書籍詳細:731 免責の系譜

731 免責の系譜 細菌戦部隊と秘蔵のファイル

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫なし
発刊年月
1999.07
旧ISBN
4-535-58260-2
ISBN
978-4-535-58260-6
判型
四六判
ページ数
248ページ
Cコード
C3021
ジャンル

内容紹介

死期近かった元陸軍参謀から若き記者に託された「秘蔵ファイル」、それは細菌・化学兵器の実態とGHQとの裏取引を証する第一級のマル秘資料。推理・推論でしか迫れなかった現代史の闇の一角が、ついに白日の下に曝される!

目次

序 章 秘蔵のファイル
 一枚のメモ
 老科学者の本音
 意外な評価
 新たな冊子
 「新妻ファイル」 ほか
第1章 終戦と証拠隠滅
 広島から市ヶ谷へ
 マルタ四〇四本の処理焼却
 独断専行の参謀次長特使
 満州からの敗走
 頭痛の種 ほか
第2章 米軍調査開始と戦犯免責付与
 アメリカの危惧
 見抜かれていた意図
 夜桜特攻隊
 尋問開始
 戦犯免責付与 ほか
第3章 調査継続と情報操作
 「分身」の細菌専門家
 ビルマの遺品
 尋問開始と「影響力ある政治家」
 内地帰還と一か月の「療養」生活
 昨日話した「ステートメント」 ほか
第4章 隠された真実
 「覆面が落ちてゆくのではないか…」
 追伸・番頭の「持論」
 「Px」の秘匿
 二代目部隊長
 「マルタの血液だったのかもしれない」 ほか
第5章 免責の系譜
 蘇る部隊関係者
 凍結乾燥
 血液銀行企画草案
 上官は石井四郎
 朝鮮戦争 ほか