◆2026年3月号 内と外から見た著作権法と刑法<好評発売中!>

「内からの視点」と「外からの視点」という2つの視点から、著作権法と刑法を巡る理論的・実務的な課題に取り組みます。

本企画の背景・趣旨

 1 はじめに
 本誌においては、2022年11月号(94巻11号)から2025年3月号(97巻3号)まで、谷川和幸・関西学院大学教授及び西貝吉晃・千葉大学教授を企画代表とする「著作権法と刑法の語らい」と題する連載(以下、「語らい連載」)が公刊されていた。著作権法が民事法的規定のみならず刑事法的規定(罰則)をも有し、民事法及び刑事法における著作権侵害の範囲。内容は一致すると解されることからすれば、その処罰範囲が極めて広範に亘る可能性が … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

——2026年3月号目次——

◇特集 内と外から見た著作権法と刑法

企画趣旨――著作権法罰則を内と外から眺めて … 深町晋也
著作権法罰則の裁判例収集とその概観 … 谷川和幸・今井康介
裁判例収集に基づく著作権法罰則の理論的分析――法令の適用と罪数からの逆照射 … 仲道祐樹
裁判官から見た著作権法違反事件の法益侵害と量刑判断 … 江見健一
権利者と非権利者のあいだ――実務家から見た著作権法と刑法 … 山根俊一郎
ドイツの著作権侵害罪における起訴裁量 … 西貝吉晃
イギリス著作権法における刑事罰規定の構造 … 今村哲也
アメリカから見た著作権法と刑法 … 金子敏哉
台湾著作権法における刑罰規定の概観 … 林 季陽・黄 士軒

◇小特集 第24回行政法研究フォーラム 地方分権・自治の30年――これまでとこれから

地方自治・地方分権の回顧と展望――団体自治に関する諸問題を中心に … 人見 剛
地方分権の回顧と展望――第1次分権改革を中心に … 小泉祐一郎
東日本大震災における防潮堤計画と復興まちづくり … 阿部俊彦
「地域における行政」の展開――対人サービス・規制を中心に … 原島良成
質疑応答 … 人見 剛・小泉祐一郎・阿部俊彦・原島良成

論説

少年事件における余罪考慮の範囲――非行事実と要保護性の再考 … 藤永祐介

NEW司法のブラックボックスを開く・1
評議の秘密と評議資料――團藤重光文書を活用した評議過程の実証研究の可能性 … 赤坂幸一

メタ「法学入門」・16
刑法学 その1 … 小粥太郎

民事法律扶助制度の改革・12
民事法律扶助制度と弁護士の経営・産業構造を考える(上) … 河﨑健一郎・山野目章夫

日本の民主主義・5
専門知が統治する「民主主義」――日本型ポピュリズムの憲法的条件 … 高橋雅人

憲法と家族法の交錯・14
憲法上の「親」 … 佐々木くみ

名誉毀損・侮辱を巡る比較刑法研究・3-3
アメリカにおける名誉の保護(3・完)――比較刑法の観点から … 樋口亮介

拘禁刑時代の施設内処遇・16
第三者機関による刑事施設運営の透明性および適正さの確保
――不服審査調査検討会の活動状況とその課題 … 三島 聡

公判外供述の比較法研究・5-2
戦前・日本の刑事手続上の公判外供述(2) … 斎藤 司

デジタルプラットフォームと経済法の世界的新展開・5
FTC v. Meta事件判決にみる潜在的競争者理論の現在地――デジタル市場におけるキラー買収規制の課題と日本法の展望 … 林 秀弥

法律時評

刑罰による国章の保護亀井源太郎

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