書籍詳細:国際競争力を高める企業の直接投資戦略と貿易

法政大学比較経済研究所 研究シリーズ31 国際競争力を高める企業の直接投資戦略と貿易

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,320円(本体価格 4,000円)
在庫あり
発刊年月
2017.03
ISBN
978-4-535-55876-2
判型
A5判
ページ数
256ページ
Cコード
C3034
ジャンル

内容紹介

国際貿易、国際金融、マクロ経済学、ファイナンス等、多角的な視点からわが国の国際競争力を高める方策を実証的・理論的に考察する。

目次

序 章 本書の課題と構成


第I部 企業の意思決定と国際競争力

第1章 イノベーションマネジメント──不完備契約分析
はじめに
1. モデル
2. モデルの解
2.1 非統合レジームNon-integration:R-Ownership(RO)
2.2 統合レジームintegration:P-Ownership (PO)
2.3 T=0の所有構造の選択──非統合Non-integration vs. 統合integration 
3. 資金制約とイノベーションの境界問題

第2章 日本企業の競争力と開発設計段階のコストマネジメント
はじめに
1. 原価企画とは:プロセスと特徴
2. 製品アーキテクチャと原価企画との関係
3. 製品アーキテクチャの違いとコストマネジメント
4. 結びにかえて

第3章 企業の投資戦略と直接投資の選択
はじめに
1. 本社機能の生産シェアと直接投資の選択
2. マイルズ・スノー戦略タイプと投資マネジメント
3. 戦略タイプと直接投資の選択
4. おわりに

第4章 赤字事業への投資からみた大手電機メーカーの盛衰
はじめに
1. ソニー:05〜14年度のほとんどが赤字事業投資
2. NEC:半導体の分離で赤字投資から脱却
3. 三菱電機:低収益部門への投資を継続せず
4. 企業統治改革へのインプリケーション


第II部 国際金融市場と企業の投資戦略

第5章 為替変動の不確実性と研究開発投資──日本の企業データによる実証分析
はじめに
1. 不確実性と投資行動についての先行研究
2. 分析に用いるデータの概要
3. 実証分析
4. 分析結果
5. 結 論

第6章 日本の自動車の海外現地生産化と為替相場のパススルー
はじめに
1. 日本の自動車産業について
2. 理論的考察
3. データ分析
4. まとめと展望

第7章 地域内金融取引の増加が国際的な株価の連動性に与える影響
はじめに
1. 金融市場のグローバル化と新興国市場
2. 実証分析
3. 推定結果
4. むすびにかえて


第III部 貿易・直接投資とマクロの国際競争力

第8章 自由貿易推進と国際競争力の推移
はじめに
1. リカード理論に基づくグラビティモデル
2. サンプル国とデータ
3. 比較優位に基づく国際競争力の推定
4. 競争力の源泉と絶対優位の推定
5. 結 論

第9章 地域貿易協定における原産地規則と直接投資
はじめに
1. 原産地規則の概要
2. 先行研究
3. 原産地規則の制限性
4. 実証分析
5. おわりに

第10章 FDIを考慮したDSGEモデル
はじめに
1. 既存研究の整理と本研究の目的
2. モデルの定式化
3. IRFによるシミュレーション分析
4. まとめ

第11章 海外直接投資および金融市場の発展と経済成長の関係
はじめに
1. 先行研究
2. モデル
3. データ
4. 推定結果
5. 先行研究との比較
6. 結 語