書籍詳細:辺野古訴訟と法治主義

辺野古訴訟と法治主義 行政法学からの検証

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
在庫僅少
発刊年月
2016.08
ISBN
978-4-535-52206-0
判型
A5判
ページ数
272ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

政府の主張の根本的な問題点を鋭く指摘。辺野古新基地建設をめぐる沖縄県と政府との訴訟に関する重要な争点を行政法学者が一審の経過から分析。辺野古訴訟が問うのは、私たちの国における法治主義と地方自治のあり方そのものである。

目次

第I部 総 論
 第1章 [総論]辺野古訴訟の経過と意義…紙野健二
 第2章 和解と国地方係争処理委員会決定の意義…本多滝夫
第II部 法的論点の検証
 第3章 「固有の資格」と不服申立て…徳田博人
 第4章 自治体の争訟権について…人見 剛
 第5章 辺野古訴訟における代執行等関与の意義と限界…白藤博行
 第6章 辺野古新基地建設と国地方係争処理委員会の役割…武田真一郎
 第7章 埋立免許・承認における裁量権行使の方向性…亘理 格
 第8章 埋立承認の職権取消処分と裁量審査…榊原秀訓
 第9章 埋立承認の職権取消処分と取消権制限の法理…岡田正則
第III部 資 料

書評掲載案内

■2016年12月18日付『赤旗』読書面(9面)評者:前田定孝氏(三重大学人文学部准教授)
■『 LORCジャーナル』 2017年3月号 vol.10(24頁)