書籍詳細:子産みを支えた政策と助産者のケアする力

子産みを支えた政策と助産者のケアする力 「母子健康センター事業」全58年の盛衰から

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発刊年月
2022.08
ISBN
978-4-535-58771-7
判型
A5判
ページ数
584ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

母子健康センターの58年間を、助産師等当事者の証言を丹念にフォローしながら、その実態を女性当事者の目線に立って総括する。

目次

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第1部 序論――日本の子産みと政策
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第1章 本書の目的と意義

 第1節 子産み当事者を支える政策とは
 第2節 本書の意義
      ――当事者にとって良質な子産み・子育て環境とは

第2章 日本の子産み・子育て政策――1990〜2021年現在

 第1節 「1.57ショック」からの30余年――4種の法律制定
 第2節 新たな試み――「ネウボラ」と「子育て世代包括支援センター」

第3章「当事者」の暮らしと子産み・子育て

 第1節 働く・育児休業・子育ての助っ人
 第2節 当事者とこころ・からだ
 第3節 当事者の暮らしと政策

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第2部 全国地方自治体の母子健康センター調査
      ――質問紙調査と現地訪問調査から
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第1章 母子健康センター事業の開始と施設数の増減

 第1節 政策としての母子健康センター事業――700余施設の行方
 第2節 母子健康センター数の減少

第2章 全国55施設質問紙調査――2003年のこと

 第1節 全国調査のねらいと概況
 第2節 質問紙調査の結果(1)――全国の施設開所年と施設機能
 第3節 質問紙調査の結果(2)――施設運営
 第4節 質問紙調査の結果(3)――運営期間と閉所
 第5節 全国質問紙調査の結果と考察

第3章 母子健康センター「現地訪問調査」から
      ――全国8施設・助産師等13人の語り

 第1節 基礎的自治体8ヵ所と施設で働く13人の助産師等
       ――全8施設のフェイスシート
 第2−1節 事例1町母子健康センターの31年間
 第2−2節 事例1町助産師の語り――自宅分娩20年、
       母子健康センター専任助産師20年の軌跡
 第3−1節 事例2町母子健康センターの33年
      ――1966(昭41)~1999(平11)年
 第3−2節 事例2町助産師の語り
 第4−1節 事例3町母子健康センターの19年間――1968〜1987年
 第4−2節 事例3町助産師の語り
 第5−1節 事例4町母子健康センターの28年間
 第5−2節 事例4町1助産師の語り
 第5−3節 事例4町2助産師の語り
 第6−1節 事例5町母子健康センターの23年間
 第6−2節 事例5町助産師の語り
 第7−1節 事例6町母子健康センターの25年間
 第7−2節 事例6町助産師の概要
 第8−1節 事例7町母子健康センターの25年間
 第8−2節 事例7町1助産師の語り
 第8−3節 事例7町2助産師の語り
 第8−4節 事例7町3助産師の概要
 第8−5節 事例7町4の施設管理人
 第9−1節 事例8町母子健康センターの21年間
 第9−2節 事例8町1助産師の語り
 第9−3節 事例8町2助産師の語り
 第10節 現地訪問8事例調査――結果と考察

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第3部 運営を続ける2つの母子健康センター訪問調査から 
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第1章 助産事業を継続する自治体事例――X村の場合

 第1節 調査地と調査対象者の概観
 第2節 医療保健環境
 第3節 X村母子健康センター開所までの経緯
 第4節 母子健康センターの開所
 第5節 母子健康センターの改築と助産師
 第6節 母子健康センターで実施していること――2003年前後のこと
 第7節 まとめ――X村で助産事業はなぜ存続できたのか

第2章 助産事業を継続する事例――Y町/市の場合

 第1節 調査地と調査対象者概要
 第2節 母子健康センターの開所前
 第3節 母子健康センターの開所
 第4節 Y町/市母子健康センターの運営
 第5節 母子健康センターの存続・改築
 第6節 移築された母子健康センター
 第7節 母子健康センターで実施していること――2003(平15)年前後
 第8節 まとめ――Y町/市で助産事業はなぜ存続したのか

第3章 事業を存続する2つの基礎的自治体の特徴
      ――X村とY町/市の比較から

 第1節 事業を存続する自治体の特徴
 第2節 移築・改築をめぐる二自治体の共通点・差異点
 第3節 X村のその後――医療法第19条に係る厚生労働省令の壁

終 章 当事者主体の政策   

 第1節 母子健康センターの持続力と存在意義――母子関連施設に重要なこと
 第2節 子産みを支える助産者のこと
 第3節 日本の子産み政策再考