メディア掲載 一覧

2023年11月3日

第66回 日経・経済図書文化賞 ダブル受賞!

室岡健志『行動経済学』と、廣光俊昭『哲学と経済学から解く世代間問題 経済実験に基づく考察』が、 第66回 日経・経済図書文化賞をダブル受賞しました!!
本日11月3日付『日本経済新聞』で発表されました。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75855010T01C23A1MM8000/

日本経済新聞社と日本経済研究センター共催で、過去1年間に刊行された経済図書の中で特に優れた図書に贈られる賞で、今年は5点受賞しました。

『行動経済学』『行動経済学』
室岡健志 (大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授)著

「単なる心理学の応用ではない新たな経済学の一分野として包括的に論じる」吉川洋 審査委員長評
「本書は行動経済学が応用心理学ではなく経済学の一分野であることを説得的に示す。日本の行動経済学の研究水準を引き上げるのに大きく貢献している。」大竹文雄審査委員評

『哲学と経済学から解く世代間問題 経済実験に基づく考察』『哲学と経済学から解く世代間問題 経済実験に基づく考察』
廣光俊昭 (在米国日本国大使館公使・財務省財務総合政策研究所客員研究員)著

「地球温暖化や公的債務の問題など我々が直面する課題への対処に示唆を与える優れた学術的貢献である」吉川洋審査委員長評
「本書は、現在世代が将来世代に対してどのような責任を負っているかを正面から問う、経済学と哲学を融合した経済哲学の書である。」井堀利宏審査委員評

2022年11月3日

長岡貞男『発明の経済学』第65回 日経・経済図書文化賞受賞!


 
長岡貞男著『発明の経済学 イノベーションへの知識創造』が、 第65回 日経・経済図書文化賞を受賞しました!!
本日11月3日付『日本経済新聞』で発表されました。

日本経済新聞社と日本経済研究センター共催で、過去1年間に刊行された経済図書の中で特に優れた図書に贈られる賞で、今年は5点受賞しました。

『発明の経済学 イノベーションへの知識創造』
長岡貞男 (東京経済大学経済学部教授)著
「先進国の経済成長の源泉として広く認識されているイノベーション(技術革新)は、どのようにして生まれるのか。…(中略)…長年の地道な研究をまとめ、高い評価を得た。」吉川洋審査委員長評
「印象的なのは、革新的な発明には金銭的報酬よりも課題解決への願望や満足感といった内発的な動機が重要だという分析である。」大竹文雄審査委員評

2022年8月19日

平地健吾教授出演 TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」で『数学セミナー』紹介!

今年1月10日、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」のメインパーソナリティ 赤江珠緒さんのお父上、活明さんがコラッツ予想を解決!との報が。

論文にしたと主張しているがどうしたらいいか分からないとの番組からの助けに、これは曖昧にしてはいけないと平地健吾・東京大学大学院数理科学研究科教授が協力を申し出る。

カナダ・マギル大学哲学部の広瀬巌教授によって「カツアキ論文」と命名された論文の「査読」の結果はいかに…。

このお話の経緯が平地健吾教授も出演した8/15の「赤江珠緒たまむすび」で放送されました。

放送の内容はradikoで、明日20日(土)17:12まで聴取可能です。(お知らせが遅くなって申し訳ありません!お急ぎ下さい🏃)

※このコラッツ予想解決に関するお話は、番組が1時間経過した後、当日の午後2時の時報が鳴った後から始まります。
📻https://radiko.jp/#!/ts/TBS/20220815130000
ラジオでどう話すか、論文の良いところはどこか、放送当日から後日談まで、詳しくは
『数学セミナー 2022年9月号』(特集=積分のいろいろな顔) 所収、

平地健吾教授の「ラジオ番組『たまむすび』出演顛末記」

https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/8845.html

をご覧下さい。

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2021年11月3日

山口慎太郎『子育て支援の経済学』&小林佳世子『最後通牒ゲームの謎』第64回 日経・経済図書文化賞受賞!

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山口慎太郎著『子育て支援の経済学』と、小林佳世子 著『最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門』が、 第64回 日経・経済図書文化賞をダブル受賞しました!!
本日11月3日付『日本経済新聞 』で発表されました。

日本経済新聞社と日本経済研究センター共催で、過去1年間に刊行された経済図書の中で特に優れた図書に贈られる賞で、今年は5点受賞しました。

『子育て支援の経済学』
山口慎太郎 (東京大学大学院経済学研究科教授)著
「少子化対策では現金給付、保育所の拡充整備、育児休業など様々な政策が考えられるが、どのような政策がどれほど有効なのか。それはしっかりとしたエビデンス(証拠)に基づいて評価され、設計されなければならない。その要点を明快に説明」吉川洋 審査委員長評
「子育て支援に関する研究を著者のオリジナルな実証分析を含め平易にまとめている。」 八代尚宏審査委員評

