過去の連載

●憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性 1~22〈2021年4月号~2023年4月号〉 ≪連載終了≫

1 企画趣旨… 渡辺康行
  それでも基準は二重である?――「二重の基準」をめぐる政治力学
江藤祥平2021年4月号
2 地方議会の自律的権能と司法審査
――岩沼市議会議員出席停止処分事件大法廷判決の意義と射程… 渡辺康行2021年5月号
3 公共施設の使用許可と集会の自由――金沢市庁舎前広場事件を中心に
神橋一彦2021年6月号
4 憲法裁判における裁判所と当事者の役割分担 … 嘉多山 宗2021年7月号
5 「『目的』と『手段』の2段構え」の型をとらない憲法判断――処分審査を中心に
大石和彦2021年8月号
6 国民の知る権利と番組編集準則をめぐる憲法訴訟 … 西土彰一郎2021年9月号
7 違憲審査基準の要件事実的考察 … 井桁大介2021年10月号
8 憲法上の救済としての合憲拡張解釈 … 白水 隆2021年11月号
9 ヘイトスピーチに対する民事的規制について … 佃 克彦2022年1月号
10 救済を視野に入れた憲法上の実体的な権利の構成
――同性婚訴訟を手掛かりとして … 巻 美矢紀2022年2月号
11 憲法訴訟における「事実」 … 御幸聖樹2022年3月号
12 著作権と表現の自由――媒介者の観点から … 小町谷育子2022年4月号
13 憲法判例と比例原則――判例法理の内在的発展の可能性 … 柴田憲司2022年5月号
14 「処分」違憲審査――憲法事実としての事案類型 … 岩井 信2022年6月号
15 選挙訴訟の主観的性格と客観的性格――ドイツ選挙審査抗告と対比して … 畑尻 剛2022年8月号
16 憲法訴訟のために実務家と研究者にできること――在外日本人国民審査権訴訟の留書き … 吉田京子2022年9月号
17 裁判員の権限と義務――裁判員の「独立」を軸として … 小西葉子2022年10月号
18 生活保護基準の改定に係る厚生労働大臣の裁量の範囲について … 巽 智彦2022年11月号
19 生存権訴訟の類型化と審査のあり方――自由権的側面を起点として … 松本奈津希2023年1月号
20 憲法9条と「法的保護に値する利益」に関する一考察――安保法制違憲国賠訴訟を題材に … 青井未帆2023年2月号
21・22 憲法裁判と司法権 … 野坂泰司2023年3月号2023年4月号

●デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線 1~16〈2021年4月号~2022年11月号〉 ≪連載終了≫

  本企画の目的 … 千葉惠美子
1 パーソナルデータ取引の倫理的・法的・社会的課題(上)
岸本充生・プラットフォームビジネス研究会2021年5月号
2 パーソナルデータ取引の倫理的・法的・社会的課題(下)
岸本充生・プラットフォームビジネス研究会2021年6月号
3 情報法からみたプラットフォームをめぐる法的課題(上)
成原 慧・プラットフォームビジネス研究会2021年7月号
4 情報法からみたプラットフォームをめぐる法的課題(下)
成原 慧・プラットフォームビジネス研究会2021年8月号
5 プラットフォームビジネス規制の制度設計(上)
原田大樹・プラットフォームビジネス研究会2021年9月号
6 プラットフォームビジネス規制の制度設計(上)
原田大樹・プラットフォームビジネス研究会2021年10月号
7 デジタルプラットフォームと情報ネットワーク(上)
荒川伸一・プラットフォームビジネス研究会2022年1月号
8 デジタルプラットフォームと情報ネットワーク(下)
荒川伸一・プラットフォームビジネス研究会2022年2月号
9 Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(上)
稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会2022年3月号
10 Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(下)
稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会2022年4月号
11 AIと憲法――アルゴリズム、プライバシー、デモクラシー
山本龍彦・プラットフォームビジネス研究会2022年5月号
12 AIと憲法(下)――アルゴリズム、プライバシー、デモクラシー
山本龍彦・プラットフォームビジネス研究会2022年6月号
13 ブロックチェーンと法(上) … 片桐直人・プラットフォームビジネス研究会2022年7月号
14 ブロックチェーンと法(下) … 片桐直人・プラットフォームビジネス研究会2022年8月号
15 デジタル・プラットフォームにおけるガバナンスとルールメイキング(上)
――あるいは、表現の自由の私法的基礎 … 津野田一馬・プラットフォームビジネス研究会2022年10月号
16 デジタル・プラットフォームにおけるガバナンスとルールメイキング(下)
――あるいは、表現の自由の私法的基礎 … 津野田一馬・プラットフォームビジネス研究会2022年11月号

