書籍詳細:インドネシアの経済発展と所得格差

インドネシアの経済発展と所得格差 日本の経験と比較分析

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,992円(本体価格 7,400円)
在庫あり
発刊年月
2017.01
ISBN
978-4-535-55870-0
判型
A5判
ページ数
240ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

経済成長とともに進行したインドネシアの地域所得格差。その実態と要因を分析し経済発展が生む所得格差格のメカニズムを考察。

目次

第1章 研究課題と分析の視点1
1. 本書の目的
2. 所得格差に関する従来の研究
3. 本書の視点
4. 本書の構成
第2章 インドネシアの経済発展と地域経済
1. 経済発展の推移
2. 農業および非農業就業者の推移
3. インドネシアにおける州とその経済
4. 所得格差の推移――国際比較
5. おわりに
第3章 労働過剰と労働分配率――分析フレーム
1. 労働過剰の分析
2. 労働過剰経済における労働市場
3. 労働分配率の変化
4. 所得格差の変化
5. おわりに
第4章 賃金率と貧困ラインの変化
1. 州別農業賃金率の変化
2. 貧困ライン
3. 農業賃金率と貧困ライン
4. 製造業賃金率の推移
5. 農業賃金率と製造業賃金との比較
6. おわりに
第5章 賃金形態と雇用吸収メカニズム
1. 効率賃金仮説の栄養モデルと現物賃金
2. 途上国における現物賃金の役割
3. 慣習的な経済制度としての現物賃金
4. 実証分析モデルとデータ
5. 推計結果
6. おわりに
第5章補論 分位点回帰(QR)の構造
第6章 貧困世帯比率と貧困世帯の分布
1. 貧困世帯比率の推移
2. 州別貧困世帯の分布
3. 農村失業率の推移
4. おわりに
第7章 農業・非農業間の労働移動
1. 1980-2012年における農業・非農業間の労働力移動
2. 2006-10年における州別農村・都市間の労働力流出入
3. 1991-95年と2006-10年の流出率の変化
4. 農業からの流出に及ぼす要因
5. おわりに
第8章 農業における賃金率と労働の限界生産力
1. 統計データを使用したこれまでの分析
2. 水稲生産のデータと生産関数計測方法
3. 生産関数の推計結果
4. 労働の限界生産力と賃金率
5. おわりに
第9章 経済発展と労働分配率の変化
1. インドネシアにおける労働分配率の変化
2. 州別水稲生産および業種別製造業の労働分配率
3. 日本における労働分配率の変化
4. おわりに
第10章 労働分配率と所得格差の推移
1. 労働分配率の上昇が人的所得分配に及ぼす影響
2. 所得格差の推移
3. インドネシアの所得格差――予想される推移
4. おわりに
第11章 結 論
1. 本書の研究で分かったこと
2. 本書の意義
3. 所得格差縮小のための政策提言