書籍詳細:日常性の心理療法

日常性の心理療法

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定価:税込 2,530円(本体価格 2,300円)
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在庫あり
発刊年月
2020.09
ISBN
978-4-535-56295-0
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

21世紀において心理療法はどうあるべきか。その歴史的・文化的限界を明らかにしつつ、いまこの日常でのあるべき臨床像を探る。

目次

1 日常性、こころ、近代

第1章 生きる現実へのまなざし

第2章 無意識という思想の誕生

第3章 「私」はどこから来てどこへ行くのか

第4章 電子メディア社会の日常性

第5章 囲い込まれた本来性の夢と虚構


2 有限性、身体、傷つき

第6章 可能性の果てる地平から

第7章 身体の沈黙

第8章 身体の叫び

第9章 日常性と臨床性


3 物語、歴史、コスモロジー

第10章 私の歴史が生まれるとき

第11章 語りから生まれる「私」

第12章 物語を生きる

第13章 新たなコスモロジー

補章 臨床心理学の歴史の臨床性

あとがき

書評掲載案内

■『図書新聞』2021年7月24日(木) 2面にて掲載
2021年上半期読書アンケート
評者:東畑開人(臨床心理学)