●ミクロ憲法学の可能性 1~12〈2020年8月号~2022年9月号〉 ≪連載終了≫

◎2023年5月 単行本発売! 『ミクロ憲法学の可能性』

1-1 新しい葬法の登場と「弔う秩序」 … 片桐直人2020年8月号
1-2 刑法における葬送秩序――片桐報告へのコメント … 原田 保 2020年9月号
1-3 原田コメントへの再応答 … 片桐直人 (2020年9月号
2-1 憲法学からみた国の行政組織における企画・立案と総合調整
上田健介2020年10月号
2-2 行政法学からみた国の行政組織における企画・立案と総合調整
――上田報告へのコメント … 木藤 茂 2020年11月号
2-3 木藤コメントへの再応答 … 上田健介 (2020年11月号
3-1 離婚した父母と子どもとの法的関係――夫婦の別れは親子の別れなのか?
井上武史 (2021年1月号
3-2 離婚した父母と子どもとの法的関係――井上報告へのコメント
山口亮子 (2021年2月号
3-3 山口コメントへの再応答 … 井上武史 (021年2月号
4-1 マンション建替え決議制度と財産権保障 … 篠原永明 (2021年3月号
4-2 マンション法における民事法学の「こだわりどころ」の分析
――篠原報告へのコメント … 吉原知志 (2021年4月号
4-3 吉原コメントへの再応答 … 篠原永明 (2021年4月号
5-1 生活保護・制裁・費用徴収 … 柴田憲司2021年5月号
5-2 生活保護における指導・指示と費用徴収――柴田報告へのコメント
新田秀樹2021年6月号
5-3 新田コメントへの再応答… 柴田憲司2021年6月号
6-1 外国人の子どもの学習権と就学義務――学校教育法17条をどう読むか
石塚壮太郎2021年7月号
6-2 就学義務の功罪――石塚報告へのコメント … 堀口悟郎2021年8月号
6-3 堀口コメントへの再応答――学習権の領分 … 石塚壮太郎2021年8月号
7-1 ミクロ財政と憲法学――あるいは財政と金融の一側面 … 片桐直人2021年9月号
7-2 「資金」の財政法学――片桐報告へのコメント … 藤谷武史2021年10月号
7-3 藤谷コメントへの再応答 … 片桐直人2021年10月号
8-1 国家賠償請求権の除斥期間と憲法――旧優生保護法訴訟をめぐって
上田健介2021年11月号
8-2 国家賠償請求権の責任主体および判例法理としての「除斥期間」
――上田報告へのコメント … 原田 剛2022年1月号
8-3 原田コメントへの再応答 … 上田健介2022年1月号
9-1 消費者法におけるデュアルエンフォースメントとダブルトラック
篠原永明2022年2月号
9-2 行政規制と民事的手法の競合と協働――篠原報告へのコメント … 堀澤明生
    行政訴訟と民事差止訴訟のダブルトラック解消の方向性について
――篠原報告へのコメント … 安永祐司2022年3月号
9-3 堀澤コメント・安永コメントへの再応答 … 篠原永明2022年3月号
10-1 法律上の緊急事態の理論的検討――「宣言」にどのような意味があるのか
井上武史2022年4月号
10-2 法律による「緊急事態」への対応──井上報告へのコメント
田代滉貴2022年5月号
10-3 田代コメントへの再応答 … 井上武史2022年5月号
11-1 地方議会議員の出席停止の懲罰と「法律上の争訟」――岩沼市議会事件判決を契機に … 柴田憲司2022年6月号
11-2 「法律上の争訟」概念の具体的展開――柴田報告へのコメント … 神橋一彦2022年7月号
11-3 神橋コメントへの再応答 … 柴田憲司2022年7月号
12-1 水害に関する国の法的責任と防災義務――ハザードマップの整備と水害リスク説明を中心に … 石塚壮太郎2022年8月号
12-2 福知山水害訴訟が問う防災行政・私経済行政のあり方――石塚報告へのコメント … 近藤卓也2022年9月号
12-3 近藤コメントへの再応答 … 石塚壮太郎2022年9月号

