書籍詳細:法の科学 第56号

シリーズ:法の科学

法の科学 第56号

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  • 民主主義科学者協会法律部会
  • 紙の書籍
予価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
発刊年月
2025.09(中旬)
ISBN
978-4-535-05056-3
判型
A5判
ページ数
200ページ
ジャンル

内容紹介

シンポジウム=社会の変容と人権の現況、コロキウム=学術と法——日本の学術・科学技術体制のあり方ほか、魅力ある充実した論稿を掲載。

目次


■巻頭言
日本学術会議法人化法の成立と重大な懸念……三成美保
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シンポジウム=社会の変容と人権の現況
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司法の変容と人権の現況……飯 考行

憲法学・人権論への素朴な疑問……井上英夫

国際人権の思想と国民国家の基本法としての憲法による
基本権保障とのあいだ……小畑 郁

デジタル化社会と人権
——行政法学の観点から……稲葉一将

デジタル化社会と人権
——犯罪行為者処遇の観点から……大谷彬矩

憲法24条が保障する「婚姻の自由」と家族の多様化
——個人の尊厳は何を求めているのか……清末愛砂

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■コロキウム=学術と法——日本の学術・科学技術体制のあり方

学術体制「改革」の現況と対抗軸形成のための理論的課題
  ……愛敬浩二

日本学術会議の組織形態にかかわる問題……和田 肇

国立大学法人化20年
——国立大学の現状と課題……長谷河亜希子

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■特別企画=裁判所は変わったか

冤罪事件と憲法学
——死刑再審請求事件を中心として……脇田吉隆

少数者救済訴訟に対する裁判官の姿勢ないし気構えについて
——生活保護費減額違憲(違法)訴訟を中心として
  ……森野俊彦

優生保護法被害裁判に関する報告
——高裁判決の内容、被害の実態及び弁護団の活動を中心として
  ……相原健吾

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⚫︎書評書評
飯考行編著『ディスカッション法と社会』……杉田和正

久保田茉莉『女性の権利の実現と軍事化の諸相』……武田万里子

須藤陽子『即時強制と現代行政法理論』……矢島星也

小森田秋夫『日本学術会議問題とは何か』……本多滝夫


⚫︎資料
民科法律部会学会活動の記録