書籍詳細:雇用システムの再構築に向けて

雇用システムの再構築に向けて 日本の働き方をいかに変えるか

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 5,060円(本体価格 4,600円)
在庫あり
発刊年月
2019.09
ISBN
978-4-535-55916-5
判型
A5判
ページ数
392ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

日本の雇用システムの根幹にある無限定正社員システム。その歴史、人事管理、賃金、労働時間はどうなっているか。打破する方策は?

目次

はじめに  鶴 光太郎

第1章 日本の雇用システムの再構築---総論 
     鶴 光太郎

第2章 日本の雇用システムの歴史的変遷---内部労働市場の形成と拡大と縮小 
     中林真幸・森本真世

第3章 「新時代の日本的経営」の何が新しかったのか?
      ---人事方針(HR Policy)変化の分析---  梅崎修・八代充史

第4章 転勤・異動・定年後雇用の実態 
     鶴 光太郎・久米功一 ・安井健悟 ・佐野晋平

第5章 ダイバーシティ経営と人事マネジメントの課題
     ---人事制度改革と働き方の柔軟化  佐藤博樹

第6章 賃金プロファイルのフラット化と若年労働者の早期離職 
     村田啓子・堀雅博

第7章 雇用形態間の賃金格差 
     安井健悟 ・佐野晋平・久米功一・鶴 光太郎

第8章 日本型『同一労働同一賃金』改革とは何か?
     ---その特徴と課題  水町勇一郎

第9章 労働者の健康向上に必要な政策・施策のあり方:
     労働経済学研究を踏まえた論考  黒田祥子・山本勲

第10章 労働時間法制改革の到達点と今後の課題  島田陽一

第11章 ”大学での専門分野と仕事との関連度”が職業的アウトカムに
      及ぼす効果---男女差に注目して---  本田由紀

第12章 寺院・地蔵・神社の社会・経済的帰結
      ---ソーシャル・キャピタルを通じた所得・幸福度・健康への影響 
      伊藤高弘・大竹文雄・窪田康平