●行政法の基礎理論 1~10〈2020年8月号~2022年5月号〉 ≪連載終了≫

◎2023年2月 単行本発売! 『行政法の基礎理論』

1 企画趣旨 … 太田匡彦
  情報技術の展開と行政法 … 原田大樹 (2020年8月号2020年9月号
2 地方自治と行政法 再論 … 飯島淳子 (2020年10月号2020年11月号
3 正統性の構造分析――行政国家の正統性を手がかりに
興津征雄 (2021年1月号2021年2月号
4 法律上の特別の根拠なき機関訴訟の基礎づけ――特に権力分立原理の観点から … 西上 治 (32021年3月号2021年4月号
5 私人の情報提供と行政判断 … 須田 守 (2021年5月号2021年6月号
6 情報秩序としての行政過程の法問題 … 山本隆司2021年7月号2021年8月号
7 「法規範が利益を一定の態様で保護する」という思考が
行政法において意味するもの … 太田匡彦2021年9月号2021年10月号
8 危険管理責任の再定位――義務違反構成の試み
米田雅宏2021年11月号2022年1月号
9 長等が地方公共団体に対して負う損害賠償責任
――法人のガバナンスの横断的分析の端緒として … 巽 智彦2022年2月号2022年3月号
10 地方行政組織の構成原理に関する一考察――公選制行政委員会の終焉に寄せて
島村 健2022年4月号2022年5月号

●学校法人ガバナンスをめぐる法的課題 1~6〈2021年8月号~2022年2月号〉 ≪連載終了≫

1 学校法人ガバナンスをめぐる法的課題――連載開始にあたって … 尾崎安央2021年8月号
2 学校法人の資金調達・資金運用とガバナンス … 山本真知子2021年9月号
3 学校法人における内部統制と監査体制 … 尾形 祥2021年10月号
4 教学ガバナンスと「教学監査」 … 瀬谷ゆり子2021年11月号
5 学校法人ガバナンスの強化と大学ガバナンス・コードの活用 … 川島いづみ2022年1月号
6 学校法人とステークホルダー――ガバナンスの法的検討との関係 … 小宮靖毅2022年2月号

●海外コロナ事情――現地からのレポート 〈2020年9月号~2021年6月号〉 ≪連載終了≫

●シンガポール編 「キレイな国」にある社会の溝 … 田岡絵理子 (2020年9月号
●ドイツ編 マスク着用義務からみるドイツのコロナ対策――ハンブルクを例に … 渡邉泰彦 (2021年4月号
●オーストラリア編 機能するデモクラシーの重要性を知る… 青井未帆 (2021年6月号

●新しい土地法 1~7〈2020年4月号~2021年6月号〉 ≪連載終了≫

◎2022年4月 単行本発売! 『新しい土地法』

1 「新しい土地法」の連載を始めるにあたって … 秋山靖浩 (2020年4月号
 共有法改正の根拠と限界――憲法上の財産権保障の観点から … 伊藤栄寿 (2020年4月号2020年5月号
2 所有者不明土地・手続保障・固定資産税 … 渕 圭吾 (2020年6月号2020年7月号
3 土地所有権と憲法――土地基本法の制定・改正論議から考える … 平良小百合 (2020年8月号2020年9月号
4 放置不動産と人格的価値 … 尾崎一郎 (2020年10月号2020年11月号
5 行政法学から見た不動産登記法 … 原田大樹 (2021年1月号2021年2月号
6 相続人の占有と所有権の時効取得 … 水津太郎 (2021年3月号2021年4月号
7 土地管理制度と土地所有権に対する制約(上)──「土地を使用しない自由」を出発点として … 秋山靖浩 (2021年5月号2021年6月号