『最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門』
小林佳世子 (南山大学経済学部准教授)著
「ゲーム理論が示す通りには実際は人々が行動していない「謎」について、初心者にも分かりやすく解き明かした啓蒙書」吉川洋審査委員長評
「本書では、私たちの意思決定にまつわる謎が次々と解き明かされる。」大竹文雄審査委員評

2021年6月3日

【フジテレビドラマ『イチケイのカラス』で日本評論社の本が美術協力しています!】

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フジテレビで毎週月曜よる9時放送 竹野内豊 さん主演のドラマ『イチケイのカラス』
竹野内豊さんが演じるくせのある裁判官と #黒木華 さん演じるエリート裁判官のやりとりが楽しく、しかも毎回ラストにあっと驚きの真実がわかるリーガルドラマです。

『法律時報』『基本刑法』『私法判例リマークス』などなど、日本評論社の本も撮影に使っていただいています!

ぜひご覧下さい。

※写真は番組スタッフの方に送っていただいたスチール写真です。

番組公式ホームページ
https://www.fujitv.co.jp/ichikei/

2020年8月8日

【紹介記事】8月5日付毎日新聞で田中茂樹『去られるためにそこにいる』を紹介!

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8月5日(水)の 毎日新聞 で、
奈良県の佐保川診療所で地域医療、カウンセリングに従事する #田中茂樹 の新刊『去られるためにそこにいる』を紹介していただきました。
「迷い、悔いた自身の経験も合わせて語ることで、親が自分を問い直すヒントを与えてくれる。」
ありがとうございます。

「本書のタイトル『去られるためにそこにいる』は、心理学者エルナ・ファーマンの論文“Mothers have to be there to be left”(母親は子どもに去られるためにそこにいなければならない)からとっている。この論文に書かれていることは、親面接で、子育てで私がずっと感じてきたことにとてもよく合う。」(はじめに より)

2020年7月5日

7/5読売新聞に『相対化する知性』書評掲載

本日7月5日付読売新聞・読書面で『相対化する知性─人工知能が世界の見方をどう変えるのか』(西山圭太・松尾豊・小林慶一郎著)を紹介していただきました。

「第3次人工知能ブームを牽引する深層学習の技術。そのメカニズムの洞察を起点として、今日、世界観・知識観そのものが革新されつつあることを説く。」
「独創的な着眼点と構想力の大きさで多くの刺激を与えてくれる快著」
評者は経済学者の瀧澤弘和・中央大学教授。ありがとうございます。

 

2020年6月12日

『週刊 東洋経済』2020年6月13日号で『相対化する知性』紹介

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『週刊 東洋経済』2020年6月13日号で、BNPパリバ証券経済調査本部長河野龍太郎 氏に『相対化する知性』(西山圭太 松尾豊 小林慶一郎 著)を紹介していただきました。
「AIが還元主義を揺さぶる ヘーゲル哲学に再び脚光か」

「…量子力学とディープラーニングの発展で、ミクロの振る舞いと切り離された新たな特性がマクロの階層に現れることが分かってきた。還元主義を前提とした多くの学問が修正を迫られるはずだ。」

ありがとうございます。
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8236.html

2019年10月30日

元国連難民高等弁務官 緒方貞子氏死去

国連難民高等弁務官や、国際協力機構(JICA)理事長などで活躍した 緒方貞子 さんが亡くなりました。

緒方さんには、2017年3月に刊行した『 人間の安全保障と平和構築』
( #東大作 /編著)に序文を寄せていただきました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

『人間の安全保障と平和構築』東大作/編著 発売中!

紛争の絶えない世界に、平和をどうやってもたらすのか。国際社会に何ができるのか。さまざまな角度から論じる。

執筆者:峯陽一 長谷川祐弘 鈴木恵美 植木安弘 畝伊智朗 杉村美紀 福島
安紀子 長有紀枝 大島賢三 滝澤三郎 旭英昭
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7406.html

2019年10月29日付朝日新聞 緒方貞子さん訃報記事
2019年5月28日

【書評】『中央公論』6月号で『数学スキャンダル』紹介

shuoukouron_scand3w『中央公論』6月号「書苑周遊 新刊この一冊」で、作家の鳴海風氏に、数学を生みだした数学者達の人間性に着目した本、『数学スキャンダル』(テオニ・パパス著 熊原啓作訳)を紹介していただきました。

「…数学者たちの、業績よりも、生々しい人間的な側面に焦点を当てて紹介」
「…(ライプニッツとの微積分学の)研究の先陣争いをしていたときに、ニュートンは数学の天才ぶりとは別の、どろどろした人間史絵の馬脚を現していた。」

他にもアインシュタイン、アラン・チューリング、エヴァリスト・ガロアなども登場します。

「数学者を人間として同じ目線で見られるようになる」本書を、ぜひご一読下さい。