書籍詳細:精神医学ハンドブック[第8版]

精神医学ハンドブック[第8版] 医学・保健・福祉の基礎知識

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  • 紙の書籍
予価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
発刊年月
2022.02(上旬)
ISBN
978-4-535-98427-1
判型
A5判
ページ数
320ページ
Cコード
C3047
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

診断・治療・援助をきわめた山下精神医学の「不易」の部分は残し、「実用」の部分を大幅にアップデート。ICD-11にも対応。

目次

[第8版]まえがき
[第7版]まえがき
[第6版]まえがき
[第5版]まえがき
[第4版]まえがき
[第3版]まえがき
[新版]まえがき
まえがき
Orientation

0.はじめに:原因と症状と診断・治療・支援

  原因についての考えかた   
  症状と病気のさまざま  
  「主に」心因・内因・器質因という意味  
  診断・治療・支援  
  心因・内因・器質因の生理的関連―神経(刺激)伝達物質を中心に  
  付記:国際診断基準(ICD-、ICD-、DSM-)  

1.主に心因によるもの

1-1 心身症―心理的影響による身体的変化  

(1).定義と問題のありか  
(2).心身症のおきかた  
  a.ホメオステイシス(恒常性の保持)  
  b.筋肉運動  
  c.免疫
  d.予期不安  
  e.暗示  
  f.条件反射  
(3).臨床場面でみられるもの  
(4).心身医学的配慮と医療のありかた  

1-2 神経症・ストレス関連障害  

(1).定義と問題のありか  
(2).症状:さまざまな病型  
  a.不安症と恐怖症  
  b.社交不安症、醜形恐怖症、自己臭症または対人恐怖  
  c.心気症(疾病恐怖)  
  d.強迫症  
  e.解離症  
  f.ストレス関連症
  g.抑うつ状態と妄想状態  

1-3 治療と援助  

(1).心理的な治療と援助  
  a.内科・外科の診察  
  b.精神医学的診察  
  c.カウンセリング  
  d.認知療法  
  e.行動療法  
  f.森田療法  
  g.交流分析  
  h.精神分析  
  i.催眠・自律訓練法  
  j.実存分析  
  k.内観療法  
  l.その他の治療法  
(2).薬物療法  
  a.不眠と不安に対する薬物療法  
  b.特定の病気に対する抗うつ薬  

2.主に内因によるもの

2-1 気分症群  

(1).うつ病  
  a.症状  
  b.病気の起こりかた  
  c.重症度  
  d.経過と病型  
(2).双極症(躁うつ病)  
  a.双極症Ⅰ型  
  b.双極症Ⅱ型  
(3).治療と援助  
  a.心理的な支援  
  b.薬物療法  

2-2 統合失調症  

(1).症状  
  a.妄想・幻覚(陽性症状)  
  b.感情と意欲の障害(陰性症状)  
  c.思考と認知の障害  
  d.その他の諸症状  
  e.統合失調症の国際診断基準  
(2).病型・経過・症状のおきかた  
  a.病型  
  b.経過(残遺状態をふくむ)  
  c.症状のおきかた  
(3).治療と援助  
  a.心理・社会面の治療と援助  
  b.薬物療法  

3.主に器質因によるもの

3-1 脳の急性障害  

(1).意識と意識障害  
  a.正常な意識状態  
  b.意識障害  
(2).意識障害を生ずる病気・薬物  
  a.脳の病気・損傷  
  b.一般的身体疾患(症状精神病)  
  c.アルコールその他の薬物  

3-2 脳の慢性障害  

(1).共通の諸症状  
  a.記憶障害  
  b.失語、失行、失認、前頭葉症状群、
側頭葉症状群などの脳巣症状  
  c.てんかん発作  
  d.その他の精神症状  
(2).主な病気・損傷 
  a.認知症  
  b.てんかん  
  c.一般的身体疾患および生理的変化  

3-3 治療と援助  

(1).脳の急性障害への対応  
(2).脳の慢性障害の治療と援助  
  a.認知症の介護と援助  
  b.失語、失行、失認への対応  
  c.てんかんの治療と援助  
  d.その他の諸症状への対応  

4.睡眠・摂食・性関連障害

(1).睡眠障害(睡眠覚醒障害)  
  a.不眠症  
(2).摂食障害  
  a.神経性やせ症  
  b.神経性過食(大食)症  
(3).性関連障害  
  a.性機能障害  
  b.性別不合  
  c.パラフィリア症群  