●差別解消法と条例の展開――ヘイトスピーチ問題を例に展望する 〈2020年10月号~2021年4月号〉 ≪連載終了≫

1 企画趣旨 … 金 尚均 
  人種差別撤廃のための国内法整備――国際人権法の観点から … 申 惠丰 (2020年10月号
2 尊厳とヘイト … 遠藤比呂通 (2020年11月号
3 ヘイトスピーチ条例におけるインターネット規制の限界 … 曽我部真裕 (2021年1月号
4 集団に対する差別的言動と不法行為――人間の尊厳と平穏生活権 … 若林三奈 (2021年2月号
5 ヘイトスピーチに対する刑事規制 … 金 尚均 (2021年3月号
6 ヘイトスピーチ解消法と条例によるヘイトスピーチ対策の到達点 … 石塚武志 (2021年4月号

●中間総括・刑事司法改革〈2018年10月号~2021年1月号〉 ≪連載終了≫

◎2021年10月 単行本発売! 『刑事司法改革の現段階』

1-1 ・企画趣旨 … 川崎英明・後藤 昭・白取祐司 (2018年10月号
  ・裁判員制度:その現状と課題 … 川崎英明 (2018年10月号
1-2 ・裁判員制度がもたらしたもの … 後藤 昭 (2018年11月号
2 ・被疑者国選弁護制度 … 白取祐司 (2019年1月号
3 ・犯罪被害者と刑事手続 … 川崎英明 (2019年3月号
4 ・捜査の法的規制 … 後藤 昭 (2019年5月号
5 ・証拠開示 … 白取祐司 (2019年7月号
6 ・取調べの可視化:原点と課題 … 川崎英明 (2019年9月号
7 ・身体拘束 … 後藤 昭 (2019年11月号
8 ・公判前整理手続 … 白取祐司 (2020年1月号
9 ・起訴基準と訴追裁量 … 川崎英明 (2020年3月号
10 ・公判中心主義 … 後藤 昭 (2020年5月号
11 ・通信傍受法改正 … 白取祐司 (2020年7月号
12 ・再審 … 川崎英明 (2020年9月号
13 ・簡易な手続 … 後藤 昭 (2020年11月号
14 ・協議・合意制度、刑事免責 … 白取祐司 (2021年1月号

●可視化から弁護人立会いへ――刑事司法改革のネクスト・ステージ 〈2020年10月号~2021年1月号〉 ≪連載終了≫

1 ・供述の自由保障としての黙秘権と立会権 … 渕野貴生
  弁護人立会権の理論的根拠に関する一考察 … 石田倫識 (2020年10月号
2 ・弁護人立会いの実践と理論的可能性 … 川﨑拓也・斎藤 司 (2020年11月号
3 ・取調べの弁護人立会権の制度と実践モデルの構想 … 秋田真志・笹倉香奈 (2021年1月号

●消費者法の作り方:規範の基底価値・存在形式・内容〈2019年10月号~2020年10月号〉 ≪連載終了≫

◎2021年2月 単行本発売! 『消費者法の作り方』
 

1 ・消費者法の作り方:連載の趣旨と導入的説明 … 丸山絵美子・西内康人 (2019年10月号
2 ・価値と分配と効率性:消費者法の位置付けの前に … 大屋雄裕 (2019年11月号
3 ・消費者法分野における民事立法の形式をめぐって(上・下) … 吉政知広 (2020年1月号2020年2月号
4 ・消費者契約の協働的形成に関する一考察(上) … 松田貴文 (2020年3月号2020年4月号
5 ・消費貸借法制と行動経済学 … 西内康人 (2020年5月号
6 ・英国ペイデー・ローン規制にみる消費者信用法制――上限金利規制を中心に … 牧 佐智代 (2020年6月号
7 ・企業における行動学的転回(behavioral turn)と消費者取引規制の在り方 … 得津 晶 (2020年7月号
8 ・消費者法の規範・実現主体のベターミックスはいかにして可能か
――消費者契約法4条とその周辺を例として … 丸山絵美子2020年8月号
9 ・消費者信用に関する国際的な規範形成――国内での規範形成に対する外在的制約要因 … 横溝 大2020年9月号
10 ・消費者法制と税法 … 髙橋祐介2020年10月号

