書籍詳細:年金数理[第2版]

アクチュアリー数学シリーズ3 年金数理[第2版]

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発刊年月
2023.04
ISBN
978-4-535-78990-6
判型
A5判
ページ数
312ページ
Cコード
C3041
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

年金の制度設計における数理を紹介。iDeCoやリスク対応掛金、欧米の年金基金の運用リスクなど、近年の話題を盛り込んだ第2版!

目次

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第1部 年金制度の概観
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第1章 年金制度とは

1.1 公的年金
BOX1 厚生年金や国民年金はなぜ社会保険の仕組みを
    とっているのか?
1.2 公的年金の歴史と制度変更の流れ
1.3 企業年金

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第2部 年金数理の基礎
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第2章 年金数理のための基礎知識

2.1 年金制度と年金数理
BOX2 年金受給権とは何か?
2.2 計算基礎
2.3 年金数理のための準備


第3章 財政方式と数理債務

3.1 給付現価と給与現価
3.2 財政方式
BOX3 分類学としての年金数理
3.3 数理債務


第4章 定常状態と財政方式の分類

4.1 年金制度の定常状態
4.2 補足債務のある財政方式
BOX4 数理的健全性とは何か?


第5章 財政運営

5.1 決算と再計算
BOX5 掛金の引き上げは簡単ではない
5.2 数理損益
5.3 計算の前提の変更


第6章 退職給付会計基準

6.1 退職給付債務
6.2 給付費用と給付債務との関係
6.3 実践的問題
6.4 公正価値評価と会計基準の収斂
BOX6 代行部分と退職給付会計基準

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第3部 年金数理の展開
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第7章 公的年金の数理

7.1 人口理論
7.2 公的年金の財政運営


第8章 年金数理の革新

8.1 運用リスクに直面する企業年金
BOX7 ブーツ社の決断
8.2 ベイダー-ゴールド論文
8.3 金融経済学における年金モデル
8.4 年金とアクチュアリーの将来像


Appendix

A.1 演習問題の解答
A.2 付表