◆10月号(92巻11号) 動産・債権等を目的とする担保――立法に向けての課題
<特集 「動産・債権等を目的とする担保――立法に向けての課題」より>
◆企画趣旨
1 立法をめぐる動向
動産・債権等を目的とする担保について、立法に向けた動きが進んでいる。
平成31年3月から、公益社団法人商事法務研究会に設置された「動産・債権を中心とした担保法制に関する研究会」 … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!)
—— 2020年10月号目次——
◇特集 動産・債権等を目的とする担保――立法に向けての課題
企画趣旨… 水津太郎
譲渡担保立法の向かうべき方向──動産・債権等を目的とする担保… 松岡久和
流動動産債権担保法制を考える… 山野目章夫
動産及び債権の担保と公示制度の進化――動産担保を中心として… 石田 剛
動産・債権担保の実行… 生熊長幸
動産・債権担保と倒産をめぐる立法的課題
――担保実行に対する中止命令制度を中心に… 中島弘雅
所有権留保の対抗要件立法に関する若干の検討… 小山泰史
包括担保のあり方――財団抵当・企業担保の現状と検討課題から… 池田雅則
■特別企画 収容・送還に関する専門部会による提言の検討
… 北村泰三・村上正直・児玉晃一・宮崎 真・高橋 済・安藤由香里・坂東雄介・小坂田裕子
ハンセン病問題と憲法尊重擁護義務――菊池事件国家賠償請求訴訟を手掛かりに
… 德永達哉
新型コロナウイルス感染症にテストされる感染症法(下)… 太田匡彦
市民法論・市民社会論のいま(2)――『市民社会と市民法』から学ぶ… 瀬川信久
東名高速あおり運転事件と自動車運転処罰法の改正… 松原芳博
【新連載】差別解消法と条例の展開――ヘイトスピーチ問題を例に展望する・1
企画趣旨… 金 尚均
人種差別撤廃のための国内法整備――国際人権法の観点から… 申 惠丰
【新連載】可視化から弁護人立会いへ
――刑事司法改革のネクスト・ステージ・1-1/1-2
供述の自由保障としての黙秘権と立会権… 渕野貴生
弁護人立会権の理論的根拠に関する一考察… 石田倫識
【連載】新しい土地法・4-1
放置不動産と人格的価値(上)… 尾崎一郎
【連載】消費者法の作り方――規範の基底価値・存在形式・内容・10 [最終回]
消費者法制と税法… 髙橋祐介
【連載】ミクロ憲法学の可能性・2-1
憲法学からみた国の行政組織における企画・立案と総合調整… 上田健介
【連載】行政法の基礎理論・2-1
地方自治と行政法 再論(上)… 飯島淳子
オンライン授業とID … 吉永一行 【法律時評】
寛容的利用が違法とされた不幸な経緯に関する一考察
――最三小判令和2年7月21日(リツイート事件)… 田村善之 【判例時評】
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