●学校法人ガバナンスの現状と課題〈2020年1月号~2020年6月号〉 ≪連載終了≫

1 ・2019年私立学校法改正と学校法人ガバナンス … 尾崎安央 (2020年1月号
2 ・私立大学法人の理事長・理事・理事会 … 河内隆史2020年2月号
3 ・学校法人における監査体制 … 瀬谷ゆり子2020年3月号
4 ・学校法人の評議員会制度をめぐる法的課題 … 尾形 祥2020年4月号
5 ・私立大学ガバナンス・コードの現状と課題 … 川島いづみ2020年5月号
6 ・学校法人等の再編におけるガバナンス上の課題 … 山本真知子2020年6月号

●法曹養成制度の岐路〈2019年8月号~2020年6月号〉 ≪連載終了≫

1 ・法曹養成制度の岐路 … 後藤 昭 (2019年8月号
2 ・法科大学院の今後:普通の法科大学院は制度改正にどう対応すべきか … 椛嶋裕之 (2019年9月号
3 ・司法試験のあり方:新しい法曹養成制度の理念に沿ったものとするには … 亀井尚也 (2019年10月号
4 ・司法試験予備試験の機能 … 宮澤節生 (2019年11月号
5 ・法曹の職域と法曹人口――62期弁護士の調査から … 藤本 亮 (2020年1月号
6 ・「ロースクールと法曹の未来を創る会(Law未来の会)」の活動について
多田 猛 (2020年2月号
7 ・韓国ロースクール・システムの意義と課題 … 金 昌禄 (2020年3月号
8 ・司法修習制度の抜本的改革に向けて――企業・公共団体内弁護士へのアンケート結果も踏まえて … 亀井尚也 (2020年4月号
9 ・法科大学院制度と国際人権実務 … 佐藤暁子 (2020年5月号
 ・私にとっての法科大学院と法曹養成制度――到達点とこれから … 関 理秀 (2020年6月号

●憲法の規整力〈2018年8月号~2020年4月号〉 ≪連載終了≫

1-1 ・憲法学と「世論」 … 横大道 聡 (2018年8月号
・日本人の憲法観 … 境家史郎 (2018年8月号
1-2 ・[ディスカッション]「世論」と「立憲主義」をめぐって
「憲法の規整力」研究会 (2018年9月号
2-1 ・憲法典のデザイン:「簡潔・厳格」モデルの意義と限界 … 山本龍彦 (2018年10月号
・憲法秩序の変動と解釈の担い手:浦和事件と「憲法争議」 … 出口雄一 (2018年10月号
2-2 ・[ディスカッション]誰のための、何のための「憲法典」か? … 「憲法の規整力」研究会 (2018年11月号
3-1 ・「根本建前」と「根本規範」:8月革命説の理解の仕方 … 山崎友也 (2019年1月号
・「戦前・戦後の転換」のあいだ:日本管理法令研究会における田中二郎の憲法理解 … 小石川裕介 (2019年1月号
3-2 ・[ディスカッション]八月革命、一日にして成らず … 「憲法の規整力」研究会 (2019年2月号
4-1 ・代表制:「再現」なき時代に … 江藤祥平 (2019年3月号
・日本における代表制:その歴史的展開と課題 … 清水唯一朗 (2019年3月号
4-2 ・[ディスカッション]「代表制」の原理的・制度的基盤は何か? … 「憲法の規整力」研究会 (2019年4月号
5-1 ・文民統制の可能性と限界… 栗島智明 (2019年5月号
 ・《憲法ではない法》の規整力:日本憲法史における憲法と軍隊との関係についての覚書 … 荒邦啓介 (2019年5月号
5-2 ・[ディスカッション]軍隊に対する憲法の規整力とは … 「憲法の規整力」研究会 (2019年6月号
6-1 ・権利/人権:義務の不在 … 江藤祥平 (2019年7月号
 ・「権利」概念を巡る政治理論的考察:近代日本の場合 … 大久保健晴 (2019年7月号
6-2 ・[ディスカッション]日本における「権利」の土壌 … 「憲法の規整力」研究会 (2019年8月号
7-1 ・憲法学と「市民」:地方自治論の意義を巡って … 水林 翔 (2019年9月号
  ・主権・分権:平成期の地方制度改革の過程分析を中心に … 木寺 元 (2019年9月号
7-2 ・[ディスカッション]憲法は地方分権論に貢献できるか? … 「憲法の規整力」研究会 (2019年10月号
8-1 ・憲法学説のなかの天皇制 … 栗田佳泰 (2020年1月号
  ・憲法学における天皇論の位置 … 坂井大輔 (2020年1月号
8-2 ・[ディスカッション]戦後憲法学における天皇像の不在?
「憲法の規整力」研究会 (2020年2月号

