書籍詳細:近代法・EU法・デジタル主権

近代法・EU法・デジタル主権 法と政治システムの循環

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  • 紙の書籍
予価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
発刊年月
2026.08(中旬)
ISBN
978-4-535-52920-5
判型
A5判
ページ数
320ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

デジタル化が進む社会において、法と政治とテクノロジーの関係はどうあるべきか。シュミットとハバーマスを手がかりに問い直す。

目次

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第1章 近代法における国家と法の体系
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近代法の二つの系譜

国王の権力を制限する立憲君主制

代表制度の登場

大陸法と法律中心主義

フランス憲法の制定

フランスの憲法体制の変遷

大統領制の採用

合理化された議会の権限

政教分離(ライシテ)

アメリカ独立宣言と共和制

連合規約から憲法制定へ

アメリカ憲法制定

党派性の排除という特徴

連邦議会の役割

権力分立の概念

大統領の権限

大統領は誰が選ぶのか

大統領と議会
——トワイライトゾーン(zone of twilight)をめぐって

大統領の権限の拡大

二大政党の始まり


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第2章 法と政治システムにおける国民主権と
    民主主義の構造
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国家主権の複層

民主政、デモス(民衆)とクラトス(権力)

国民概念とは

ナシオンへの統合

プープルへと分散

最高機関意思説

憲法制定権力説

監督の権力説

人民主権説

正統性原理説——最終的権威説

国民主権と責任主体性

正統性(Legitimacy)と正当性(Rightness)


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第3章 国家と法システム、政治システムの循環
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世俗的権力と権威——伝統的支配

国家と自然状態、自由

国家と法の関係

国家と法の自己拘束

国家と合法的支配——その合理性と批判

根本規範論と多数決原理の妥当性

中間団体理論と自由の保障

中間団体理論と客観的価値秩序

中間団体理論と委任立法

民主政における公共圏と政治的権力圏の循環(二トラック)モデル


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第4章 法と政治システムの構造と民主政理論
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公法理論の展開と法システム

法と権力の制限

法システムとコード規範

法実証主義と正義、道徳

法システムと政治システムの領域における例外主義

主権者による決断主義——国家緊急条項

民主政理論とコミュニケーション

民主政理論と政治システム

民主政理論と憲法的愛国心

生活世界と法システム

主観法の客観法への転換?

公共圏と制度圏を結ぶメディアとしての法、制度としての法


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第5章 欧州における法システムのデザインと統合理論
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スプラナショナルな統合

EUにおける統合の論理

EUにおける法システム、民主的赤字

EUにおける代表制と議会システム

EUにおける理事会と執行権のあり方

EUにおける経済システムと移動の自由

デジタル主権と立憲的多元主義

EUにおけるグローバル立憲主義

EUとブリュッセル効果

国際法の憲法化とトランスナショナルな統合理論


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第6章 法と政治システムにおける代表制度と議会制度
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代表観念の系譜

国民主権と代表制

全国民の代表の解釈——政治的代表説

社会的代表と民意の反映

民主政理論における代表制

民主政理論と代表制概念の拡張

二院制による討議原理との関係

二院制による討議原理の横断プロセス

熟議からみる討論の議会

熟議からみる変換の議会


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第7章 法と政治システムにおける選挙制度のデザイン
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多数代表制による集約理論

比例代表制による分散理論

代表性と答責性というトレードオフ

国民内閣制をみる

国民内閣制論と討議システム論

くじ引き民主主義——抽選制と代表制


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第8章 法と政治システムにおける政党の自由と規範
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国家と政党

政党に対する規範のあり方——「市民と国家の連結環」としての公的義務

政党への政治資金と献金に対する規制

政党要件と市場競争型デモクラシー

有権者による合理的選択としてのポピュリズム

政党条項と法規範論

政党の政策立案機能と液状民主主義

政党に対する解散命令

政党に対する資金遮断命令


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第9章 法と政治システムにおける公職選挙法のデザイン
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公共圏のコミュニケーション的権力と投票行動

インターネットによる選挙活動の解禁は公共圏を拡大させたか

選挙制度における立候補の自由と制限

選挙制度における公共圏の縮減と供託金制度のあり方

選挙制度における公共圏の縮減と選挙運動の制限

事前運動の禁止と表現の自由

戸別訪問の禁止

文書図画の制限

選挙報道の自由とSNSに対する規律の関係

政見放送と政党要件

政見放送の「品位」とは何か

選挙権と選挙無効の判断


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第10章 メディアとしての法と公共圏のコミュニケーションの循環
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熟議モデルとSNSの問題

アルゴリズム世論としての一般意志二・〇

EU法における表現規制―Digital Service Act

EU法と表現の自由の関係

SNSとコミュニケーション的権力に対する法規制

インフルエンサーへの法規制

政治システムによるSNSの利用と憲法秩序による制限の理論

政党によるSNS利用と法規範

裁判所によるSNSへの通信遮断(ブロッキング)

公共圏におけるメディア・プロミネンス

公共圏におけるメディアに対する制度的保護


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第11章 法情報学からみた公共圏の環境整備
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法情報学における規範論

法情報学とデジタル民主主義のデザイン

法情報学における公共圏と環境整備

法情報学からみた未成年者への規制とパターナリズム

法情報学とAI法制