書籍詳細:危機の政治的余波と危機管理の管理

白鴎大学法政策研究所叢書 危機の政治的余波と危機管理の管理 足利銀行破綻をめぐる栃木県の対応を中心に

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,860円(本体価格 4,500円)
在庫あり
発刊年月
2019.03
ISBN
978-4-535-52406-4
判型
A5判
ページ数
316ページ
Cコード
C3030
ジャンル

内容紹介

自治体の危機管理における議会や議員の役割とは何か。大災害を契機により意識が強まった非常事態と自治体の政策過程を考察する。

目次

第1章 問題の所在と分析の枠組み
 第1-1節 問題の所在:危機の政治的余波
 第1-2節 分析の視点:危機管理の政治問題化
 第1-3節 先行研究の検討
 第1-4節 危機管理の定型アプローチ
 第1-5節 危機管理の非定型アプローチ
 第1-6節 小括:統制型と参加型の危機管理

第2章 足銀破綻をめぐる栃木県の対応
 第2-1節 金融危機対応の制度
 第2-2節 栃木県の地域状況
 第2-3節 足銀の経営悪化と増資協力、ペイオフ対策
 第2-4節 足銀の一時国有化と地元株主の保護
 第2-5節 足銀の受け皿選定と新生足銀への出資
 第2-6節 小括:政治問題化した受け皿選定

第3章 拓銀破綻をめぐる北海道の対応
 第3-1節 北海道の地域状況
 第3-2節 拓銀の経営悪化と道銀との合併延期
 第3-3節 拓銀の経営破綻と地元企業への緊急融資
 第3-4節 北洋銀等への営業譲渡と債権の引継ぎ
 第3-5節 道銀の経営悪化と地元企業の増資協力
 第3-6節 小括:政治問題化しなかった受け皿選定

第4章 福島第一原発事故をめぐる栃木県の対応
 第4-1節 震災・原発事故対応の制度
 第4-2節 栃木県の地域状況
 第4-3節 地域防災計画の作成と放射性物質事故・災害対応
 第4-4節 福島第一原発事故の発生と風評被害の払拭
 第4-5節 放射性物質の除染と指定廃棄物の処理
 第4-6節 地域防災計画の修正と防災条例の制定
 第4-7節 小括:政治問題化した指定廃棄物処理

第5章 福島第一原発事故をめぐる宮城県の対応
 第5-1節 宮城県の地域状況
 第5-2節 原子力災害計画と震災対策アクションプラン
 第5-3節 福島第一原発事故の発生と風評被害の払拭
 第5-4節 放射性物質の除染と指定廃棄物の処理
 第5-5節 地域防災計画の修正と震災の検証記録
 第5-6節 小括:政治問題化した指定廃棄物処理

第6章 危機管理の政治学的分析
 第6-1節 危機管理の関与性に関する分析
 第6-2節 危機管理の非線形性に関する分析
 第6-3節 危機管理の主観性に関する分析
 第6-4節 結論:危機管理の不確実性
 第6-5節 含意:多元的相互調節による危機管理