書籍詳細:日本の法[第2版]

日本の法[第2版]

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫あり
発刊年月
2020.03
ISBN
978-4-535-52495-8
判型
A5判
ページ数
256ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

大学1年生、他学部生、専門学校生などが対象の教養科目「法学入門」のテキスト。全体を概観、コア部分を明確・容易に理解できる。

目次

この本を使った勉強の仕方

第1章 法・法適用・法解釈の方法
Key Word1 法はどのような意味を持っているのか
Key Word2 裁判による紛争解決
Key Word3 法の適用
Key Word4 法解釈の方法

第2章 憲法
Key Word1 立憲主義
Key Word2 主権者=国民
Key Word3 平和主義
Key Word4 自由権の保障ーー表現の自由
Key Word5 政教分離
Key Word6 社会権の保障ーー教育を受ける権利
Key Word7 法の下の平等
Key Word8 議院内閣制
Key Word9 違憲審査制度

第3章 民法(所有権・契約法)
Key Word1 所有・契約
Key Word2 権利能力
Key Word3 所有権
Key Word4 物権変動
Key Word5 契約(私的自治)
Key Word6 意思能力・行為能力
Key Word7 意思表示
Key Word8 強行規定・公序良俗
Key Word9 契約責任

第4章 民法(不法行為法)
Key Word1 不法行為法の意義
Key Word2 権利侵害・違法性
Key Word3 故意・過失
Key Word4 不法行為の救済方法
Key Word5 交通事故
Key Word6 製造物責任
Key Word7 医療過誤
Key Word8 公害・環境問題
Key Word9 原子力損害賠償

第5章 家族と法
Key Word1 親族概念
Key Word2 婚姻制度
Key Word3 離婚の成立
Key Word4 離婚の効果
Key Word5 親子関係の発生
Key Word6 相続の原則
Key Word7 相続人と相続分
Key Word8 近年の家族法をめぐる最高裁の判断
Key Word9 変わる家族とこれからの家族法

第6章 刑法
Key Word1 刑法を学ぶ意味
Key Word2 刑法の意義
Key Word3 「犯罪」と「刑罰」の意義
Key Word4 犯罪の積極的な成立要件
Key Word5 犯罪の成立を阻却する事由、犯罪の成立を拡張する事情
Key Word6 生命・身体と刑法
Key Word7 自由と刑法
Key Word8 財産と刑法
Key Word9 国家・社会の利益と刑法

第7章 刑事手続と法
Key Word1 何のために刑事手続と法を学ぶか
Key Word2 刑事手続と憲法
Key Word3 刑事訴訟の基本構造と刑事訴訟法の解釈
Key Word4 捜査と被疑者弁護
Key Word5 黙秘権の意義
Key Word6 公訴・公判手続・証拠法
Key Word7 誤判救済手続
Key Word8 社会的弱者と刑事手続
Key Word9 刑事手続・刑事司法のゆくえ

第8章 経済活動と法
Key Word1 会社法(1)
Key Word2 会社法(2)
Key Word3 独占禁止法(1)
Key Word4 独占禁止法(2)
Key Word5 知的財産権(1)概説
Key Word6 知的財産権(2)著作権について
Key Word7 消費者法(1)消費者法の必要性と消費者トラブル
Key Word8 消費者法(2)消費者団体訴訟
Key Word9 消費者法(3)クレジット払いは借金と同じ

第9章 行政と法
Key Word1 行政と私たちとの関わり
Key Word2 行政の役割と存在理由
Key Word3 行政との間で形成される法律関係
Key Word4 法治主義――行政と法をつなぐ原理
Key Word5 行政裁量のコントロール
Key Word6 行政の透明性・公正性・民主性――情報公開と適正手続
Key Word7 行政の民間化
Key Word8 行政をめぐる裁判――違法な行政活動をされたら
Key Word9 地方自治

第10章 労働法
Key Word1 労働法を学ぶーー労働法とは何なのか?
Key Word2 労働条件決定はどのようにして決まるか
Key Word3 労働時間規制ーー健康の確保、そして仕事と生活の調和
Key Word4 賃金の保障
Key Word5 解雇規制
Key Word6 職場における健康・安全の保障と補償
Key Word7 職場における差別の禁止
Key Word8 労働組合の意義と役割
Key Word9 労働をめぐるトラブルの解決

第11章 社会保障法
Key Word1 社会保障法を学ぶ目的
Key Word2 社会保障の成り立ち
Key Word3 医療保障
Key Word4 雇用保険
Key Word5 年金
Key Word6 介護保障
Key Word7 児童福祉
Key Word8 障害と社会保障
Key Word9 生活保護

