつつあるようにも思われる … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

——2023年11月号目次——

◇特集 証拠排除法則の総合的再検討

企画趣旨――なぜ今証拠排除法則を問うのか … 稻谷龍彦
違法収集証拠排除法則の論拠の機能――下級審裁判例を素材として … 緑 大輔
司法の廉潔性概念について … 南迫葉月
証拠排除の主張の訴訟法上の位置付け――証拠排除をめぐる当事者等の主張と裁判所の判断との関係 … 池田公博
違法収集証拠排除法則の法的性質について … 斎藤 司
違法収集証拠排除法則の比較法的考察――裁判官による事前審査の位置づけという観点から … 川島享祐
権利侵害と訴訟上の主張――憲法学からのコメント … 宍戸常寿

◇小特集 日本学術会議問題
――何が問われ、どのように考えるべきか

日本学術会議問題──経緯と論点 … 佐藤岩夫
学術会議問題からあらためて「学問の自由」を考える … 曽我部真裕
学術会議会員の推薦・任命をめぐる法的論点――会員任命拒否をめぐる情報公開請求を通じて
米倉洋子
行政機関としての日本学術会議に関する組織法的考察 … 奥村公輔

信用の基礎理論構築に向けて・10-1
投資商品の販売・助言と利益相反(上) … 行岡睦彦

紛争が戦争とならないために――領域支配をめぐる対立の制御における国際法の役割・13
失地回復という問題(下)――ハニシュ諸島紛争とバカシ半島紛争を題材として … 許淑娟

幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討・11
「啓蒙」と中間集団――丸山眞男と樋口憲法学の交錯 … 阪本尚文

行政法学のリ・デザイン――二元的思考を超えて・6-2
行政法学における「当事者自治」(下)
――地域再生エリアマネジメント負担金制度を素材として … 田代滉貴

平成民法学の歩み出し・27
契約の解釈という技術と比較法文化論――沖野眞已「契約の解釈に関する一考察(1)~(3・未完)」 … 竹中悟人

日中会社法の比較・2
株主代表訴訟・種類株式 … 神田秀樹・朱大明

日本的雇用を問い直す・11
在宅勤務できるのに出社しなくてはならないのか
――勤務場所の決定・変更の法理を問い直す … 岡本舞子

法律時評

原発処理水の海洋放出の問題と公法の課題山下竜一

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