書籍詳細:現代における人権と平和の法的探求

現代における人権と平和の法的探求 法のあり方と担い手論

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2011.09
ISBN
978-4-535-51656-4
判型
A5判
ページ数
344ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

現代社会における人権の追求と平和への模索に関する方法とプロセスは多様である。それらにかかわる諸問題を法のあり方とその担い手という視点から探求する。

目次

はしがき

第1編 人権



第1章 憲法と家族の非相関構図

    ――上杉慎吉『婦人問題』をめぐって/若尾典子

第2章 レッドパージと「法の支配」

    ――中外製薬事件最高裁決定再訪/長岡 徹

第3章 違憲審査基準としてのブランデンバーグ原則・再考/木下智史



第4章 公益通報者保護に対する4つの視点/ロバート・G・ヴォーン



第5章 ドイツにおける労働者の職業の自由・覚書

    ――採用と解雇をめぐって/倉田原志

第6章 社会権的利益の実現のための予算の憲法的統制/多田一路



第7章 責任主体としての個

    ――公務員の賠償責任と合衆国の最高法規/倉田 玲

第8章 韓国の陪審員裁判

    ――準備過程と施行初年の成果を検討する/韓 寅燮



第2編 平和



第9章 多面体としての憲法9条/君島東彦



第10章 占領期日本のナショナリズム

    ――山田風太郎の日記を通して/赤澤史朗

第11章 済州島海軍基地設置反対運動を通して見る韓国の平和運動

    /徐 勝

第12章 日本における対日過去清算訴訟

    ――韓国人による訴訟を中心に/金 昌禄



第3編 法曹養成

第13章 アメリカのロースクール教授から見た日本の法学教育改革

    /ジェフリー・ラバーズ

第14章 日本における法曹養成制度改革の現状と課題/市川正人