9-1 ・「戦後憲法学」と憲法学史研究――「憲法学説」の射程 … 出口雄一
   ・9条学説史から見た「憲法学説」の規整力 … 鈴木 敦 (2020年3月号
9-2 ・[ディスカッション]憲法学説・学者の「社交」について … 「憲法の規整力」研究会 (2020年4月号

●債権法判例の行方〈2017年7月号~2020年6月号〉 ≪連載終了≫

民法改正に伴い、現行法の下で重要判例であると理解されてきた諸判例がどのような意義を持つことになるのか。また、どのような位置づけを与えられることとなるのかを丁寧に検討する。

◎2021年9月 単行本発売! 『債権法改正と判例の行方』

1 代理権の濫用 … 宮下修一 (2017年7月号
2 組合財産の帰属関係 … 伊藤栄寿 (2017年8月号
3 債権者代位権の転用 … 秋山靖浩 (2017年9月号
4 相殺における「相互性」「合理的期待」「牽連性」 … 石田 剛 (2017年10月号
5 契約解除規定の改正が非典型担保に与える影響 … 藤澤治奈 (2017年11月号
6 債権者の担保保存義務 … 中原太郎 (2018年1月号
7 数量に関する契約不適合と損害倍賞の内容 … 田中 洋 (2018年2月号
8 請負における注文者の報酬減額請求権の新設 … 水津太郎 (2018年3月号
9 賃借人の地位の移転 … 都筑満雄 (2018年4月号
10 弁済の詐害行為性 … 原 恵美 (2018年5月号
11 付随的な義務の不履行と契約の解除 … 松井和彦 (2018年6月号
12 債権の消滅時効の起算点 … 秋山靖浩 (2018年7月号
13 動機の錯誤 … 伊藤栄寿 (2018年8月号
14 定型約款 … 宮下修一 (2018年9月号
15 改正民法468条1項に基づく抗弁の放棄 … 石田 剛 (2018年10月号
16 請負契約の解除と報酬請求権 … 藤澤治奈 (2018年11月号
17 種類債権の特定 … 田中 洋 (2019年1月号
18 受寄者の返還義務と民法178条の「第三者」 … 水津太郎 (2019年2月号
19 直接取引と不動産仲介業者の報酬請求権 … 都筑満雄 (2019年3月号
20 塡補賠償請求権の消滅時効の起算点 … 松井和彦 (2019年4月号
21 安全配慮義務・安全配慮義務論 … 中原太郎 (2019年5月号
22 譲渡制限特約の効力 … 原 恵美 (2019年6月号
23 代償請求権 … 伊藤栄寿 (2019年7月号
24 不法行為による損害賠償請求権の消滅時効 … 宮下修一 (2019年8月号
25 不動産賃借権に基づく妨害排除請求 … 秋山靖浩 (2019年9月号
26 共同不法行為者間における求償権の成立要件 … 石田 剛 (2019年10月号
27 建築請負契約の解除と建替費用相当額の損害賠償 … 藤澤治奈 (2019年11月号
28 請負における修補に代わる損害賠償の内容と限界 … 田中 洋 (2020年1月号
29 抵当権にもとづく物上代位と相殺 … 水津太郎 (2020年2月号
30 将来発生する債権の譲渡に関する制限基準 … 原 恵美 (2020年3月号
31 法定利率と中間利息控除 … 中原太郎 (2020年4月号
32 期限前弁済による貸主の損害賠償 … 都筑満雄 (2020年5月号
33 賃貸借における信頼関係破壊の法理 … 松井和彦 (2020年6月号

