書籍詳細:司法改革の検証

司法改革の検証 法科大学院の破綻と弁護士過剰の弊害

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発刊年月
2022.12
ISBN
978-4-535-52570-2
判型
A5判
ページ数
464ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

法科大学院設立から、司法試験合格者の増加、質の低下、収入減など問題がでている。質の確保と弁護士人口のあり方を考える。

目次

第1部 総論

第1章 市民法学的法実務のための序説

第2章 法曹の質の劣化と企業法務の拡大および司法改革の本質


第2部 法曹養成論――法科大学院の破綻と法曹養成制度の再建

第3章 日本の法曹養成と法学の危機

第4章 法科大学院制度と研究者養成

第5章 「プロセスとしての法曹養成」ということについて

第6章 法科大学院制度批判


第3部 弁護士論1――弁護士過剰の弊害とその克服

第7章 適正な弁護士人口論

第8章 弁護士需要の検証

第9章 司法試験の合格者減員否定論に対する批判


第4部 弁護士論2――職業としての弁護士

第10章 誰が法化社会を担うのか――日本とドイツの比較

第11章 弁護士職務の独立と適正を確保する条件

第12章 弁護士法第1条の意義――研究者が考える弁護士のあり方

第13章 組織内弁護士問題