5.物質使用症と嗜癖行動症

5-1 物質使用症  

(1).アルコール使用症  
  a.有害な使用の単一エピソード  
  b.使用の有害なパターン  
  c.依存  
  d.中毒  
  e.離脱  
  f.誘発性せん妄  
  g.誘発性精神症  
  h.アルコールに起因する特定の症候群・疾患  
  i.パーソナリティと抑うつ状態  
(2).精神刺激剤使用症  
  a.作用  
  b.依存  
  c.誘発精神症  
(3).オピオイド使用症  
  a.作用   
  b.依存  
  c.離脱  
(4).その他の物質使用症  

5-2 嗜癖行動症  

(1).ギャンブル症  
(2).ゲーム症  

5-3 物質使用症と嗜癖行動症の治療と援助  

(1).アルコール対策  
  a.アルコールの有害な使用の対策  
  b.アルコール依存症の治療  
(2).その他の薬物関連障害の対策  
(3).嗜癖行動症の治療と援助  

6.児童・青年期精神医学

6-1 情緒と行動の障害  

(1).主に心因(心理環境要因)による心と体の諸問題  
  a.分離不安(分離不安症)  
  b.場面かん黙  
  c.チック  
  d.その他の諸問題  
(2).社会的行動の諸問題  
  a.不登校  
  b.暴力行為・非行  
  c.ひきこもり(社会的ひきこもり)  
  d.自傷行為  

6-2 神経発達症  

(1).言葉のおくれ  
(2).学習障害  
(3).注意欠如・多動症  
  a.症状  
  b.診断  
  c.経過  
(4).自閉スペクトラム症  
  a. 症状  
  b.青年期・成人期への対応  
(5).知的発達症  
  a.知能と知能検査  
  b.知的発達症の症状と程度  
  c.知的発達症の原因  

6-3 治療と援助  

(1).子供の心理的成長  
(2).心理療法(遊び療法)  
  a.子供の自己表現  
  b.人とのコミュニケーション  
  c.心理的な成長と発達  
(3).治療教育(療育)  

7.性格のかたより

(1).定義と問題のありか  
  a.定義と性格の判断  
  b.性格検査  
(2).性格のつくられかた  
(3).性格のかたよりとその類型  
●A群 統合失調症に類似する面をもつ群
  a.猜疑性(妄想性)パーソナリティ症  
  b.シゾイドパーソナリティ症  
  c.統合失調型パーソナリティ症  

●B群 感情的で芝居がかった面を有する群
  d.反社会性パーソナリティ症  
  e.境界性パーソナリティ症  
  f.演技性パーソナリティ症  
  g.自己愛性パーソナリティ症  

●C群 不安や恐れをいだきやすい群
  h.回避性パーソナリティ症  
  i.依存性パーソナリティ症  
  j.強迫性パーソナリティ症  

(4).性格のとらえかたと対応  
  a.性格のとらえかた  
  b.性格のかたよりとの取り組み  

8.精神保健福祉法と司法精神医学

8-1 精神保健福祉法  

(1).精神医学と医療・福祉の流れ  
(2).精神保健福祉法の成立と改正の経緯  
  a.精神病者監護法
  b.精神病院法  
  c.精神衛生法  
  d.精神衛生法の改正  
  e.精神保健法  
  f.精神保健及び精神障害者福祉
    に関する法律(略称:精神保健福祉法)  
  g.精神保健福祉法の改正  
  h.障害者自立支援法の制定と障害者総合支援法への改正  
  i.障害者雇用促進法の改正  
  j.精神保健福祉法の再改正  
(3).精神保健福祉法(改正版)の概要
  a.目的
  b.精神保健指定医  
  c.入院形態  
  d.精神保健福祉センター  
  e.地方精神保健福祉審議会及び精神医療審査会  
  f.精神科病院  
  g.精神科病院における殊遇等  
  h.精神障害者保健福祉手帳  

8-2 司法精神医学  

(1).精神疾患と責任能力  
  a. 触法行為と責任能力  
  b. 精神鑑定  
  c. 成年後見制度  
(2).心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の
   医療及び観察等に関する法律(医療観察法)  

索引  
付表・向精神薬の一覧表