書籍詳細:人間性と経済学

人間性と経済学 社会科学の新しいパラダイムをめざして

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,040円(本体価格 6,400円)
在庫あり
発刊年月
2017.02
ISBN
978-4-535-55867-0
判型
A5判
ページ数
488ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

経済学の目的は、究極的には人間にとって「満足できる生活」、人間を「幸せ」にすることである。経済学に何ができるだろうか。

目次

序 章 本書の狙い、構成、概要
第1部 経済学の多様な展開と特徴、課題
 第1章 多様な展開をみせる現代経済学
 第2章 主流派経済学の「強さ」と「弱さ」
 第3章 経済政策論からみた経済学の課題
 第4章 主流派経済学の課題とその対応方向

第2部 社会科学の新しいあり方(1):方法論の革新
 第5章 総合政策学の発想:必要性、理論的基礎、方法論
 第6章 人間の幸福度への着目:幸福の構成要素
 第7章 人間を幸せにする要因:結果追求よりも原因指向の対応

第3部 社会科学の新しいあり方(2):人間の行動動機の多様性認識
 第8章 利他主義の動機、成立構造、効果
 第9章 黄金律の起源、発展、意義
 第10章 コミュニティの機能:その組織的特徴と力の源泉

第4部 社会科学の新しいあり方(3):人間の生き方の探求
 第11章 個人と組織のインテグリティ:その意義と社会的機能
 第12章 個人の幸福追求と社会の発展:その関連性
 第13章 個人の幸福実現と社会発展を統合する実践哲学
結語
引用文献
事項索引

書評掲載案内

■2017年3月25日付『日本経済新聞』活字の海で(29面)