書籍詳細:ことばの数理千一夜

ことばの数理千一夜 ことばの仕組みとパズルと数学と

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定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
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在庫あり
発刊年月
2021.12
ISBN
978-4-535-78949-4
判型
A5判
ページ数
228ページ
Cコード
C3041
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

音声認識や自動翻訳などのAI(人工知能)につながる「ことばの仕組み」の基礎や考え方を、数理とパズルの視点で紹介。

目次

第0話 50音はほんとうはいくつ?

第1話 「父と母の父と母」の意味はなんだろう?

第2話 「黒い目のかわいい女の子」はどんな子?

第3話 引き算も割り算も使わずに一次方程式が解けるか
    ――「っ」と「ん」の話

第4話 PANKKIって何――続「っ」と「ん」の話

第5話 十本はじゅっぽん? じっぽん?
    ――漢語数詞と日本語の読み

第6話 数詞の不思議――one, two, threeの奥にあるもの

第7話 和語の数詞、そしてことばのつながり

第8話 同じ音の並び,そして形態素解析

第9話 母音の空間
    ――磁石でわかるアイウエオのメカニズム

第10話 日本語のアクセント――ことばのつながり

第11話 言語の獲得
    ――有限個のサンプルから無限集合を推定できるか

第12話 回文――入れ子構造のしくみ

第13話 数式の文法
    ――掛け算が足し算より先に結びつくしくみ

第14話 語順と助詞と格――「大阪」が「大崎」になる?

第15話 言語の類型
    ――「わけられるんだろう」はどうわけられるんだろう

第16話 ことばは変わる――ことばで過去を知る

第17話 系統樹と語源――ヨーロッパのことばの分化

第18話 疑問文への応答――「はい」と「yes」は違う

第19話 「すべての」と「ある」の論理
    ――Everybody Loves Somebodyの意味

第20話 奇妙な文字列の自動生成――ハナモゲラ語と確率

第21話 「は」と「が」の違い――日本語の独特な特徴

第22話 文の意味を求める仕組み――格助詞で意味がどう決まる

第23話 活用なしの日本文法――ら抜きことばは体系的

書評掲載案内

■『ニコリ』no.178(2022年・春号)P48にて紹介。

参考リンク

YouTube

https://youtu.be/T9Cgjn8efY0

本書の関連動画です。