書籍詳細:現代誤情報学入門

現代誤情報学入門

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  • 紙の書籍
予価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
発刊年月
2025.09(下旬)
ISBN
978-4-535-79044-5
判型
A5判
ページ数
256ページ
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

現在、世間を席巻する誤情報とはどういうものなのか。人をだます仕組みから誤情報対策まで、研究の第一人者が体系的に紹介!

目次

プロローグ
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第1部 誤情報とは何か
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第1章 誤情報の定義

 1.1 はじめに
 1.2 フェイクニュース、誤情報、偽情報、悪意のある情報…
 1.3 「本物のニュース」という問題
 1.4 誤情報の定義
 1.5 結論


第2章 誤情報の歴史

 2.1 はじめに
 2.2 動物は嘘をつくのか?
 2.3 人類と誤情報のあゆみ
 2.4 結論


第3章 誤情報には本当に問題があるのか

 3.1 はじめに
 3.2 視点 #1:まあ、大丈夫(かもしれない)
 3.3 視点 #2:いや、やっぱり問題だ
 3.4 ケーススタディ:ロシア・ウクライナ戦争における情報戦
 3.5 結論

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第2部 誤情報をなぜ信じ、拡散するのか
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第4章 なぜ人は誤情報を信じ、拡散するのか

 4.1 はじめに
 4.2 なぜ人は誤情報を信じてしまうのか?
 4.3 なぜ人は誤情報を共有するのか?
 4.4 結論

第5章 エコチェンバーとフィルターバブル

 5.1 はじめに
 5.2 エコーチェンバーとフィルターバブル
 5.3 視点 #1:エコーチェンバーは深刻な問題をはらんでいる
 5.4 視点 #2:エコーチェンバーの問題は誇張されている
 5.5 では、エコーチェンバーをどう捉えるべきか?
 5.6 結論

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第3部 誤情報にだまされないために
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第6章 法令と規制

 6.1 はじめに
 6.2 世界で広がる誤情報対策
 6.3 デジタルサービス法(EU)
 6.4 オンライン安全法案(イギリス)
 6.5 アメリカ合衆国
 6.6 結論


第7章 誤情報に対抗するための介入策

 7.1 はじめに
 7.2 誤情報に対抗する介入策
 7.3 ブースト
 7.4 ナッジ
 7.5 デバンキングとファクトチェック
 7.6 (自動処理による)コンテンツへのラベル付け
 7.7 誤情報への介入策を再考する
 7.8 結論


第8章 誤情報対策:我々のアプローチと検証

 8.1 はじめに
 8.2 誤情報に対する心理学的な「ワクチン」
 8.3 心理学的予防接種に副作用はあるか?
 8.4 結論

引用文献