書籍詳細:家庭裁判所物語

家庭裁判所物語

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定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
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在庫あり
発刊年月
2018.09
ISBN
978-4-535-52374-6
判型
四六判
ページ数
284ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

2019年に70周年を迎えた家庭裁判所。日本国憲法の理念を実現してきた足跡を、貴重な証言と資料から、丹念に描く。

家庭裁判所物語

目次

第1章 荒廃からの出発
  1 「家裁の父」帰国する
  2 みじめな最高裁
  3 家庭裁判所の前身
  4 「愉快そうなオジさん」
  5 BBSの生みの親
  6 アイデアマン
  7 殿様判事ニューヨークを観る
  8 新少年法と「ファミリー・コート」
  9 女性法律家第一号
  10 「少年」と「家事」の対立
  11 進まない設立準備
  12 元旦の家庭裁判所発足 

第2章 家庭裁判所の船出
  1 屋根裏の最高裁家庭局
  2 家裁の五性格
  3 家裁職員第一期生
  4 「高級官吏」調査官を求む
  5 二つの雑誌
  6 村岡花子と対談
  7 戦争被害者のために
  8 戦災孤児を救う
  9 民間の施設に託す
  10 孤児の養子縁組
  11 ヒロポン中毒
  12 少年審判の心得 

第3章 理想の裁判所を求めて
  1 日本婦人法律家協会
  2 建物の苦労
  3 履行確保
  4 滝に打たれる
  5 日本一の所長さん
  6 司法の戦争責任
  7 理想の学校 

第4章 少年法改正議論
  1 多忙な第三課長
  2 少年事件の「凶悪化」
  3 示された試案
  4 「原爆裁判」
  5 「少年友の会」発足
  6 真っ向からの反論
  7 長官を怒らせる
  8 「首を絞められてじっとはしない」
  9 ゴールト判決
  10 もう一つの東大裁判
  11 宇田川の遺言

第5章 闘う家裁
  1 再結集した人々
  2 波乱の幕開け
  3 長官の激励
  4 烈しい応酬
  5 支援する人々の輪
  6 「誤算と誤解」
  7 水面下の妥協案
  8 日弁連の猛反発
  9 管理と統制へ
  10 「整備・点検の時代」

第6章 震災と家裁
  1 烈しい揺れ
  2 家庭裁判所は弱者のために
  3 被災者に寄り添う
  4 少年事件への影響
  5 震災孤児を救う
  6 家庭裁判所は死なず

あとがき

書評掲載案内

■北國新聞 2018年10月6日(土)17面にて掲載
■福島民友 2018年10月6日(土)10面にて掲載
■日本海新聞 2018年10月15日(月)7面にて掲載
■神奈川新聞 2018年10月14日(日)13面にて掲載
■長崎新聞 2018年10月14日(日)19面にて掲載
■福井新聞 2018年10月14日(日)23面にて掲載
■京都新聞 2018年10月14日(日)9面にて掲載
■新潟日報 2018年10月14日(日)26面にて掲載
■信濃毎日新聞 2018年10月14日(日)9面にて掲載
■神戸新聞 2018年10月14日(日)17面にて掲載
■『週刊文春』2018年10月18日号「新刊推薦文」
■『週刊金曜日』2018年11月30日号P55 
 評者:坂本洋子氏(ジャーナリスト)
■『ふぇみん』2018年12月15日(no.3207) 6面
■聖教新聞 2019年1月12日(土)読書欄にて掲載
■『赤旗』2019年1月20日(日)9面にて掲載
 評者:浅川道雄 氏(元家庭裁判所調査官)
■『家庭の法と裁判』18号2019年2月P6にて掲載
■『週刊 教育資料』2019年5月6・13日号P48にて掲載