書籍詳細:三上義夫著作集 第1巻

三上義夫著作集 第1巻 日本数学史

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  • 紙の書籍
定価:税込 11,000円(本体価格 10,000円)
在庫あり
発刊年月
2016.07
ISBN
978-4-535-60215-1
判型
A5判
ページ数
676ページ
Cコード
C3341
ジャンル

内容紹介

日本数学史研究を国際的水準に高めた歴史家の膨大な著作から,未来の世代へと継承されるべき珠玉の諸論文を精選し,一望のもとに。第1巻では、三上義夫の江戸期の数学史論考を中心に集録。

目次

一 研究回顧録
1.新編「和漢数学科学史研究回顧録」(藤井貞雄編・柏崎昭文補訂)
  1.支那の数学
  2.支那日本の科学史
  3.支那軍事科学史
  4.支那数学史
  5.日本測量術史
  6.文化史上より見たる日本の数学
  7.関孝和伝の研究
  8.会田安明伝 並びに山形二本松地方の最上流諸算家
  9.諸算家事蹟
  10.信州の諸算家
  11.上州の諸算家
  12.北武蔵の諸算家
  13.房総の諸算家
  14.江戸の諸算家
  15.『増修日本数学史』の校訂と日本数学編年史
  16.和漢科学史年表
  17.林博士『和算研究集録』の批判
 和漢数学科学史研究回顧録 補遺
  7.関孝和伝
  18.日本数学史
  5.日本測量術史
  9.諸算家事蹟
  19.諸算家の地方分布
  20.諸算家採訪記事

二 日本数学史概説
2.日本数学史
 第一部
  (1) 総説
  (2) 支那の数詞
  (3) 算木
  (4) 算法
  (5) 数学
  (6) 天元術
  (7) 四元術
  (8) 演段術
  (9) 点鼠術
  (10) 方程と方程式
  (11) 行列式
  (12) 招差法
  (13) 円の算法
  (14) 円理
  (15) 角術
  (16) 累円術
  (17) 整数術
  (18) 方程式解法
  (19) 規矩術と幾何学
  (20) 円理豁術の諸問題
  (21) 和算より洋算への推移
 第二部
  (1) 日本古代の数学
  (2) 算盤の伝来
  (3) 徳川時代に於ける数学の勃興
  (4) 関孝和
  (5) 関孝和と同時代及びその門下
  (6) 関孝和直後の時代,円理の発達
  (7) 安島直円とその時代
  (8) 会田安明及びその時代
  (9) 和田寧及びその時代
  (10) 幕末の諸算家
  (11) 幾何学の発達
  (12) 西洋の影響
 跋

三 日本伝統数学の基本概念
3.数学進歩の歴史――日支欧数学比較発展史
4.日本数学発達の由来
5.九九に就きて
6.十露盤と算木
7.我が国文化史上より見たる珠算
8.点竄語源攷
9.日本に於ける代数学の発達
10.数学上の帰納法について

四 行列式論考
11.日本の行列式につきて
12.石黒信由の行列式論
13.日本行列式研究の経過
14.行列式論
 関孝和の方法
 関孝和の方法の訂正.上.交式の訂正
 関孝和の方法の訂正.下.斜乗法の訂正
 逐式交乗
 維乗
 逐式交乗と『大成算経』
 『算法発揮』
 久留島義太及び菅野元健の展開法.
 付行列式論の終末

五 幾何学論考
15.日本数学上に於けるPythagorasの定理の証明
16.日本数学上に於けるCASEYの定理
17.梯内容楕円及四円術の拒否に関する和算家の論証並びに和算上の反形法

六 和算家事蹟
18.建部賢弘年譜
19.藤田貞資事蹟
20.古川氏清と至誠賛化流の数学
21.和田寧

七 日本数学外篇
22.算額雑攷
23.琉球古来の数学
24.我国に於ける洋算の発達

八 日本数学教育史論考
25.日本数学教育史
26.数学教育上に於ける数学史の利用

書評掲載案内

■2016年8月11日付「中国新聞」10面
■『週間読書人』2017年4月21日号 評者:森本光生氏(四日市大学関孝和数学研究所)