第12章 外国人と法
Key Word1 国家と個人
Key Word2 国籍というつながり
Key Word3 入管法(1)入国と在留資格制度
Key Word4 入管法(2)在留資格と外国人労働者政策
Key Word5 入管法(3) 出国と退去強制手続
Key Word6 入管法(4) 退去強制と国際人権基準
Key Word7 在留中の外国人の人権
Key Word8 二国間条約による特別の待遇
Key Word9 難民

第13章 日本の司法制度
Key Word1 司法
Key Word2 裁判
Key Word3 訴訟
Key Word4 司法アクセス
Key Word5 法曹養成
Key Word6 裁判官
Key Word7 検察官
Key Word8 弁護士
Key Word9 裁判員制度

第14章 法とは何かーー西欧法の歴史を訪ねて
 1 近代立憲主義型法秩序ーー近代法秩序
 2 近代立憲主義の歴史的前提
    ーー近世反立憲主義と中世立憲主義
 3 現代立憲主義

第15章 日本法の成り立ちーー法の継受・法の体系
 1 原始から近世まで
 2 西欧近代法の継受
 3 現代日本法の体系

第16章 日本法の現在ーー立憲主義と反立憲主義との相剋
 1 日本国憲法および立憲主義の危機
 2 日本国憲法における平和主義・平和的生存権の歴史的位置
 3 自民党「日本国憲法改正草案」(2012年)
    ーー反立憲主義的憲法構想


執筆者
第1章 法・法適用・法解釈の方法【吉田克己】
第2章 憲法【大河内美紀】
第3章 民法(所有権・契約法)【山田希】
第4章 民法(不法行為法)【大坂恵理】
第5章 家族と法【立石直子】
第6章 刑法【安達光治】
第7章 刑事手続と法【豊崎七絵】
第8章 経済活動と法【長谷河亜希子】
第9章 行政と法【豊島明子】
第10章 労働法【緒方桂子】
第11章 社会保障法【高田清恵】
第12章 外国人と法【中坂恵美子】
第13章 日本の司法制度【飯考行】
第14章 法とは何か【水林彪】
第15章 日本法の成り立ち【水林彪】
第16章 日本法の現在【水林彪】

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本書[第2版]の改訂一覧

第1章「法・法適用・法解釈の方法」(吉田克己)
・第3章に所有権に関する記述が挿入されることを前提とした加筆

第2章「憲法」(大河内美紀):
・図表・数値を更新
・Key Word 8「議院内閣制」の図を三権分立の図から衆議院解散理由の一覧へ差替え

第3章「民法(所有権・契約法)」(山田希):
・債権法改正などの民法改正に対応
・章の題名を「民法(契約法)」から「民法(所有権・契約法)」に変更
・新たなKey Wordを設定して全面的に改訂し、現代的な課題にも対応。新しいKey Wordは以下のとおり
1.所有・契約
2.権利能力
3.所有権
4.物権変動
5.契約(私的自治)
6.意思能力・行為能力
7.意思表示
8.強行規定・公序良俗
9.契約責任

第4章「民法(不法行為法)」(大坂恵里):
・図表・数値を更新
・民法改正(時効部分)に対応

第5章「家族と法」(立石直子)
・図表・数値を更新
・民法改正(成年年齢の引き下げ、相続法改正)に対応

第6章「刑法」(安達光治):
・性犯罪に関する刑法の規定の抜本的改正(2017年)に対応
・近時社会問題化している特殊詐欺に言及

第7章「刑事手続と法」(豊崎七絵)
・章の題名を「刑事手続」から「刑事手続と法」へ変更
・key word 5「黙秘権の意義」のColumnにおいて弁護人立会いについても言及

第8章「経済活動と法」(長谷河亜希子)
・会社法改正、TPP発効、著作権法改正、成年年齢引き下げ、消費者契約法改正等に対応

第9章「行政と法」(豊島明子):
・KeyWord 2「行政の役割と存在理由」掲載の行政組織一覧表を2018年入管法改正に伴う法務省の組織再編に即して改訂
・KeyWord 6「行政の透明性・公正性・民主性」のColumnを「行政文書」概念に差替え

第10章「労働法」(緒方桂子):
・数値の更新
・働き方改革関連法など最新の法改正に対応
・働き方改革、及び、ハラスメント防止対策に関するColumnを追加

第11章「社会保障法」(高田清恵):
・介護保険法等の法改正に対応

第12章「外国人と法」(中坂恵美子)
・図表・数値の更新
・入管法改正(2018年12月)を受け、外国人労働者政策について改訂およびその
他の対応

第13章「日本の司法制度」(飯孝行)
・図表・数値(実務法律家の人数や犯罪統計)の更新

第14章「法とは何か」(水林彪):とくに改訂なし
第15章「日本法の成り立ち」(水林彪):とくに改訂なし

第16章「日本法の現在」(水林彪):
・アウンサンスーチーの変節と安倍「改憲」の企てを例にあげ、初版以後に地球的規模でますます深刻になった人権と平和の危機に関して加筆