書籍詳細:行政機関の憲法学的統制

明治大学社会科学研究所叢書 行政機関の憲法学的統制 アメリカにおけるコロナ、移民、環境と司法審査

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発刊年月
2023.05
ISBN
978-4-535-52728-7
判型
A5判
ページ数
384ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

行政機関を憲法学的にどのように統制するかを、アメリカを比較対象として、COVID-19、移民、環境の事案を素材に検討する。

目次

はしがき

第1章 COVID-19と大統領

 はじめに

 Ⅰ. COVID-19に対する大統領の権限

 Ⅱ. 合衆国憲法上の大統領の権限
     ――全国的なロックダウンは不可能である

 Ⅲ. 連邦軍の派遣で生じる問題

 Ⅳ. 国境の壁と大統領の権限

 第1章のまとめ



第2章 COVID-19と裁判所

 はじめに

 Ⅰ. 第1期――合衆国最高裁の州の規制に対する判断

 Ⅱ. 第2期転換期――合衆国最高裁の変化

 Ⅲ. 第3期――規制手段の精密な手段審査

 Ⅳ. 考察 パンデミックに対する合衆国最高裁のあり方

 Ⅴ. COVID-19に対する州の緊急事態宣言と対応

 第2章のまとめ



第3章 ワクチン接種か定期検査か
      ――カリフォルニア州を中心に

 はじめに

 Ⅰ. カリフォルニア州の規制権限と専門知

 Ⅱ. ワクチン接種義務をめぐる諸州の取組と裁判所の判断

 Ⅲ. ワクチン接種か定期接種か

 第3章のまとめ



第4章 授権禁止と主要な問題の法理

 はじめに

 Ⅰ. 授権禁止法理をめぐる合衆国際最高裁の先例

 Ⅱ. 授権禁止の法理と連邦政府の権限拡大の警戒

 Ⅲ. ゴーサッチの分析と他の保守派の裁判官との分岐

 Ⅳ. 授権禁止法に関する学説とゴーサッチの接点

 Ⅴ. 2022年WEST VIRGINIA V. EPAと授権禁止の法理

 Ⅵ. 立退き凍結と主要な問題の法理

 Ⅶ. 考察 主要な問題の法理、授権禁止の法理と裁判所

 第4章のまとめ



第5章 政権交代に伴う移民と湿地の行政規則と司法審査

 はじめに

 Ⅰ. 行政機関の判断を尊重する根拠を問うCHEVRON法理

 Ⅱ. 行政規則の解釈の一貫性と司法審査

 Ⅲ. 移民規制DACA事件と合衆国最高裁

 Ⅳ. トランプ政権の湿地規制と合衆国最高裁

 Ⅴ. 議会審査法による行政規則の廃止について

 第5章のまとめ



第6章 司法府の救済と破棄せず差戻の法理

 はじめに

 Ⅰ. 2019年EME HOMER事件の差戻審について

 Ⅱ. 破棄せず差戻の法理の分析

 Ⅲ. 規則制定手続の硬直化と司法審査の関係

 第6章のまとめ



第7章 専門知と行政機関の統制

 はじめに

 Ⅰ. SEILA V. CFPB事件と独立行政委員会

 Ⅱ. SEILA V. CFPB事件からみた判例の整理

 Ⅲ. 合衆国最高裁とFACと第三者委員会

 第7章のまとめ