書籍詳細:岐路に立つ日本のジャーナリズム

岐路に立つ日本のジャーナリズム 再構築への視座を求めて

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
在庫なし
発刊年月
1996.11
旧ISBN
4-535-58215-7
ISBN
978-4-535-58215-6
判型
A5判
ページ数
378ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

変転めまぐるしい時代に右往左往するかに見える日本のジャーナリズム。現実社会と葛藤するジャーナリズムの実相と問題を多角的に分析し、再構築へのアクチュアルな視座を追求する。現場感覚あふれる鮮烈な提言集。

目次

第1部 プレスの自由・メディアの自由
 第1章 表現の自由と優越的地位
 第2章 アメリカの放送公正原則廃止孝
 第3章 放送制度の将来と番組編集の自律
 第4章 ジャーナリストの「証言拒絶権」立法化問題
第2部 戦後ジャーナリズムと現代社会
 第1章 新聞(社説)に見る憲法観の変遷と現在
 第2章 事件報道の変容と新聞ジャーナリズムの停滞
 第3章 検察取材の一断面
 第4章 記者クラブ制度改革のために
 第5章 迫られる事件報道論の再構築
第3部 情報技術の進展とジャーナリズム
 第1章 マルチメディアと新聞の変容
 第2章 アジア地域のテレビ・コミュニケーションの問題点
 第3章 ジャーナリズム論を我が事として引き受けるために
第4部 グローバライゼーションの進展とジャーナリズム
 第1章 肥大化するグローバル・メディア
 第2章 日本の国際報道
 第3章 求められる等身大の国際報道
 第4章 「文明の衝突」時代とマス・メディアの責任
第5部 多様化するメディア・変容するジャーナリズム
 第1章 ジャーナリズムの現実定義機能
 第2章 新聞事業のアイデンティティ危機
 第3章 激動の時代を解く方程式は庶民感覚