●行政の正統性をめぐる現代的諸問題〈2019年7月号~2019年9月号〉 
≪連載終了≫

1 データ保護法上の監督機関の独立性と民主的正統性 … 西上 治 (2019年7月号
2 全自動発布処分を追試する … 須田 守 (2019年8月号
3 規整法と法律の留保:「多元的システム」における行政の正統性
巽 智彦 (2019年9月号

●デジタルプラットフォームと経済法・国際経済法〈2019年5月号~2019年8月号〉 
≪連載終了≫

1 プライバシー侵害は競争法違反となるか:EUにおけるデータ保護法制(GDPR)と競争法の交錯
伊永大輔 (2019年5月号
2 越境データ移転を巡る法政策上の課題 … 東條吉純 (2019年6月号
3 EU加盟国の税制上の優遇措置に対するEU国家補助規制の適用 … 青柳由香 (2019年7月号
4 ドイツ・フェイスブック競争法違反事件:濫用規制と憲法・民法 … 舟田正之 (2019年8月号

●死刑事件と適正手続〈2019年4月号~2019年8月号〉 ≪連載終了≫

1 死刑と憲法的規制:アメリカと日本の比較 … キャロル・S・スタイカー=ジョーダン・M・スタイカー(訳:笹倉香奈) (2019年4月号
2 死刑事件と適正手続:アメリカにおける議論の現状 … 笹倉香奈 (2019年5月号
3 死刑における手続保障の重要性:比較憲法の観点から … 阪口正二郎 (2019年6月号
4 死刑制度に関する憲法論を再考する意味:政策論から法律論へ … 西田理英 (2019年7月号
5 精神障がい者・知的障がい者と死刑確定後の手続 … 田鎖麻衣子 (2019年8月号

●拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析〈2017年10月号~2019年10月号〉 ≪連載終了≫

家族間における子の奪い合いという、極めて解決が困難な事象に対する一定の解決の指針を模索するために、幅広い立場からの知見を集約する。

 
◎2023年5月 単行本発売! 『親による子の拐取を巡る総合的研究』

 ・ 企画趣旨 … 深町晋也 (2017年10月号
1 ドイツ刑法における未成年者の引離しを巡る議論状況
:両親による子の奪い合い事例を中心に … 深町晋也 (2017年10月号11月号
2 我が国における拐取罪の沿革:親が主体の事案を念頭に
松原和彦 (2017年12月号2018年1月号
3 オーストリア刑法における未成年者の引離しを巡る議論状況
:両親による子の奪い合い事例を中心に … 佐藤陽子 (2018年2月号2018年3月号
4 イギリスにおける家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方
樋口亮介 (2018年4月号2018年5月号
5 アメリカ合衆国における家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方
佐伯仁志 (2018年6月号2018年7月号
6 カナダ刑法における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方
和田俊憲 (2018年8月号
7 フランス刑法における未成年者の奪い合いを巡る議論状況
佐藤結美 (2018年9月号
8 スイス刑法における未成年の子の奪い合いを巡る議論状況 … 深町晋也 (2018年10月号)/(2018年11月号
9 比較法の地図:家族間における子の奪い合いに関する刑事法的対応 … 樋口亮介 (2019年1月号
10 台湾における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方 … 黄 士軒 (2019年3月号2019年5月号
11 「拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析」に対する民法からのコメント(1)
:英国法も参考にしつつ … 許 末恵 (2019年4月号
12 「拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析」に対する民法からのコメント(2)
:大陸法 … 石綿はる美 (2019年4月号
13 親による子どもの連れ去りに関する北欧デンマークの刑事法的対応について … 松澤 伸 (2019年6月号
14 日本法の地層:拐取罪を巡る(裁)判例および学説の各状況の粗描 … 松原和彦 (2019年9月号
15 親による未成年の子の奪い合いと拐取罪の成否を巡る諸問題:日本法の新たな地層 … 深町晋也 (2019年10月号

