書籍詳細:トラウマインフォームドケア

トラウマインフォームドケア “問題行動”を捉えなおす援助の視点

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  • 紙の書籍
予価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
発刊年月
2019.12
ISBN
978-4-535-56382-7
判型
A5判
ページ数
192ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

周囲を悩ませる「問題行動」の背景にはトラウマの存在がある。非難・叱責から安心・安全の提供へと支援を変える新たなリテラシー。

目次

「非難・叱責」を「理解・ケア」に変える、対人援助の新しい視点

児童福祉、教育、医療、矯正などのさまざまな現場で援助職がしばしば出会う、支援対象者の“困った”言動。自他を傷つけ、周囲を
悩ませるそうした“問題行動”の背景には、トラウマという「こころのケガ」が隠れているかもしれません。

トラウマインフォームドケア(TIC)は、対象者の言動をトラウマの「メガネ」で見ることから始めるアプローチです。

暴言や暴力、怠惰や無気力、嘘やごまかしなどを“問題行動”と捉えると、支援者は相手を叱責したり、拘束したり、追い立てたり、
非難したりしてしまいます。支援者自身も、傷つけられたり、裏切られたと感じたりして、無力感を抱きやすくなります。

しかし、そうした言動が表れた状況を探っていくと、何らかのきっかけ(リマインダー)によるトラウマ反応である可能性が見えてく
るかもしれません。

トラウマの「メガネ」をかけることで、ケースの見え方が変わり、安心・安全の提供へとケアがありかたが変わっていきます。臨床現
場で新たな傷つきが生じることを防ぐために、すべての対人援助職が身に着けておくべき公衆衛生的アプローチがTICです。

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第1部 なぜトラウマのメガネが必要なのか
1 トラウマを体験するということ
2 トラウマにまつわるよくある誤解
3 トラウマが発達に及ぼす影響
4 トラウマは公衆衛生の問題である

第2部 トラウマインフォームドケアとその実践
5 トラウマインフォームドケアの成り立ち
6 トラウマインフォームドケアの基本概念とアセスメント
7 性暴力被害者での実践
8 児童養護施設での実践
9 DV事例への実践
10 加害者へのアプローチ

第3部 支援者・組織のためのトラウマインフォームドケア
11 支援者に生じるトラウマ反応
12 組織の安全