書籍詳細:触法精神障害者をめぐる実証的考察

触法精神障害者をめぐる実証的考察 責任主体としての家族

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,940円(本体価格 5,500円)
在庫あり
発刊年月
2015.12
ISBN
978-4-535-52143-8
判型
A5判
ページ数
288ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

重大な他害行為を行った精神障害者と家族を取り巻く現状を、家族の法的・社会的責任の付与/引き受けに焦点をあてて明らかにする。

目次

はじめに

序章 研究対象としての〈当事者〉性の付与と引き受け

1.問題の背景

2.三つの設問

3.本書の構成

4.用語の説明



第1章 法制度上にみられる触法精神障害者家族への〈当事者〉性の付与

1.連帯責任者――縁坐制

2.監督義務者――民法714条

3.成年後見人――民法7条~14条

4.扶養義務者――民法877条

5.保護者――精神保健福祉法20条、医療観察法2条(改正後23条の2)

6.まとめに代えて



第2章 裁判事例にみられる〈当事者〉性の付与と引き受けの態様

1.理論基盤としてのエスノメソドロジー

2.司法プロセスに関する既存の研究

3.方法

4.被告と原告側代理人による事件の再構成

5.被告と被告側代理人による事件の再構成

6.原告(被害者の夫)と原告側代理人による事件の再構成

7.原告(被害者の母親)と原告側代理人による事件の再構成

8.まとめに代えて



第3章 裁判事例にみられる〈当事者〉性の付与と引き受けの条件

1.方法

2.〈当事者〉性の付与と引き受けを左右する条件

3.条件に対する被害者側の認識

4.条件に対する害を加えた側の認識

5.まとめに代えて



第4章 触法精神障害者家族の経験を通してみる〈当事者〉性の引き受け

1.理論基盤

2.先行研究の分析

3.方法

4.触法精神障害者家族の経験――ストーリーライン

5.つながりの転換期

6.つながり再構築へのアプローチ

7.つながりの再構築と維持

8.まとめに代えて



第5章 責任を引き受けるということ



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