◆5月号(91巻5号) 判例に現れている違憲審査の思考法

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判例の結論、理由付け等で様々に活性化している近年の憲法判例。具体的な判例から最高裁の思考法を析出し、その影響を吟味する。

 
<特集 「判例に現れている違憲審査の思考法」より>

◆「個人の尊重」の規範内容

 「個人の尊重(13条)ないし「個人の尊厳(24条2項)」は日本国憲法の核心原理とされてきたが、それがいかなる形で裁判規範性を持ち得るのかという点については … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

 

 

—— 2019年5月号目次——

◇特集=判例に現れている違憲審査の思考法

「個人の尊重」の規範内容 … 齊藤 愛
投票価値較差訴訟の諸論点 … 山本真敬
二重の基準論の現在 … 村山健太郎
制度形成の統制 … 篠原永明
憲法上の権利に対する制約――事実上の制約、直接的な制約、間接的な制約、付随的な制約について
横大道 聡
国民意識の変化と憲法解釈 … 毛利 透
家族法の憲法化の現状 … 幡野弘樹
憲法適合的解釈は刑法解釈論に適合するのか? … 上田正基

▼小特集 調査官解説と憲法学――憲法判例と憲法学説の対話に向けて

企画趣旨 … 木下昌彦・片桐直人
利益衡量論と審査基準論のあいだ―――「集会の自由」領域の調査官解説を読む
上田健介
砂川空知太神社判決の二つの理解 … 片桐直人
「君が代判例」が継承した憲法理論 … 堀口悟郎
職業の自由事案における憲法判断の枠組み――平成4年酒類販売免許制判決調査官解説を読む
木下昌彦

メディア・コントロールと会社法研究――メディアの注目度に着眼した制度分析が見えなくするもの
仮屋広郷

株主の憲法上の代償権――ドイツの判例と日本法への示唆 … 高橋英治

カナダの尊厳死・安楽死法の現在 … 松井茂記

不合理な格差とは何か――最近の高裁判決にみる最高裁への問いかけ … 野川 忍

【新連載】デジタルプラットフォームと経済法・国際経済法・1
プライバシー侵害は競争法違反となるか――EUにおけるデータ保護法制(GDPR)と競争法の交錯
伊永大輔

【連載】憲法の規整力・5-1
文民統制の可能性と限界 … 栗島智明
【連載】憲法の規整力・5-1
《憲法ではない法》の規整力――日本憲法史における憲法と軍隊との関係についての覚書
荒邦啓介

【連載】拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・10-2
台湾における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方(下)
黄 士軒

【連載】死刑事件と適正手続・2
死刑事件と適正手続――アメリカにおける議論の現状 … 笹倉香奈

【連載】中間総括・刑事司法改革・4
捜査の法的規制 … 後藤 昭

【連載】【債権法判例の行方】21
安全配慮義務・安全配慮義務論 … 中原太郎

子どものための養育支援と介入を統合する立法へ … 久保野恵美子 【法律時評】

性同一性障害特例法の生殖能力要件の合憲性
――最高裁第二小法廷平成31年1月23日決定 … 木村草太 【判例時評】

 
 
【法律時報 訂正・追録履歴】 2019