書籍詳細:刑事政策へのいざない

刑事政策へのいざない

の画像の画像
  • 紙の書籍
予価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
発刊年月
2025.07(中旬)
ISBN
978-4-535-52874-1
判型
A5判
ページ数
208ページ
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

法学セミナー誌での連載を書籍化。近年改正された法律や社会的に注目されている政策を通じて、刑事政策学に触れてみよう。

目次

序 章……甘利航司


第1章 拘禁刑について
    ——刑罰と処遇の関係を考える……中村悠人


第2章 受刑者の権利と処遇
    ——処遇の範囲および是非の問題に着目して……大谷彬矩


第3章 電子監視の世界へようこそ
    ——ユートピアかディストピアか……甘利航司


第4章 新生児の生命の保護
    ——赤ちゃんポストと内密出産を例として……山下裕樹


第5章 少年法は何をめざしているのか
    ——試験観察を通じて考える……大貝 葵


第6章 犯罪をした高齢者への対応
    ——刑事政策を拡大しなくとも実現できる方策を探る
      ……安田恵美


第7章 薬物政策の常識と非常識
    ——異世界転生しなくても海外では非刑罰化で
    問題使用を減らしていた件……丸山泰弘


第8章 修復的司法——修復レンズで犯罪と司法をみる……謝 如媛


第9章 刑法の謙抑性に基づく刑事政策の限界設置の意義
    ——刑法理論からみた刑事政策……金澤真理


第10章 地方再犯防止推進計画
    ——刑事政策における地方公共団体の責務……高橋有紀


第11章 「入口支援」と司法の役割
     ——カナダ・ダウンタウン・コミュニティー・コートを
     参考にして……春日 勉


第12章 社会内処遇——刑事政策の意義と拡がり……正木祐史



事項索引