書籍詳細:最後通牒ゲームの謎

最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門

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定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
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在庫あり
発刊年月
2021.06
ISBN
978-4-535-55986-8
判型
四六判
ページ数
312ページ
Cコード
C3033
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

見知らぬ人になぜ親切にしてしまうのか? 自粛警察の心理とは? なぜ人の目が気になるのか? 孤独って何? 数百もの実験から見えてきた、人間行動の不思議に迫る![第64回日経・経済図書文化賞受賞]

最後通牒ゲームとは

目次

はじめに――最も不可思議な結果!?

第1章 謎解きの道具

1.1 行動経済学
1.2 進化心理学
1.3 この本の構成

第2章 ホモ・エコノミクスを探して

2.1 見知らぬ人と分かちあう
2.2 実験:やってみなくちゃわからない!

第3章 「目」と「評判」を恐れる心
      ――なぜ独り占めしようとしないのか?

3.1 独裁者ゲーム:ノーとはいわせない!
3.2 観察者の目:見てるぞ~~~
3.3 絆と孤独はアメとムチ
3.4 独裁者ゲーム:バリエーション

第4章 不公平への怒り
      ――なぜ損をしてまでノー!というのか?

4.1 アンフェアは許せない!!
4.2 損をしてでも罰したい!!
4.3 罰の甘き喜び
4.4 第三者罰
4.5 見えざる手がもつ諸刃の剣

第5章 脳に刻まれた“力”
      ――裏切り者は、見つけられ、覚えられ、広められる

5.1 裏切り者を見つける力
5.2 裏切り者を覚え伝える力
5.3 エラー管理理論
5.4 ゲームからわかってきたこと

第6章 進化の光

6.1 適応合理性
6.2 協力行動の進化
   

おわりに
もっと勉強したい方へ
ゲームの詳細についての補足
参考文献
索引

書評掲載案内

■『毎日新聞』2021年7月10日(土)11面に書評掲載
 「経済学」超える 人間心理を探る
  評者:大竹文雄(大阪大学特任教授)

■『週刊 東洋経済』2021年8月28日号P84に書評掲載
「人間の非合理性を探る ネットの悪人叩きも進化ゆえ」
評者:江口匡太(中央大学教授)

■『日本経済新聞』2021年9月18日(土)28面に書評掲載
  評者:中野 明(ノンフィクション作家)

■『週刊 東洋経済』2021年12/25-2022年1/1号
P224-225にて掲載
「今だからこそ経済とビジネスの本質を学ぶベスト経済書・経営書」
2021年を代表する経済書・経営書を識者が選出:第4位

■『週刊 ダイヤモンド』2021年12/25・2022年1/1新年合併号
P221にて掲載
「経済学者・経営学者・エコノミスト128人が選んだ
2021年ベスト経済書」:第12位

参考リンク

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