書籍詳細:国境を越える憲法理論

シリーズ:現代憲法理論叢書

国境を越える憲法理論 〈法のグローバル化〉と立憲主義の変容

の画像の画像
  • 紙の書籍
  • 電子書籍
定価:税込 6,600円(本体価格 6,000円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
発刊年月
2023.02
ISBN
978-4-535-52691-4
判型
A5判
ページ数
372ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

グローバル化世界のもとで憲法学・法思考はどうあるべきかを内在的に説く。従来の憲法理論の前提を崩す大胆な理論を提示する。

目次

___________________________

第1部 〈法のグローバル化〉と立憲主義の変容
___________________________

序 論 日本における今後の立憲主義研究の課題

第1章「グローバル化世界と立憲主義の変容」

第2章 「ヨーロッパ憲法制定権力」?

第3章 憲法改正問題としての国際機関への権限移譲
    ――「国家主権」における《実質的思考》と《形式的思考》

第4章 「ヨーロッパ立憲主義」の「規範論的転回」

第5章 仏語圏・英語圏における「ヨーロッパ立憲主義」論の動向

第6章 グローバル化世界と憲法制定権力

第7章 グローバル化に向き合うフランス公法学

___________________________

第2部 〈法のグローバル化〉と日本憲法学
___________________________

第1章 憲法解釈と比較法

第2章 近未来の憲法理論を考える

第3章 グローバル化世界における公法学の再構築

〔補論〕 グローバル化と憲法秩序

___________________________

第3部 〈法のグローバル化〉と日本の人権解釈論
___________________________

第1章「憲法解釈における国際人権規範の役割」
    ――国際人権法を通してみた日本の人権法解釈論の
方法論的反省と展望

第2章 人権法源のトランスナショナル化

第3章 「国憲的思惟」vs「トランスナショナル人権法源論」

〔補論1〕 現代における人間の条件と人権論の課題

〔補論2〕 トランスナショナルとドメスティックの間で揺れる最高裁