書籍詳細:マクロ経済学入門[第2版]

シリーズ:トリアーデ経済学

[トリアーデ経済学3] マクロ経済学入門[第2版]

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発刊年月
2021.09
ISBN
978-4-535-54019-4
判型
A5判
ページ数
280ページ
Cコード
C3033
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

2015年に刊行した、トリアーデ経済学3『マクロ経済学入門』の第2版。年間4単位の大学講義でより使いやすいように再構成。

目次

序章 マクロ経済学をどう学ぶか 
0.1 マクロ経済学とは 
0.2 マクロ経済学の学び方 
0.3 マクロ経済学で登場する重要な経済データ
コラム 経済学では自然対数を使う 

第1章 GDPの基礎 
1.1 GDP の定義
1.2 三面等価の原則 
1.3 産業連関表 

第2章 GDPの決定 
2.1 短期と長期 
2.2 生産物市場の需要 
2.3 消費関数 
2.4 生産物市場の供給 
2.5 生産物市場の均衡と均衡GDP 
2.6 均衡GDPの安定性 
2.7 均衡GDPの導出 
2.8 インフレギャッフ゜とデフレギャップ 
コラム 経済成長率の寄与度分解とコロナショック 

第3章 乗数分析 
3.1 政府支出乗数 
3.2 GDPが乗数倍で変化する理由
3.3 租税乗数 
3.4 投資乗数 
3.5 均衡予算乗数 
3.6 海外部門を考慮に入れた場合 

第4章 貨幣市場 
4.1 貨幣の定義 
4.2 貨幣の需要 
4.3 株価と債券価格 
4.4 貨幣の供給 
4.5 貨幣市場の均衡 

第5章 IS-LM分析 
5.1 投資関数 
5.2 IS曲線 
5.3 LM曲線 
5.4 GDPと利子率の決定 
5.5 財政政策と金融政策の効果 
5.6 流動性のわなのケース 

第6章 物価指数 
6.1 はじめに 
6.2 物価指数の測定
6.3 さまざまな物価指数
6.A 補論 
コラム ラスパイレス式の応用 
 
第7章 労働市場の分析と総供給 
7.1 総需要曲線の導出 
7.2 総供給曲線の導出 
7.3 古典派の二分法 
7.4 価格の硬直性  
7.5 フィリップス曲線 
7.6 総供給曲線 
7.7 労働市場に対する考え方の違いと総供給曲線 
コラム ラジア型賃金と長期雇用

第8章 総需要・総供給分析 
8.1 はじめに 
8.2 総需要曲線のシフト 
8.3 総供給曲線のシフト  
8.4 インフレーションとデフレーションが社会に与える影響
コラム オイルショック 

第9章 消費 
9.1 長期と短期の消費関数 
9.2 相対所得仮説  
9.3 恒常所得仮説 
9.4  ライフサイクル仮説
コラム 見栄のための消費 

第10章 投資 
10.1 投資の限界効率 
10.2 利子率と投資額の関係 
10.3 その他の投資理論 

第11章 国際収支 
11.1 海外部門とマクロ経済 
11.2 国際収支表 
11.3 国際収支のバランスの意味 
11.4 経常収支をマクロ経済の観点からとらえる 

第12章 為替レート決定論 
12.1 購買力平価 
12.2 金利裁定式 
12.3 為替レートの理論 
12.4 為替レートの時系列的特徴 
12.5 開放経済マクロモデル 
コラム ビッグマック指数 

第13章 財政政策 
13.1 はじめに 
13.2 財源調達の方法と財政政策の効果  
13.3 財政赤字と持続性条件 
コラム 世代間の公平
コラム 予算編成プロセス 

第14章 金融政策 
14.1 日本の金融政策の決まり方 
14.2 日銀のバランスシートとマネタリーベース 
14.3 最近の日本の金融政策 
14.4 ゼロ金利政策、量的緩和政策、
     マイナス金利政策をIS-LM分析で解釈する 
コラム テイラー・ルール 

第15章 経済成長の理論 
15.1 各国の経済成長 
15.2 ソローモデル 
15.3 内生的経済成長モデル
コラム KLから一人あたり資本ストックの
      成長率⊿を求める方法