書籍詳細:3.11大震災 暮らしの再生と法律家の仕事

3.11大震災 暮らしの再生と法律家の仕事

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫僅少
発刊年月
2012.09
ISBN
978-4-535-40840-1
判型
A5判
ページ数
226ページ
Cコード
C9432
ジャンル

内容紹介

3.11大震災後、法律家が暮らしの再生に向けてどういった仕事をしてきたかを記録する。日弁連等による3万5000件を超える件数の無料法律相談結果の分析も収録。学習者にとっては、民事法の諸論点を学習する生きた教材となる。

目次

[第1部]被災地と法律家

座談会:被災地におけるコミュニティの再建と法律家の役割

 ……石川 哲/米村俊彦/河崎健一郎/杉岡麻子/秋山靖浩/山野目章夫

弁護士像を考える――被災地での実務経験を通じて……瀧上 明

東日本大震災と法律家の支援活動……佐藤岩夫



[第2部]法律家の結集、個の役割

「会」を乗り越えた法律相談活動……杉岡麻子

群馬司法書士会の支援活動とその背景……岡住貞宏

インタビュー:「震災ADR」に学ぶ……斉藤睦男 ほか



[第3部]生活を脅かす法律問題

契約と災害……三枝健治

人の死をめぐる法律問題……宮本ともみ

災害と雇用の法……和田 肇

被災者への金銭支援・生活保障……森川 清

原発事故に伴う自主避難と「避難する権利」……河崎健一郎

本書で論及されている法律問題の概要……秋山靖浩・山野目章夫



[第4部]データにみる法律相談の実相

東日本大震災におけるリーガル・ニーズと法律家の役割

――無料法律相談結果からみえる被害の実像……岡本 正・小山 治

書評掲載案内

■2012年9月25日『毎日新聞』夕刊