書籍詳細:労働法制の改革と展望

労働法制の改革と展望

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,500円(本体価格 5,000円)
在庫僅少
発刊年月
2020.05(中旬)
ISBN
978-4-535-52422-4
判型
A5判
ページ数
384ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

働き方改革関連法に代表される労働法制の動きを総合的に評価し、今後実効性のある、有意義な労働法制の構想を広く展望する。

目次

第1章 労働法制の展開ーー現状と動向
     ………野川 忍

第2章 労働時間規制の手法
     ーー長時間労働規制と労働時間法制のあり方………長谷川 聡

第3章 年次有給休暇制度における付与義務構成の再評価
     ーー労基法上の義務としての休暇制度………奥田香子

第4章 柔軟な働き方に向けた改革の本質
     ーー裁量労働制と高度プロフェッショナル制度の制度改革に
     向けて………石田信平

第5章 派遣労働法制と均衡処遇の課題
     ーー「有償労働からの解放」保障の多様化………國武英生

第6章 パートタイム・有期雇用労働法の制定と同一労働同一賃金理念
     ………川田知子

第7章 企業変動に対応する労働法制の可能性………中井智子

第8章 労働安全衛生法の新たな機能………小畑史子

第9章 正社員の法的位置
     ーー合意型正社員の可能性………野川 忍

第10章 多様な労働者・就労者像の実態と法的位置づけ………岡田俊宏

第11章 労働市場活性化への法政策………大木正俊

第12章 マイノリティのための労働法制へ向けて
     ーー立法政策のための基礎理論的考察………有田謙司

第13章 日本の外国人労働者法政策
     ーー失われた30年………濱口桂一郎

第14章 労働法の規律のあり方について
     ーー隣接企業法との交錯テーマに即して………土田道夫

第15章 従業員代表制の展望
     ーー「働き方改革」を踏まえて………皆川宏之

第16章 使用者側からみたハラスメント法制の現状と課題に関する一考察
     ………町田悠生子

第17章 「働き方改革」の到達点とこれからの労働法の可能性
     ………水町勇一郎