書籍詳細:憲法の理論と実践

憲法の理論と実践 フランスから沖縄への架橋

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  • 紙の書籍
予価:税込 7,700円(本体価格 7,000円)
発刊年月
2024.06
ISBN
978-4-535-52808-6
判型
A5判
ページ数
328ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

2021年8月にご逝去された井端正幸元沖縄国際大学教授の遺稿集。憲法学から米軍基地法制を理論的批判した論稿などを中心に編んだ。

目次

はじめに

序 章 憲法研究の視座
    ――佐々木惣一・立憲君主制論に見る
伝統的憲法学の抵抗と限界

 1 はじめに
 2 憲法の概念と憲法学方法論
 3 国体論と立憲君主制論の展開
 4 「危機」に対する抵抗と限界
 5 むすびにかえて
___________________________

第1部 フランス憲法思想史研究   
___________________________
                    

第1章 フランソワ・ギゾーの「代表制」論の形成
――復古王政期前半を中心に

 1 序 論
 2 復古王政と立憲君主制論
 3 「代表制」論の形成
 4 「代表制」論の確立
 5 む す び


第2章 フランス復古王政期の憲法思想の一側面
――フランソワ・ギゾーの選挙権論を中心に

 はじめに
 1 代表制論の形成と選挙権論の展開
 2 ギゾーの代表制論とフランス自由主義
 むすびにかえて


第3章 フランス七月王政下の議院内閣制と官吏議員
――いわゆる「オルレアン型議院内閣制」の一側面

 1 はじめに
 2 七月王政期の議院内閣制の理論的基礎
     ――復古王政下の「議会制」論
 3 七月王政の政治制度と議会制論の諸相
 4 議会・内閣の地位と官吏議員
 5 むすびにかえて

第4章 七月王政期の憲法構想の交錯
    ――1839年の上奏文をめぐる議論を中心に

 はじめに
 1 七月王政と議会制
 2 上奏文草案をめぐる議論と代表制
 むすびにかえて

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第2部 沖縄米軍基地法制批判 
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第1章 アメリカ支配下の沖縄における自治権と人権保障

 1 「沖縄問題」と憲法
 2 沖縄をめぐる法的諸問題
 3 人権保障の「特殊性」と「自治権」拡大
 おわりに


第2章 在日米軍と日米地位協定・特例法
    ――アドバルーン掲揚が明らかにした諸問題

 はじめに
 1 普天間基地は「空港」なのか
 2 米軍機の飛行は自由なのか
 3 アドバルーンの掲揚は違法なのか
 むすびにかえて


第3章 サンフランシスコ体制と沖縄
    ――基地問題の原点を考える

 はじめに
 1 アメリカ支配下の沖縄――基地問題の原点
 2 日本の国連加盟と沖縄
 3 政府の「論理」と施政権返還問題
 むすびにかえて 


第4章 「沖縄問題」と日米同盟からの脱却

 はじめに
 1 「沖縄問題」の原点
 2 「沖縄問題」の展開
 おわりに


第5章 米軍用地接収の法理・再考

 1 はじめに
 2 沖縄戦に至るまでの諸問題
 3 沖縄戦と米軍用地接収の法理
 4 サンフランシスコ平和条約と沖縄
 むすびにかえて

あとがき