書籍詳細:楕円の思考と現代会計

楕円の思考と現代会計 会計の世界で何が起きているか

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定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
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在庫あり
発刊年月
2020.05
ISBN
978-4-535-55974-5
判型
四六判
ページ数
176ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

大きく変貌している今日の企業会計の根本には何があるのか。実務レベルの解説に留まらず、理論的にその変貌の正体を明らかにする。

目次

プロローグ 会計世界で何が起きているか-円形から楕円の会計へ

I 楕円の思考と現代会計
1 楕円の思考と現代会計-2つの中心 
2 PL脳は病なのか-ファイナンス思考と現代会計
3 ハイブリッド会計の検証-何が矛盾、その出所は

II 経済世相と現代会計
4 経済世相と現代会計-原油価格の急落と資源開発の失敗
5 東芝問題の発覚と「利益の質」-発生主義会計の裁量性
6(補章) 東芝の買収スキームと巨額の子会社売却益-債務超過回避の手口

III 全体史からの視点
7 戦後会計制度史の転機点-「会計ビッグバン」から「東京合意」へ
8 大世界史のなかのIFRS-新自由主義とIFRS

IV 制度会計の現代的論点
9 現代会計の焦点-純損益、包括利益、OCI
10 概念フレームワークの中心課題-プロフェッションとアカデミズム
11 伝統枠からの論点-収支の枠組と資産分類・測定基礎

エピローグ 楕円の会計はどこへ

書評掲載案内

『TKC会報』2020年9月号P16-18にて掲載