上田 諭
うえだ さとし
プロフィール
精神科医。
京都府生まれ。1981年、関西学院大学社会学部卒業。新聞社勤務(記者)。1990年、新聞社を退社し、北海道大学医学部入学。1996年に卒業後、東京医科歯科大学附属病院神経科精神科、東京都多摩老人医療センター(現・多摩北部医療センター)内科および精神科、東京武蔵野病院精神科、東京都老人医療センター(現・東京都健康長寿医療センター)精神科に勤務。2007年、米国デューク大学メディカルセンターで通電療法(ECT)の研修を修了。同年、日本医科大学(東京都文京区)精神神経科助教、2011年より講師。2017年、東京医療学院大学保健医療学部教授(精神医学)。2020年より、戸田中央総合病院(埼玉県戸田市)メンタルヘルス科部長。身体各科の入院病棟での精神症状に対し他科と連携する「リエゾン診療」を行っている。週1回は北辰病院(埼玉県越谷市)で精神科高齢者専門外来を受け持つ。
専門は、老年期精神医学、コンサルテーション・リエゾン精神医学、通電療法。
著書に『認知症そのままでいい』(ちくま新書、近刊)、『治さなくてよい認知症』(日本評論社、2014)、『不幸な認知症 幸せな認知症』(マガジンハウス、2014)、訳書に『精神病性うつ病—病態の見立てと治療』(星和書店、2013)、『パルス波ECTハンドブック』(医学書院、2012)などがある。