●原発問題から検証する公法理論〈2017年10月号~2019年3月号〉 ≪連載終了≫

山下竜一教授を中心とする「原発再稼働と法」研究会。「原発問題から検証する公法理論」にかかわる様々なテーマをとりあげる。

◎2021年2月 単行本発売! 『原発再稼働と公法』

1 原子力法制度に求められる機能とは何か
山下竜一 (2017年10月号11月号
2 脱原発と財産権 … 小山 剛 (2018年1月号
3 規制基準とリスクの社会的受容性 … 黒川哲志 (2018年2月号
4 新規制基準における原子力安全の論理
:継続的更新性・科学的客観性・民主的正統性・公益適合性確保の視点からの検討
岸本太樹 (2018年3月号2018年4月号
5 原子力規制委員会に関する一考察
:行政法学におけるアカウンタビリティ試論
深澤龍一郎 (2018年5月号
6 伝統的許可制度の現代的変容
:原子炉設置許可とバックフィット命令を素材にして
米田雅宏 (2018年6月号2018年7月号
7 自治体の関与の正統性と法的根拠
:安全規制への周辺自治体の関与を中心に
中嶋直木 (2018年8月号2018年9月号
8 わが国における原子力災害対策について
小澤久仁男 (2018年10月号)/(2018年11月号
9 福島第一原子力発電所事故国家賠償請求訴訟の現状と展望
児玉 弘 (2019年1月号
10 原発再稼働とバックエンド問題 … 亘理 格 (2019年3月号

●労働法理論の探究〈2017年4月号~2019年2月号〉 ≪連載終了≫

戦後70年を節目として労働法学が進むべき方向を見極めるべく、実定法解釈論を強く意識した上で、改めて基礎理論的な研究に立ち向かい、そこにおける諸課題を深化させる。

◎2020年5月 単行本発売! 『労働法理論の探究』

1 雇用差別禁止法の正統化根拠に関する基礎的考察 … 石田信平 (2017年4月号5月号
2 団交権「保障」の基本問題:「救済」から「促進」へ … 道幸哲也 (2017年6月号7月号
3 労働法における法律行為:意思と合理性の史的位相変化
米津孝司 (2017年9月号10月号
4 労働法における企業パラダイムの現状と可能性 … 矢野昌浩 (2018年1月号2018年2月号
5 労働関係法から労働者法へ:労働法の意義論再考
本久洋一 (2018年5月号2018年6月号
6 強行法規はなぜ必要か?:労働法における強行法規と自由意思
水町勇一郎 (2018年7月号2018年8月号
労働者の集団的権利:アメリカの議論を参考に
中窪裕也 (2019年1月号)/(2019年2月号

●戦後憲法学の70年を語る:高橋・高見憲法学との対話〈2017年8月号~2018年7月号〉 ≪連載終了≫

憲法70周年を節目に、日本憲法学をリードしてこられた高橋和之教授と高見勝利教授との対話を通じて、日本国憲法がこれまでの発展や、憲法に対する理解、これからの課題等を改めて見つめ直す(聞き手:宍戸常寿教授・林知更教授・小島慎司准教授・西村裕一准教授)。

◎2020年7月 単行本発売! 『戦後憲法学の70年を語る:高橋・高見憲法学との対話』
 Web日本評論にて、はしがきがご覧いただけます。(無料会員登録)

・ 企画趣旨 … 林 知更 (2017年8月号
1 研究の出発点、憲法学の方法論 (2017年8月号
2 主権論と国家法人説:ドイツ憲法研究とフランス憲法研究(1) (2017年9月号
3 国民主権からデモクラシーへ:ドイツ憲法研究とフランス憲法研究(2) (2017年10月号
4 55年体制をどう考えるか:議院内閣制(1) (2017年11月号
5 統治構造の分析視角:議院内閣制(2) (2017年12月号
6 権力分立論と国家の諸作用 (2018年1月号
7 司法権の概念 (2018年2月号
8 憲法訴訟論と審査基準論 (2018年3月号
9 私人間効力論 (2018年4月号
10 日本憲法学説史 (2018年5月号
11 憲法と政治 (2018年6月号
12 日本社会と憲法学 (2018年7月号