書籍詳細:ガンス 法哲学・社会哲学論集

ガンス 法哲学・社会哲学論集

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,600円(本体価格 6,000円)
在庫なし
発刊年月
2018.08
ISBN
978-4-535-52352-4
判型
A5判
ページ数
428ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

ヘーゲルの弟子にしてマルクスの師、歴史法学とその泰斗サヴィニーの痛烈な批判者。再評価の気運高まるガンスの未邦訳論集。

目次

編者序言

編者序説
1 ガンスの生涯と仕事の特徴ーー講義の状況を手がかりに
2 ガンスと社会との関係
3 ヘーゲルに対するガンスの独自性
4 ガンスの進歩的思想と歴史法学派との闘い
5 ガンス法学の独創性ーー他の学派との比較から
6 本書出版の意義

[第1部] 法哲学と国法論
第1章 『ヘーゲル法哲学あるいは自然法および国家学綱要』への編者序文
第2章 自然法講義:1828年冬から1829年復活祭まで

講義の構成
序説
国家と法についての哲学の、その始まりからの概観
法哲学の区分

第3章 ドイツ国法講義[序説]

[第2部] 時代批評と評論
第1章 1830年のパリ
第2章 バブーフ『行政権の司法権に対する抗争もしくは侵害』 2巻について
第3章 レルミニエ『法の歴史への入門』について
第4章 ギゾー『イギリス革命史』について
第5章 ミシュレ『普遍史入門』
第6章 ハインリヒ・レオ『国家の自然学についての研究と概要』 第1編

[第3部] 法律論
第1章 プロイセン民事訴訟の職権探知主義について(評論)
第2章 『プロイセン法の改正に関する論集』への序説
第3章 占有の根拠についてーー再々抗弁

エドゥアルト・ガンスの最も重要な著作目録
人名索引

訳者あとがき
訳者紹介