◆5月号(92巻5号) 憲法学の課題――グローバル化とナショナリズムの間で

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「グローバル化とナショナリズムの同時進行」という状況に対し、各国の憲法学がどのような課題を見出し、対応しているかを論じる。

 
<特集 「憲法学の課題――グローバル化とナショナリズムの間で」より>

◆企画趣旨

 本年5月号の憲法特集は、思い切った挑戦を試みた。ご覧になればすぐに、本特集が各国の(その多くは、「著名な」という形容詞を付しても決して不適切ではない)憲法研究者に執筆を依頼したものであることがお分かりいただけるであろう。 … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

 
 
 

—— 2020年5月号目次——

◇憲法学の課題――グローバル化とナショナリズムの間で

企画趣旨 … 毛利 透
立憲民主主義国にとってストレスの多い時期
サンフォード・レヴィンソン (松平徳仁 訳)
連合王国の憲法とBrexit――「憲法的契機」なのか?
マーク・エリオット (江島晶子 訳)
フランス憲法に対する挑戦――グローバル化とナショナリズムの間で
ヴェロニク・シャンペイユ‐デプラ (馬場里美 訳)
正統化・解釈・妥協――現代憲法学の三つの課題
オリヴァー・レプシウス (前硲大志 訳)
法における価値思想のルネッサンス
アンナ‐ベッティナ・カイザー (沼本祐太 訳)
新自由主義的なグローバル化と身分制化された人権――韓国の状況
李 京柱
グローバル時代における台湾の憲法秩序の生成 … 魏 培軒
グローバリゼーションと向き合う日本の憲法学 … 佐々木弘通
日本国憲法におけるグローバル化と国家の主体性 … 高橋雅人

 
 

▼小特集 民事法改正と不動産登記

――日本登記法学会第4回研究大会

配偶者居住権を論じて所有者不明土地問題に係る民法・不動産登記法改正に及ぶ
七戸克彦
所有者不明土地問題と土地家屋調査士の関わり方 … 伊藤直樹
技術革新と不動産登記 … 山内鉄夫
「民事法改正と不動産登記」3報告と質疑を振り返る … 田髙寛貴

 

 

憲法改正と憲法変遷――ドイツ連邦共和国の憲法における安定性と動態性の関係についての考察
ウヴェ・フォルクマン (村山美樹 訳)

基本的人権へのもう一つの道――A. Fukuoka, ●The Sovereign and the Prophets●に寄せて
木庭 顕

倉敷民商事件における手続法上の論点 … 白取祐司

 

 

【連載】法曹養成制度の岐路・9
法科大学院制度と国際人権実務 … 佐藤暁子
私にとっての法科大学院と法曹養成制度――到達点とこれから
関 理秀

【連載】信用の基礎理論構築に向けて・3-1
株主第一主義の合理性と限界(上) … 田中 亘

【連載】新しい土地法・1-2
共有法改正の根拠と限界(下)――憲法上の財産権保障の観点から
伊藤栄寿

【連載】消費者法の作り方――規範の基底価値・存在形式・内容・5
消費貸借法制と行動経済学 … 西内康人

【連載】大学法人ガバナンスの現状と課題・5
私立大学ガバナンス・コードの現状と課題 … 川島いづみ

【連載】中間総括・刑事司法改革・10
公判中心主義 … 後藤 昭

【連載】【債権法判例の行方】
期限前弁済による貸主の損害賠償 … 都筑満雄

コロナの春磯部 哲 【法律時評】

継続的虐待と抗拒不能の判断
――名古屋高裁令和2年3月12日判決 … 仲道祐樹 【判例時評】

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