書籍詳細:破産から新民法がみえる

破産から新民法がみえる 民法の盲点と破産法入門

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,024円(本体価格 2,800円)
在庫あり
発刊年月
2018.06
ISBN
978-4-535-52330-2
判型
A5判
ページ数
264ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

民法と破産法の深い関係に注目すると民法をもっとよく理解できる。民法改正をふまえ、『新・破産から民法がみえる』をリニューアル。

目次

◆第0講 破産手続の流れ
1―全体の流れはこうなっている
他の倒産手続との関係
各種倒産制度の比較
破産手続の全体の流れ
2―各手続はこのようになっている
破産申立て
破産手続開始決定前の保全処分
破産原因
破産手続開始決定
破産債権の確定
破産財団の管理と換価
配当手続
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第1講 債権者平等の原則
1―民法ではどういわれているか
債権法の大原則
債権者代位権と債権者平等
詐害行為取消権と債権者平等
2―破産からみるとこうなる
債権者平等こそが破産の目的
「債権者平等の原則」のための手続
破産管財人の管理・処分権
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第2講 担保物権
1―民法ではどういわれているか
担保物権で「債権者平等の原則」が説明されている
なぜ担保物権で?
担保物権は民法の世界で優先権をもつか
2―破産からみるとこうなる
破産で意味を持つ担保物権
別除権となる担保物権と、ならない担保物権
別除権の行使
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第3講 動産売買先取特権
1―民法ではどういわれているか
動産売買の売主の地位
具体的な状況
特定性維持説と優先権保全説
2―破産からみるとこうなる
破産における動産売買先取特権
動産担保としての位置づけ
本来的な動産売買先取特権の行使
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第4講 非典型担保――譲渡担保と所有権留保
1―民法ではどういわれているか
非典型担保
実質と法形式との食い違い
非典型担保の担保的構成
2―破産からみるとこうなる
譲渡担保についての規定
譲渡担保設定者の破産
所有権留保の取扱い
民事執行との比較
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第5講 担保物権の性質
1―民法ではどういわれているか
前講までのまとめ
担保物権の種類
担保物権の性質
手続法的視点の欠落
2―破産からみるとこうなる
破産における担保物権の変容
別除権の行使
被担保債権との関係
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第6講 破産と権利能力・行為能力
1―民法ではどういわれているか
破産の効果
自然人の権利能力・行為能力
法人の破産の場合
2―破産からみるとこうなる
破産手続開始決定の効果
固定主義と破産者の更生
法定財団と自由財産
制限行為能力制度との比較
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第7講 権利能力なき財団と管財人の第三者性
1―民法ではどういわれているか
権利能力なき財団
管財人の第三者性
2―破産からみるとこうなる
破産財団の法的性質をめぐる従来の議論
法的信託説の登場と法的性質論の意義
破産管財人の第三者性
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第8講 連帯債務・保証債務
1―民法ではどういわれているか
連帯債務者の破産
主債務者の破産と保証債務
求償権の事前行使
2―破産からみるとこうなる
破産手続開始時現存額主義
保証債務と破産
破産手続における求償権の行使
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第9講 双務契約と同時履行
1―民法ではどういわれているか
同時履行の抗弁権
不安の抗弁権
相手方当事者の信用不安
2―破産からみるとこうなる
一方のみが未履行の場合
双方未履行の場合と破産法53条
破産法53条などの立法趣旨
継続的供給契約
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第10講 賃貸借契約
1―民法ではどういわれているか
身近な賃貸借とA君の事例
A君の大家さんが破産した場合
民法の学説の状況
2―破産からみるとこうなる
賃貸人が破産した場合
賃借人が破産した場合
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第11講 請負契約
1―民法ではどういわれているか
請負契約の性質
民法642条の処理
新しい請負契約の登場
2―破産からみるとこうなる
注文者の破産
請負人の破産
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第12講 債務と免責
1―民法ではどういわれているか
債務は永久に絶対か
A君一家の危機
責任なき債務と自然債務
2―破産からみるとこうなる
死刑宣告から再出発の法へ
免責制度の機能と位置づけ
免責の要件と手続
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第13講 租税・共益費用と財団債権
1―民法ではどういわれているか
ほとんど登場しない租税と共益費用
租税債権と民事債権との優劣
2―破産からみるとこうなる
税金に持っていかれるBさんの破産
財団債権の種類
財団債権の行使と弁済
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第14講 詐害行為取消権と否認権
1―民法ではどういわれているか
債務者の無資力と詐害行為取消権
詐害行為取消権の法的性質
2―破産からみるとこうなる
詐害行為取消権と対比した否認権の特徴
否認権の類型
否認権の行使と効果
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦
◆第15講 相殺
1―民法ではどういわれているか
便利と公平の制度
相殺の担保的機能
差押えと相殺
2―破産からみるとこうなる
相殺の拡張と制限
破産法71条・72条の制限
解釈による制限
3―具体的な事例で考えてみよう
4―結び(もっと目を広げてみよう)
もうこの問題は解けるでしょう――司法試験問題に挑戦