書籍詳細:バングラデシュ社会と移住

バングラデシュ社会と移住 人の動きから描く国家像

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  • 紙の書籍
予価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
発刊年月
2025.08(中旬)
ISBN
978-4-535-58798-4
判型
A5判
ページ数
232ページ
ジャンル

内容紹介

バングラデシュはインドやミャンマーと接し長い国境線を有する。そこを行き来する人々中心に形成された社会の実態を描き出す。

目次

はじめに 地名等の表記について
     記述、表記、方法について


付記 2024年「革命」に関連して


序論 バングラデシュの国際移住——少し長めの回想

   二つのコミュニティで異なる移動先
   ―——国内移動の先に国際移動がある


コラム 京成上野駅コンコースで見た衝撃の光景
    ——「目的地」としての日本


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第1章 歴史を遡って——前史
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ラスカル

現インド各地からの移入者たち

コラム チラハティ―ホルディバリ国境——国境をめぐる記憶(1)


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第2章 周辺地域への移動
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バングラデシュと接する地域への移動

インド北東部の移民問題(1)「アッサム移民」問題

アッサム移民問題への補足

インド北東部の移民問題(2)アッサム以外

インド北東部とバングラデシュからの越境の現在——トリプラ州を中心に

コラム インド側から見た国境―国境をめぐる記憶(2)

西ベンガル州の移民問題——分離独立難民、ビハーリー他

ヒンドゥー教徒の越境(流出)

違法越境、ボーダー・キリング

「ロヒンギャ」

周辺地域―より長距離の移動

インド北部での状況

カラーチーの「ベンガリー」と「バルミー/ロヒンギャ」

HUJI―イスラーム主義者たちと移住

インド洋の島嶼国への移動

ミャンマー(ビルマ)、タイへの移住

コラム メーソートのバングラデシュ人元IT技術者


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第3章 遠距離移動―現代に続く動き
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ミャンマー(ビルマ)、タイへの移住

中東へ

コラム オマーンの山中で

送金

女性の移住

マレーシアへ

医療ツーリズム


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第4章 グローバル化と共に世界中へ
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「不法移民」か「犠牲者」か

南アフリカの事例

成功と失敗

国策としての移民

消えた人々がいても

ヨーロッパのバングラデシュ人たち

世界中に拡散

どこにでも行く

あちこちで被害も

「S」事件

高等教育留学

バングラデシュ「への」動き

「高度人材」化―高等教育修了の延長上に

「宮崎モデル」とその拡大

これからも、なお


結論
おわりに