書籍詳細:水稲の飼料利用の展開構造

水稲の飼料利用の展開構造

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  • 紙の書籍
定価:税込 8,316円(本体価格 7,700円)
未刊
発刊年月
2017.07
ISBN
978-4-535-55881-6
判型
A5判
ページ数
496ページ
Cコード
C3061
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

飼料としての米(水稲)の利用をいかに受容するか。コメ政策が節目のいま、農家や研究者の視座を超え社会的な位置づけを問う力作。

目次

序章 本論文の課題と構成
 第1節 本論文の課題
 第2節 本論文の研究視角および構成
【第I部 分析枠組み編】
第1章 課題の背景と本研究の視座
 第1節 日本における水田と畜産の展開過程
 第2節 水稲の飼料利用に対する農業経済学的研究の困難さ
 第3節 水稲の飼料利用の分析視座の検討
第2章 既往研究の整理
 第1節 諸分野における研究蓄積
 第2節 言葉としての「飼料用米」「WCS用稲」「稲WCS」
 第3節 水稲の飼料利用の語られ方
 第4節 小括―既往研究の射程と限界
第3章 本研究の分析枠組み
 第1節 新たな分析枠組みの必要性
 第2節 調査対象地の選定
 第3節 調査対象の選定
 第4節 各章の位置付け
【第II部 分析編】
第4章 水稲の飼料利用の国際的展開と日本の特異性
 第1節 飼料作物の貿易状況
 第2節 米の飼料利用をめぐる国際比較
 第3節 日本における米の飼料利用の展開構造
 第4節 小括
第5章 日本における水稲の飼料利用の地域特性
 第1節 調査・分析の方法
 第2節 田利用状況の地域差
 第3節 飼料用米・WCS用稲生産の地域差
 第4節 得られた知見と新たな動向
 第5節 水稲の飼料利用の地域特性と事例分析における態度のあり方
第6章 主食用米の作目転換による飼料用水稲の展開構造
 第1節 島根県における飼料用米生産
 第2節 高知県における飼料用米生産
 第3節 主食用米から飼料用水稲への作付転換の展開と財政負担
第7章 農地保全による飼料用水稲生産の展開
 第1節 水田転作を担うJA出資型農業法人における作目選択
 第2節 千葉県香取市における1農事組合法人の事例
 第3節 小括
第8章 中山間地域における耕畜連携と地域農業―中山間地域等直接支払制度と飼料用水稲振興施策に焦点をあてて
 第1節 田・稲作との関係にみる中山間地域等直接支払制度の今日的特徴
 第2節 岩手県一関市上要害地区の事例分析
 第3節 小括
第9章 二毛作地域における飼料用水稲生産の存立構造
 第1節 群馬県二毛作地帯における飼料用水稲生産の存立構造
 第2節 埼玉県二毛作地帯における飼料用水稲生産の持続性の要因と効果
 第3節 佐賀県平坦二毛作地帯における飼料用水稲生産の存立構造
 第4節 新たな二毛作地帯の展開可能性―三重県の事例から
 第5節 二毛作地帯における飼料用水稲の生産・利用
第10章 多様な特性を内包した地域における水稲の飼料利用と営農システム
 第1節 千葉県香取市の取り組み
 第2節 生産組織および畜産農家の取り組み経緯
 第3節 需給緩和局面における実態と限界
【第III部 総括編】
第11章 本書の結論と残された課題
 第1節 本書の結論
 第2節 本書の限界
 第3節 本書が示唆することと今後の課題
第12章 現行施策の課題と期待される施策
 第1節 現行施策の課題
 第2節 期待される施策と残された課題